遠征軍駐屯所
- 大魔王城2階の「カーロウ(D-2)」に報告すると、イベント発生
・アビスジュエル「大魔王領→○○城・玉座の間」から移動 - 「バルディア山岳地帯」の「ザバディガル岩峰(C-6)」に行く
- 「遠征軍駐屯所(H-6)」に行く
- 「シィジャン兵士長(H-6)」と話す
- 「バルディスタ要塞」に行き、玉座の間に行くと、イベント発生
・アビスジュエル「バルディスタ要塞→バルディスタ要塞・城前」から移動 - 「大魔王城」に戻り、「カーロウ」と話すと、イベント発生
・アビスジュエル「大魔王領→○○城・玉座の間」から移動 - 2階の「医務室(F-5)」に行くと、イベント発生
- 「玉座の間」に戻ると、イベント発生
デモンマウンテン
- 「デモンマウンテン」に行く
・アビスジュエル「ゲルヘナ周辺→デモンマウンテン」から移動 - 「ジャディンの園(D-1)」に行き、中を少し進むと、イベント発生
- 戦闘
- 「ゴダ神殿(D-1)」に行く
- 「謁見の間」を通り抜け、「魔選の儀礼場」へ行く
- 「根源のほこら」へ行くと、イベント発生
- 「封神の参道(D-3)」を降りる
封神の参道
- 1階:「階段(E-6)」を降りる
- 地下1階:「階段(F-5)」を降りる
- 地下2階:「階段(E-6)」を降りる
- 地下3階:「階段(D-4)」を降りる
- 地下4階:「階段(C-5)」を降りる
- 地下5階:「階段(D-4)」を降りる
- 地下6階:「階段(D-2)」を降りる
- 地下7階:「ジャゴヌバ神殿(E-2)」に行く
ジャゴヌバ神殿
- 「階段(F-5)」を降りて、「光源の間1」に行く
- 「操作盤」を調べる
・上部 太陽の光の色を変える
左から3番目→緑
左から5番目→青
・左部 月の光の色を変える
上から3番目→赤
上から4番目→青
上から5番目→赤 - 1階の「謎の祭壇」に戻り、「台座」に捧げる
- 「階段(C-4)」を降りて、「光源の間2」に行く
- 「操作盤」を調べる
・上部 太陽の光の色を変える
左から2番目→赤
左から3番目→緑
左から5番目→赤
・左部 月の光の色を変える
上から2番目→青
上から3番目→緑
上から4番目→青
上から5番目→青
- 1階の「謎の祭壇」に戻り、「台座」に捧げる
- 地下1階に降りて「階段(E-6)」を降り、「光源の間3」に行く
- 「操作盤」を調べる
・上部 太陽の光の色を変える
左から1番目→青
左から2番目→青
左から4番目→赤
左から5番目→青
左から6番目→赤
左から7番目→青
・左部 月の光の色を変える
上から1番目→緑
上から2番目→赤
上から4番目→赤
上から6番目→赤
- 1階の「謎の祭壇」に戻り、「台座」に捧げる
- 出現した「階段」を降り、「異界滅神の間」に入ると、イベント発生
- 結界に入ると、戦闘
- 大魔王城の「玉座の間」に行くと、イベント発生
メインストーリー続き
Ver5.4待ち
Ver5.3追加クエスト等
- Ver5.3「勇者復活」
- クエスト638「ワクワク温泉ライフ!?」(温泉効能付きヒノキ風呂)
- クエスト639「壱の五声は歌の声」 (レベル解放Lv114→Lv116)
- クエスト640「美容師のプライド」 (美容院の色追加クエ)
- クエスト641「雷火に浮かびし我が魔城」(ご当地便せんクエ)
- クエスト642「4色ポップコーンを作れ!」
- クエスト643「ザード遺跡の息吹」
- クエスト644「決戦!ドクロポーカー」
- クエスト645「ぼくのいのちの恩人さん」
- クエスト646「ある魔術師の悔恨」(忠臣のピアス入手)
- クエスト647「大魔王の魔界史」
- クエスト648「大魔王のお召し物」(大魔王の衣装レンタル解放)
- クエスト649「大魔王の金庫番」
- クエスト650「大魔王の征戦」
- クエスト651「大魔王の舞踏会」(しぐさ「始まりの大魔王の舞」)
- クエスト652「大魔王の巨像」
- クエスト653「ふたりの近親憎悪」(破界篇)
- クエスト654「芸術の殉教者」(破界篇)
- クエスト655「死へと導く滅びの光」(破界篇)
本棚
- 『魔界芸術の巨匠たち』という 本だ。
○○は 押し花のしおりが
はさんであるページを 見つけた。
□
モヒペンコは 当代随一との
呼び声高い 彫刻家だ。
□
彼の実力は 若い時分から 抜きんでており
当時の 大魔王顔壁つきの 彫刻家から
ぜひにと請われ 後継者となった。
□
かの芸術家大魔王 マデサゴーラも
モヒペンコが 大魔王顔壁に刻んだ
己の彫刻の出来栄えを 絶賛したという。
□
筆者がインタビューをしたとき モヒペンコは
石くれに命を吹きこむ その武骨な手に
繊細なティーカップを持って こう話した。
□
「僕もそうですが 魔界に住む人々の多くは
大魔王という存在に対して
深い敬愛と 憧れを 抱いています。
「大魔王顔壁は 偉大な大魔王たちが
実際に訪れ その雄姿を 刻んだ場所。
ここに来れば 誰もが 憧れの大魔王に会える。
「僕の作品で 誰かが 喜んでくれる。
芸術家として これ以上の 喜びはないと
僕は 思うんです。
(グラデル台地 小屋 F-4)
クエストメモ(ネタバレ)
- カーロウ:な……なんと まばゆい ご尊顔……! ご即位なされた頃とはまさに別人! みごと威厳を身につけられましたな! ささ 大魔王さま。次なるご公務でそのすばらしき威厳を魔界の民草に知らしめましょうぞ!
ちょうど さらなる高みを目指す 大魔王○○さまの助けになろうと3魔王の方々から申し出がありました。東翼にある それぞれの魔王の私室をお訪ねくださいませ。どの申し出から引き受けるもご自由ですぞ。すべて解決なさいましたら玉座の間にいる このワタクシめにお知らせください。では大魔王○○さま。ご健闘をお祈りしておりますぞ! - カーロウ:さすがですぞ 大魔王さま! すっかり大魔王らしさを身につけられて。このカーロウ思わず うれし涙が……。大魔王即位から時を置かずして これほど多くの業績を成しとげられるとは! いやはや まこと お疲れさまでございます。ずっと働きづめでいらしたのです。しばらくの間はこの城でのんびり羽でも伸ばされて……なにごとだ!? 大魔王さまの御前であるぞ!
- おそれながら申し上げます! バルディスタ領の辺境……アストルティアへと続く大洞穴付近に 突然魔瘴塚が発生いたしました! 魔瘴塚からは膨大な魔瘴が噴出しており 近隣の遠征軍駐屯所の兵たちが救援を求めております!
- カーロウ:ご苦労! よくしらせてくれた。お部屋にいらっしゃるイルーシャさまをここへお呼びしてくれ。遠征軍駐屯所は対アストルティアの最前線。かの地を救ったとなれば 大魔王さまのご威光はいや増すかと! お疲れのところ申し訳ございませんが 遠征軍駐屯所の救援にご出発を! おお! お待ちしておりましたぞ! 魔瘴の巫女イルーシャさま! じつは かくかくしかじかで……
- イルーシャ:魔瘴がそんなに……!? 放っておいたらみんなの命が……。すぐに助けにいきましょう!
- カーロウ:おお イルーシャさま……! なんと おやさしい お言葉! 大魔王さま。イルーシャさまも こうおっしゃっておられます。どうか かの地をお救いくださいませ。遠征軍駐屯所はバルディア山岳地帯 南の門の先にあります。ご武運をお祈りしておりますぞ!
- イルーシャ:がんばろうね ○○!
- マンベレ:この先はバルディスタ軍の最重要拠点! しかも現在魔瘴塚が発生している。用なき者は立ち去るがいい!
むっ? 救援要請に応じてやってきた? し……しかもあなたが大魔王○○様ーっ!? たいへん失礼いたしましたっ! ザハディガル岩峰の遠征軍駐屯所はこの扉の先です。どうぞお気をつけて! - ラジッチョ:ここは遠征軍駐屯所……むむ? もしや……あなたは新しい大魔王の○○さまでございますか!? 魔瘴塚出現の報を受け 大魔王みずからわざわざこの辺境まで来てくださるとは。私感激でありますっ! せっかく ご足労いただいたのですが 魔瘴は無事鎮まりました! くわしくは奥のシィジャン兵士長におたずねください。
- シィジャン兵士長:これは大魔王○○様! このような辺境まで足をお運びいただき まこと光栄でございます。……そうですか。魔瘴塚を鎮めるために魔瘴の巫女さまを伴って……。なんとありがたき お心よ。ですがご覧になったとおり魔瘴塚はすでに鎮まって……いえ謎の集団によって封じられたのです。突然このあたりに発生した魔瘴塚から 伸ばした手の先すら見えぬほどの魔瘴が噴出し 死を覚悟したそのとき……フードをまとった謎の集団が現れ すべての魔瘴塚を封じ込め 立ち込める魔瘴を打ち消したのです。驚く我々に奴らはこう問いました。強い 女の魔王を探している。居所を白状するがいい……と。おそらく魔王ヴァレリア様に恨みを持つ連中なのでしょう。もちろん知らぬ存ぜぬを通しました。すると謎のフードの集団は意外なことにあっさりあきらめ そのままいずこかへと立ち去りました。ですが いずれは探している魔王がヴァレリア様であるとつきとめ バルディスタへ現れることでしょう……。大魔王○○様! バルディスタ要塞のベルトロ様に警護を強めよと どうかお伝えくださいませ。
- ベルトロ:これはこれは 大魔王様。ちょうどいい所へ おいでなすった! じつはどうしてもアンタの耳に入れときたいことが……おっと失礼。そっちの用事から先に聞くとしよう。で 今日はどうしたんだ? うちのお嬢サマが何かしでかしたかい?
○○はベルトロに遠征軍駐屯所に現れたという 謎の集団が来ていないか聞いてみた!
そうそう! 俺もその話がしたかったんだ! さすがは大魔王様だねえ~。そうともお探しのフードの集団なら 確かにここバルディスタに現れたぜ。……魔王ヴァレリアを探しに……な。
……あの日。ヴァレリアが大魔王城へと旅立ち バルディスタ要塞が手薄になったその隙をつくかのように……ヤツらは現れたのさ!
- 女の魔王は どこだ?
隠すならば 容赦はせぬぞ…… - 貴様らっ 何者だ!?
- 邪魔だ…………どけ
- うわああああーっ!
- ベルトロ:謎のフードの集団はバルディスタ軍の精鋭たちを片っぱしからなぎはらい とうとう玉座の間まで到達した。
- この国の魔王は どこだ あやつの首を 取るまでは この城から 帰らぬぞ……
血には血を 命には命を 貴様らの主君の 居場所を 白状しろ…… さすれば 兵たちは 見逃してやろうぞ……!
- ベルトロ:ヴァレリアが滅ぼした国は数知れず。おそらく謎のフードの集団も その生き残りだろうと 俺は考えた。連中が誰かの仇討ちのために来たのは明らかだが……さて どうする? ……鬼神のごとき強さの剣士が率いるは それぞれ並みならぬ魔法の使い手が3人。残念ながら俺のウデじゃ手に余る相手だ。俺ひとりなら生き延びられるかもしれんが 他の連中は みな殺しにされちまう。ここで戦うのは得策とは言えねぇだろう。とすれば答えはひとつ!
- 答えよ……女の魔王はどこにいる? これ以上 かばいだてするならば……
- ベルトロ:待て 無作法なる侵入者めが! そなたらが探す 魔王ヴァレリアならば ここにはおらぬぞ!
- なんだと……?
- ベルトロ:魔王ヴァレリアは大魔王城にあり! さあ 教えてやったぞ! 約束通り バルディスタから出てゆくがいい!
- 大魔王城だな ……その言葉 いつわりはないだろうな
- ベルトロ:……てなわけで謎のフードの集団は はるか大魔王様の城を目指すため バルディスタから出ていったんだ。ま 多少の脚色は加えたけどな。お探しのフードの集団なら いずれ大魔王城へ現れるはずだぜ。あんたたちがそろってりゃ なんとかなるさ。ヴァレリアの敵はアンタの敵! それが大魔王の責任ってモンだろ? さ あとは頼んだぜ。大魔王様!
- イルーシャ:大魔王城のみんな大丈夫かな……? 急いでお城まで帰りましょう。
- ベルトロ:お探しのフードの集団なら しばらく前バルディスタに来たぜ。ウチのお嬢サマを恨んでるみたいだったな。だから 魔王ヴァレリアは大魔王城にいるって教えてやったんだ。そりゃ俺だって命が惜しいからな。臣下の敵は大魔王の敵って言うだろ? さあさ 大魔王○○サマ! 謎のフードの集団のことはまかせたぜ! ……そうそう。反乱軍に捕まってたナラジアって人間はずいぶん探したが 行方知れずだ。どっかでのたれ死んだかねえ。
- ヴァレリア:ほほう……。ベルトロのやつめ 戦わずして謎のフードの集団とやらをバルディスタから追い払ったのか。やはり あいつは食えん男だ。とはいえ今回ばかりは感謝せねばな。ヤツらはいずれ 大魔王城を訪れる。……その時は手出し無用。私がじきじきに成敗してくれよう。今の話 一応侍従のカーロウの耳にも入れておいたほうがよいだろう。奴は玉座の間にいるはずだ。
- アスバル:魔瘴への耐性は その者の魔族としての強さで変わってくる。僕たちは多少の魔瘴ならば平気だけど 打ち消すことはできない。その謎のフードの集団が本当に魔瘴の巫女に匹敵するチカラを持っているというなら警戒すべきだろう。
- ユシュカ:魔王ヴァレリアを恨んでる連中なんて ごまんといる。謎のフードの集団とやらも 昔あいつに滅ぼされた国の残党だろう。ここでヴァレリアに代わってそいつらを退治すれば お前の株も上がる。せいぜい がんばってくれよ。
- カーロウ:おお おお 大魔王○○さま! ご無事で何よりでございます。バルディスタを襲った謎のフードの集団が ここ大魔王城を目指していると すでに報告を受けております。……それにしても なにゆえ魔王ヴァレリアどのを恨んでいる連中が魔瘴を打ち消すチカラを持っているのか。なんにせよ 厄介な相手に違いありません。城の警備は固めさせてありますが 大魔王○○さまもお気をつけて……
- 恐れながら 大魔王様に申し上げます! 何者かが大魔王城の外にほどこした 外敵除けの結界を破り 城に接近中です! ほどなくして正門まで到達するかと……。すでに魔王様がたには ご連絡いたしました。大魔王様も襲撃にお備えください!
- カーロウ:これは いち大事でございますぞ! 大魔王さま! すぐさま迎撃のご準備を!
- ユシュカ:うわさのフードの集団がお出ましのようだな。
- ヴァレリア:ベルトロから報告は受けている。敵の目的はこの私らしいな。貴様らは引っ込んでいるがいい!
- アスバル:君の強さを知らないわけじゃないが……万が一ということもあるからね。
- ヴァレリア:ここは我等に! 大魔王は大魔王らしく 玉座に悠々と座していていただこう!
- ユシュカ:…………!?
- アスバル:僕の結界を こんなにあっさりと……!?
- ヴァレリア:そこまでだ! 大魔王城を血で汚すことは気が進まぬが仕方あるまい……。……何者だ?
- ナラジア:僕は……わからない……覚えてない……。君…が イルーシャ……? よかっ…た……。僕……君に……会うため……ここまで…………
- イルーシャ:…………!?
- ユシュカ:イルーシャとそっくりだと? いったい どうなってるんだ……。
- カーロウ:とにかく医務室へ! 誰か! この者を医務室まで運んでくれ! さきほどの者はひとまず医務室で寝かしてあります。イルーシャさまと うりふたつの姿とはどうも気になりますな。いったい何者なのでございましょう? 謎のフードの集団襲来! ……かと思いきや とんだ肩すかしでございましたなあ。ともあれ今後も警戒は続けてまいります。そうそう大魔王さま。あの人間の男が気になるようでしたら医務室へ行ってみてはいかがですかな? 医務室は城の東翼2階でございます。謎の男の容態は医者におたずねください。では大魔王さま。失礼いたします。
- ドクター・ムー:……ずいぶん衰弱しておる。この城まで生きてたどり着いただけでも 奇跡のようなものじゃな。
- イルーシャ:この人……助かりますか?
- ドクター・ムー:わからん。本人の生きる意思が強ければ やがて回復し 目を覚ますじゃろうが……。
- イルーシャ:初めて会う人のはず……なのに どこか懐かしい気持ちになるの。お願い 目を覚まして……。あなたと話がしてみたい……。………………?
- ドクター・ムー:なっ 何をしたんじゃ!? これっ ケガ人から離れなさい! ふむ……異常はないようじゃな。しかし 今の光はいったい……? とにかく今は絶対安静じゃ。よいか みなの者。めったなことはするでないぞ!
- イルーシャ:静かにしているなら この部屋にいてもいい……?
- ドクター・ムー:……ま いいじゃろう。こやつが目を覚ますか ……はたまた 息を引き取るかしたら すぐに教えよう。大魔王。アンタは忙しい身じゃ。ケガ人のことは ワシらにまかせておきなさい。カーロウのヤツにも そう伝えておいてくだされ。
- イルーシャ:私がちゃんと看病するから 心配しないでね……。
- ヴァレリア:……あいつが大魔王どのとベルトロが魔界解放軍から救ったというナラジアという人間なのか?
- ユシュカ:ただの人間が丸腰で魔界を横断してきただと……?
- アスバル:それだけじゃない。城の外にほどこされた外敵除けの結界も 僕の封印魔法も あいつには通用しなかった。とても ただの人間とは思えないよ。
- ヴァレリア:……イルーシャ うりふたつの容貌に加え 彼女に会うためだけにやってきた謎の人間……か。謎のフードの集団と関係ないとも限らん。あやつが目を覚ましたら 厳しく尋問せねばならぬな……。
- ご報告いたします! 陛下の新しい武器……大魔王の鎌が完成いたしました!
- カーロウ:おお! 待ちわびておったぞ! ささ こちらに……
- ヴァレリア:なんと見事な……。新たなる大魔王にふさわしい逸品だ。
- ユシュカ:なあ。せっかく鎌が届いたんだ。大魔王の装備をひと通り身につけてみろよ。
・はい
・いいえ
そうこなくっちゃな! じゃあ さっそく着替えてみろ……じゃない。お着換えください。大魔王サマ。
○○は大魔王の武器と装備を身につけた! - アスバル:すごいや……見違えたよ! どこからどう見たって大魔王だ。ちょっとその鎌を構えてみてよ!
- ヴァレリア:ほほう。なかなかの闘気を放つ。改めて手合わせしてみたいものだな。
- ユシュカ:次は玉座に座ってみろよ! ほらほら遠慮するなって。
- ヴァレリア:……バルディスタに攻め入ったのは貴様らだな? おおかた仇討ちのたぐいであろう。大魔王城まで のこのこやって来たその蛮勇を讃え 私がじきじきに相手をしてやろう。
- ……長い道のりでした。命を賭した修行の日々も 魔界の深奥へのつらく厳しい旅もすべてはこの時のため……。魔界を滅ぼし 大魔王を倒す。……それこそが勇者の使命! 我が名はグランゼドーラ 第一王女にして 当代の勇者アンルシア!
- 勇者姫アンルシア:太古より続くアストルティアへの侵攻と非道なる破壊と殺りくの数々……もはや許すわけにはいきません! 決着をつけましょう魔王ヴァレリア。そして……災いの根源……大魔王!!
- ヴァレリア:誰かと思えば……あの時のアストルティアの小娘か。大魔王にでていただくまでもない。私にまかせてもらおう! はぁあああああああッ!! ……ぐっ……。きさ…まっ……!?
- 勇者姫アンルシア:……代々の勇者と盟友たちよ。どうか私にチカラを。
- アスバル:ずいぶん剣技に自信があるようだね。でも……これはどうかな?
- 勇者姫アンルシア:我が剣はアストルティアのために!
- シンイ:故郷を滅ぼされ同胞の命を奪われた怒りと絶望……とくと思い知っていただきますよ。
- ユシュカ:勇者……ッ! まさか これほどまでとは……!?
- 勇者姫アンルシア:……大魔王!! アストルティアの悲しみの歴史に今こそ私が終止符を打つ!大魔王……いざ 勝負っ!!
まさか怖気づいたというのですか? もう逃げ場はありません。大魔王! 今すぐ私と戦いなさい! - ヴァレリア:……やってくれたな。面白い。それでこそ勇者よ……!
- シンイ:アンルシア姫! ここは私たちにまかせて大魔王のもとへ!
- 勇者姫アンルシア:大魔王……覚悟ッ! くっ……! まだまだぁ!! …………ッ!本当にあなた……なの? ○○……! でも……どうして あなたが大魔王なの……?
- 正体が明らかになった○○は アンルシアたちに休戦を申し出ると 大魔王城の会議室に案内した。
そして 一度は命を落としかけたもののユシュカの魔力によって救われたこと……来たる大魔瘴期から世界を救うため大魔王に即位したことをアンルシアたちに説明した……。 - 勇者姫アンルシア:……あなたがそこにいる魔王ユシュカに命を救われた恩を感じているのはよくわかったわ。でも……これまで魔王たちがアストルティアに何をしたのか忘れたの? なのに魔界の味方につくというの?
- ユシュカ:大魔王が救うのは魔界だけじゃない。アンタらが住む アストルティアもだ。大魔瘴期の到来は予想以上に早く その影響は魔界だけでは済まない。ふたつの世界は光の河をへだててつながっている。魔界を滅ぼした魔瘴は必ずアストルティアをも覆い尽くすだろう。もはや魔界の民とアストルティアの民が戦っている場合ではないんだ。これまでの恨みは忘れ 休戦してほしい。ともに大魔瘴期に立ち向かおう!
- エステラ:立ち向かう……とおっしゃいますが 何か策があるのですか?
- アスバル:そこにいる 魔瘴の巫女イルーシャは魔瘴を鎮めるチカラを持っている。まず巫女が大魔瘴期の到来を遅らせる。その間に協力して元凶を突き止めよう。たがいに知恵を出し合えば 大魔瘴期を止める方法も見つかるはずだ!
- 賢者ルシェンダ:魔瘴の巫女だと……? その娘にそんなチカラが?
- シンイ:……私たちの故郷 エテーネの村は あなたがた魔族によって滅ぼされました。唐突に大魔瘴期だの 魔瘴の巫女だのと言われても おいそれと信用はできません。……正直なところ あなたがたを前にしてこうして冷静に対話することだけで 私にはせいいっぱいです。
- 勇者姫アンルシア:盟友であるあなたのことは信じてるわ。けれど そんな簡単にすべてを水に流せと言われても……。
- ヴァレリア:……フン。勝手なことを。同胞を失った恨みならば 魔界も同じだ。
- 申し上げます! デモンマウンテンに異変が起きました! 大量の魔瘴が噴出し 山頂を覆い尽くしています!
- ユシュカ:デモンマウンテン……? まさか……魔仙卿のしわざか? ……アストルティアの勇者よ。大魔瘴期の到来がうそじゃないって事をその目で確かめる気はないか? このまま手をこまねいてたらどうなるか ジャディンの園に行けばわかるはずだ。俺たちについてきてくれ。
- イルーシャ:私が魔瘴を鎮められるところ……見てもらいたいの。一緒にデモンマウンテンに行きましょう?
- エステラ:魔瘴があふれるような危険な状況へ 魔界の住人ならざる私たちが出向くのは危険すぎます。魔瘴の巫女のチカラを見定めるなら 例えばアストルティアに出現した魔瘴で確かめるなどの方法もあるはずです。
- ユシュカ:やれやれ……。わかっちゃいるが信用がねえなあ。
- 勇者姫アンルシア:……では魔界とアストルティアから双方の代表者が同数ずつ出発することにしましょう。魔界側の代表者は私が選びます。この条件でいいというならジャディンの園まで行きましょう。
- ユシュカ:……まあいいだろう。それで気が済むってんならな。
- 勇者姫アンルシア:アストルティアからは私と賢者ルシェンダさまが。魔界からは魔王ユシュカと魔瘴の巫女イルーシャさんにお願いします。……そしてもうひとり。あなたにも来てほしいの。魔界とアストルティアそれぞれを知る者として……。
- ユシュカ:よし! これで決まりだな。魔仙卿ってヤツが何者なのか くわしい話は道中説明しよう。……ではデモンマウンテンの頂上へ出発しよう!
勇者姫アンルシアのおめかし衣装のリストに『大勇者の天衣』が追加されました! - 勇者姫アンルシア:あなたが大魔王だと知ったときは すごく驚いたし なんだか裏切られたような気持ちがしたけど……でもこうして話してみてわかったの。あなたは何ひとつ変わらない……私の知ってる○○のままだって。生きていてくれるって信じてた。……○○。あなたと再会できて本当によかった。
- 賢者ルシェンダ:まさか○○が大魔王になっていたとは……盟友にして大魔王とは なんと数奇な運命よ。アンルシアは魔王ヴァレリアに敗れて以来 厳しい修行を重ねていたのだが突然強大な魔族の気配を感知したそうなのだ。もはや一刻の猶予もならぬ。先手を打って アストルティアを守るのだ……と アンルシアは魔界へ旅立ったのだ。アンルシアが乗り越えてきた試練は かつてとは比べ物にならん……。○○。あの子は強くなったぞ。
- シンイ:ガミルゴの盾島での戦いの後 魔族たちがアストルティアから退き ほっとしたのもつかの間……ヴェリナード王国に強大な魔族が出現。正体を隠し オーディス王子に接触したものの女王ディオーレに怪しまれ 姿を消したとか。魔族どもが再び牙をむくのは確実。……ならばその前に大魔王を討伐すべし! アンルシアさんはそう決断されました。行方不明の盟友に代わり 勇者とともに戦うべく集められたのが私たちです。なのに なぜ あなたが大魔王なのです……。
- エステラ:アンルシアさんは 賢者ルシェンダさんとシンイさんを連れて 竜族の隠れ里へ いらっしゃいました。アストルティアを救うため 同胞である竜族にもチカラを貸してほしいと……そうおっしゃってくださったのです。みなさんと魔界を旅している間 なぜか竜族の世界を思いだすのが不思議でしたが 魔界の成り立ちを聞いてわかった気がします。
- アスバル:すごいよ ○○……! 君は大魔王であるだけでなく アストルティアでは勇者の盟友なんだね! ○○が架け橋になってくれたら魔界とアストルティアも和解できる。ああ……。本当に君って最高だよ! ジャディンの園に噴出した魔瘴をみれば 大魔瘴期の到来が真実だと彼等もわかってくれるはずだ。おっと。のんびりしてる場合じゃないね。○○。イルーシャや勇者たちとデモンマウンテンへ急いでくれ!
- ヴァレリア:……貴様がアストルティアの出身であることは知っていたが あの勇者の盟友だったとはな。よくもこれまで たばかってくれたものだ。……いや。責めるつもりはない。貴様の正体を見抜けなかった我々がおろかであっただけのこと。だが覚えておけ。もし 貴様が魔界に仇なすならば このヴァレリアが容赦せん。そして…… いずれ あのいまいましい勇者と盟友である○○……貴様らを私がまとめて倒してやるとな!
- 勇者姫アンルシア:ひどい……!
- イルーシャ:モモリオン王! みんな!? お願い。返事をして……!
- アントワネット妃:……マ…マドモアゼル……? 逃げたほうが…いいの…だわ……。
- イルーシャ:しっかりして! すぐに私が魔瘴を消すから!
- アントワネット妃:どうして こんな……。
- ユシュカ:くそっ……! 予想以上にひどいぜ……。
- イルーシャ:……………!
- ユシュカ:やっぱり あいつのしわざなんだな。みんな! 追いかけるぞ…… くっ……。いまいましい 魔瘴め……! このままじゃ やられちまう!
- イルーシャ:……私にまかせて! だめ……負けるわけには……。みんなを助けなきゃ……! ……あなたは!
- ナラジア:イルーシャ……。どうしても この場所に来なければならない気がして……。そしたら 君に会えたんだ。けど いったい何が起きたんだい……?
- イルーシャ:はぁ はぁ……。これじゃ キリがないわ……!
- ユシュカ:あいつ……イルーシャと同じチカラを?
- 勇者姫アンルシア:あれが……魔瘴の巫女のチカラなのね……。
- ナラジア:うわあああっ!? やめてくれ……助けて!
- ユシュカ:チッ 邪魔が入ったな……。仕方ない。とっておきを使うか! コイツでもくらいな!
- 賢者ルシェンダ:今のは…………? 加勢するぞ 小僧!
- ユシュカ:小僧だと? 誰に向かって…… イルーシャ! 今のうちだ!!
- 勇者姫アンルシア:……させない! 今度は勇者と盟友がお相手するわ! さあ かかってきなさい!
- 巨大魔瘴魂と戦闘
- 賢者ルシェンダ:どうにか魔瘴魂は一掃できたようだが……ひどい有様だ。
- 勇者姫アンルシア:……イルーシャさんたちが魔瘴を鎮めてくれなかったら みんな……死んでいたかもしれない。おふたりともありがとう。
- ユシュカ:しかし……ナラジアといったか? お前も魔瘴をあやつれたとはな。
- イルーシャ:うん……。ありがとう ナラジア!
- ユシュカ:やがて来る 大魔瘴期にはさっきの何万倍もの魔瘴が 魔界中を覆い尽くすと言われている。それをなんとかして止めたいという俺たちの願いに いつわりはない。……どうか わかってほしい。
- 勇者姫アンルシア:………………。
- ユシュカ:ま ゆっくり考えてくれ。さあて 本題に戻るとするか! ……ゴダ神殿。大いなる闇の根源へと通じるという 秘められし場所……。おそらく魔仙卿は神殿のどこかに潜んでいるはずだ。
- 勇者姫アンルシア:ならば その人を見つけだして これ以上みんなを苦しめたりしないようにと私が言って聞かせます!
- ユシュカ:………ふっ。そいつは心強いな。よし! 魔仙卿を追いかけるぞ! ゴダ神殿へ向かおう!
- アントワネット妃:魔瘴の噴出に気づいた モモリオンが みんなに宝箱に入れと叫んで……だから全滅はまぬがれたわ……。あなたも早く宝箱に! と頼んだのに モモリオンは自分の身体では他の者たちを 押しつぶしてしまうからと笑って……。そのまま……モモリオンは魔瘴にやられて死んでしまったのだわ。わらわを残して……。
- パッフィー:ウフーン♥イルーシャさまが こなければ 宝箱ごと魔瘴に飲まれていたわ……♥ゴダ神殿へ向かうなら 丸腰では危険よ♥ だからイルーシャさまに宝箱の中に入っていた弓を差し上げたのよ。ウフーン♥
- バニラ:モモリオンさまが ぼくたちを魔瘴から助けてくださったんだモン! だからぼくたちは生きているけど……。……あの ひどい魔瘴が吹き荒れる中 行方不明だった魔仙卿さまが現れて ゴダ神殿へ向かわれたんだモン! ずいぶん急いでいらしたけど 魔仙卿さまが ご無事だといいんだモン。
- ユシュカ:気をつけろ。どこに魔仙卿が潜んでいるか わからないからな。 おい! 聞いてなかったのかよ!?
- イルーシャ:私は……ここから この世界に現れたの。ナルジア あなたは……?
- ナラジア:僕…は……? わからない……。けれど この先にいる誰かが 僕のことを呼ぶ声が聞こえる……。僕が……僕たちが この世界にやってきた意味は この先に……。
- ユシュカ:なっ……何が 起きたんだ!?
- イルーシャ:この下に……いる。封印された神殿の奥に……。……ゴダ神殿の真の役目は 大いなる闇の根源を封印すること。
- ナラジア:大いなる闇の根源と呼ばれしもの。その まことの名は……異界滅神ジャゴヌバ……!
- 賢者ルシェンダ:ジャゴヌバ…だと……? もしや魔仙卿とやらの狙いは ジャゴヌバの復活なのか!?
- イルーシャ:……行きましょう。ジャゴヌバの神殿へ。そこで……すべてがわかるはず。
- 不気味な巨像と 石の棺がまつられた祭壇がある……。棺には3体の像の剣が突き刺されている。手前にある台座のくぼみには 何かをはめることができそうだ。台座には かすれた文字でこう刻まれている。
『汝 棺の封印を 解き放たんと望むならば 巨像に 贄を ささげよ』
この台座に何かささげればいいようだ。 - 万象を照らせし 創生の光
その名は 光の女神ルティアナ
生きとし生けるもの すべての始まり
□
衆生を滅ぼす 闇の根源
その名は 異界滅神ジャゴヌバ
命あるもの すべてを 食らいつくさんとす
□
光の女神は その身を投げうちて
闇の根源を封じ われらを 守れり
□
されど 心せよ
光の女神のチカラは 永遠ならざるもの
やがて 闇の根源は 目覚めるだろう
- ○○は操作盤に触れてみた! なんと黒いタイルの色が変わり 操作盤に光る文字が浮かび上がった!
『赤き太陽の光 青き月の光と 緑の星の光。
3色の光が 交わりしタイルは
白き光に 変わる。
『白き光を 贄の器まで つなげよ。
さすれば 白き光の道が
贄を 汝のもとへと 運ぶであろう。 - 白き光の道がすべてつながった! 光の道を通って 深紅の贄の器が運ばれてくる……。
○○は 深紅の贄の器を手に入れた!
- ○○は台座に持っていた 深紅の贄の器をささげた!
なんと巨像が動き出し 石棺から剣を引き抜いていく……。ひとつ目の封印が解かれた! 西の方角から扉が開く音がした! - 白き光の道がすべてつながった! 光の道を通って 紺青の贄の器が運ばれてくる……。
○○は 紺青の贄の器を手に入れた!
- ○○は台座に持っていた 紺青の贄の器をささげた!
なんと巨像が動き出し 石棺から剣を引き抜いていく……。ふたつ目の封印が解かれた! 下の階から扉が開く音がした! - 光の女神 ルティアナの子ら
七柱の種族神を 打ち負かすため
異界滅神ジャゴヌバは 邪神を生み出せり
□
おぞましく 恐ろしき邪神たち
その数もまた 七柱
いずれも 種族神に匹敵する チカラを持つ
□
主たる ジャゴヌバが 目覚める日
かの邪神たちも また
再び 世界に 現れるだろう
- 白き光の道がすべてつながった! 光の道を通って 深緑の贄の器が運ばれてくる……。
○○は 深緑の贄の器を手に入れた!
- ○○は台座に持っていた 深緑の贄の器をささげた!
なんと巨像が動き出し 石棺から 最後の剣を引き抜いていく……。これですべての封印が解かれた!
封じられていた神殿 最深部への道があらわれた! - 賢者ルシェンダ:この扉……何者かの術によって 閉ざされているようだ。
- ユシュカ:魔仙卿のしわざかもしれん。俺たちの行く手を阻むために……
- イルーシャ:……いいえ。この扉にほどこされた封印は 中にいる者から世界を守るためのもの。
- 勇者姫アンルシア:じゃあ この扉のむこうにいるのは……
- イルーシャ:ええ……。ジャゴヌバは この奥に。
- 勇者姫アンルシア:待って! どうして扉を開くの!? ジャゴヌバを封印しておかなくてはいけないんでしょう!?
- イルーシャ:ええ。かの 異界滅神ジャゴヌバを外界へ出さぬようにすることが この神殿の役目……。
- ナラジア:されど 時の流れが封印を弱め ジャゴヌバは覚醒しようとしている。
- イルーシャ:ジャディンの園を滅ぼせし 魔瘴も 魔界に訪れんとする大魔瘴期も……みな かの者の目覚めがもたらした災い。だから私たちは この世界に現れた……。
- ユシュカ:お前たち……まさか ジャゴヌバを再び封印するために……?
- イルーシャ:さあ……。封印されし ジャゴヌバはこの先に。
- ユシュカ:こうして扉の前にいるだけで ヤバいことが起こる予感がビンビンしてくるぜ。だが魔仙卿の企みを止めるためには 先に進むしかない。この先は何が起きるかわからない。覚悟を決めて進もう。
- ユシュカ:すさまじい 魔瘴だぜ……。勇者さん 気をつけな。
- 勇者姫アンルシア:……今のところは大丈夫。でも ありがとう。わかるわ……。あれは これまで戦ってきたどんな敵よりも邪悪な存在……。異界滅神ジャゴヌバ……!
- ユシュカ:……やはり貴様の仕業か! 魔仙卿!
- 魔仙卿:邪魔をするな! ……大魔王と話がある。他の者は下がっていろ。
- 勇者姫アンルシア:待って! ひとりでは危険よ!
- 賢者ルシェンダ:下がれっ アンルシア!
- 魔仙卿:危ないっ! なんとか助かったか……。
- 兄弟姉妹:よかった……。ケガはしてない? コイツが異界滅神ジャゴヌバよ……。今はまだ眠っているけど。ジャディンの園を滅ぼした 魔瘴の噴出はジャゴヌバ復活が近づいたせいみたい。でも どうしてこんなに早く……? 魔王ユシュカはあたしのせいだって 誤解してるみたいね。大魔王の戴冠式で脅しすぎたかな。あたしは長い間 魔仙卿を演じ アストルティアと魔界が共存する道を探してきたわ……。けれど魔界の地上への怨念は根深く 地上もまた魔界を許せはしない。当たり前の方法では和平は望めなかった。ふたつの世界が全面的に争いを始めた後 大魔瘴期が訪れたら……もう 手の施しようがないことになる。だから あたしは……封印されし 異界滅神ジャゴヌバに働きかけて大魔瘴期を早め……両世界が協力するしかない状況をもたらそうとしたの。戴冠式であんな芝居をしたのも まず魔界3国の絆を深めるためだったの。……手荒な真似をしてごめんなさい。あんたが魔界を平定し 大魔王に即位した あのとき……あたしは計画の成功を確信したわ。勇者の盟友であり 大魔王である あんただからこそ ふたつの世界のかけ橋になれるのよ。お願い……。どうか アストルティアと魔界 ふたつの世界をまとめてほしいの。同じ危機に協力して立ち向かえば 魔界の3国がまとまったように アストルティアとも協調できるはずよ! 時獄の迷宮で最後に会ったとき あたしと約束したでしょ? 何があってもアストルティアを守ろうって。あたしたちのアストルティア……魔界と地上のすべてを ジャゴヌバの手から守ってほしいの。あんたならきっとできるわ。……あたし 信じてる。
そうそう。あたしが裏で糸を引いてたって知られたら ぜんぶ台無しよ。今話したことはふたりの秘密だからね。……しかし おかしいのだ。我が計算ではこのタイミングでここまで封印がゆるむはずがない。だが心配は無用。こいつとの付き合いは長い。元通り 抑えることはたやすい。そなたはみなを連れて安全な場所へ…… - 勇者姫アンルシア:……はああああっ!
- ユシュカ:無事か!? 大魔王! あいつ……魔仙卿に何もされなかっただろうな?
- 賢者ルシェンダ:おいっ お前たち! そいつは危険だ! もどれ!!
- 魔仙卿:なんだと……!?
- 平伏せよ チリあくたども。
我は 七柱の邪神がうちの 一柱……暴虐の邪神 ダビヤガ。 - 魔仙卿:いけない! うわあああああああっ!!
- ユシュカ:なぜ あいつが俺たちを……?
- 賢者ルシェンダ:みなの者 いったん退けっ!
……古き友より預かったコイツを 使うべき時が来たようだな。 - ユシュカ:師匠の技をどうしてアンタが……?
- 賢者ルシェンダ:……やはりな。みなの者! 私がしばし時間をかせぐ! 態勢を整えよ! 協力して あやつを倒すのだ!
- 勇者姫アンルシア:はいっ! ルシェンダさま!
- ユシュカ:ジャゴヌバめ……。俺たちごときの相手は手下の邪神で充分だとでも言うつもりか? いいだろう。ならば暴虐の邪神を倒して 俺たちをあなどったことを後悔させてやる。行くぞ○○!
- 勇者姫アンルシア:たとえ どんな敵が立ちはだかろうとも 勇者と盟友を止めることはできないわ。暴虐の邪神もジャゴヌバも倒してみせる。……それに この戦いには魔王と魔瘴の巫女っていう頼もしい仲間もいる。そうでしょ? ○○。
- イルーシャ:ジャゴヌバを復活させてはいけない。命にかえても あいつを止めなくちゃ。みんな……私と一緒に戦って! あなたやユシュカ アンルシアさん……これまで出会ったすべての人を信じてる。さあ……暴虐の邪神を倒しましょう!
- ナラジア:そうだ……ずっと前から知っていた……。僕は……僕とイルーシャが世界に存在する意味は この神殿に……。あ…あ……でも おそろしい……。このままでは……僕…は……。
- 賢者ルシェンダ:急場しのぎの封印魔術だ。そう長くは保たぬぞ ○○よ。今のうちに戦いの準備をととのえるのだ。覚悟を決めたら結界の中へと入るがよい。……頼んだぞ。
- 賢者ルシェンダ:みなの者! 準備はよいな!?
- 勇者姫アンルシア:はいっ! 参ります!
- 邪神ダビヤガ:みずから ジャゴヌバ様 覚醒のための生贄になりにくるとは……殊勝な心がけよの。
- イルーシャ:………………。
- ユシュカ:怖いなら外で待っててもいいんだぜ。イルーシャ。
- イルーシャ:いいえ……。私は逃げるわけにはいかない。これは……私の戦い!
- ユシュカ:……上等だ。行くぜっ みんな! ○○!
- 邪神ダビヤガ:人の身で神に勝てるとでも思うたか? 愚かなるその血を祭壇に注ぎ ジャゴヌバ様 覚醒の糧となるがいい!
- 邪神ダビヤガと戦闘
- イルーシャ:この世界から 消え去りなさい!
- 邪神ダビヤガ:ぐっ……グオオオオォォ。
- イルーシャ:私……私は……前にもこうして……。
- 勇者姫アンルシア:イルーシャさん……? しっかりして!
- イルーシャ:……私……だれ……なの……?
- ユシュカ:なっ……!? あいつ……。邪神を吸収しやがったのか!?
- 賢者ルシェンダ:うおおおおおっ!!
- 勇者姫アンルシア:ルシェンダさま!
- 賢者ルシェンダ:待てッ! 今は退くのだ……
- ユシュカ:まだ俺たちが残ってるぜ!
- 勇者姫アンルシア:くっ……。ここまでとは……!
- ユシュカ:このまま……おとなしく やられてたまるかよっ……!!
- まーったく 若いのに だらしがないねぇ。
- ユシュカ:まさか レディウルフ……?
- 賢者ルシェンダ:やはり ユシュカに宝石魔術を教えたのはあなたでしたか……。賢者マリーン……!
- ユシュカ:アンタも師匠と知り合いなのか!?
- 賢者マリーン:なぁに。あたしとこいつは ちょっとした昔なじみでね。ほう……勇者と盟友 そして魔王が一堂に会しているとは。こりゃあ壮観なながめじゃないか。さすがに異界滅神ジャゴヌバを完全に封じるのはムリのようだね。とはいえ……今はあたしが何とかするしかないか。
- ユシュカ:師匠! いったい……
- 賢者マリーン:いいかい。あたしの多重結界でもジャゴヌバが完全に覚醒したら簡単に破られちまうだろう。……魔界は魔瘴の海に沈み 次に犠牲になるのはアストルティアだ。ヤツに対応できるのは等しきチカラを有する神のみ……。ふたつの世界で協力して 光の女神ルティアナを復活させるんだ!
- 勇者姫アンルシア:ルティアナを……? でもどうやって……
- 賢者マリーン:マズいね……。そう長くは保たなそうだ。さっさと ここから出ておいき!!
- ユシュカ:でも師匠は!?
- 賢者マリーン:なぁに あたしならなんとかするさ。この部屋は内側から封印する! 急いで逃げるんだ!!
- ユシュカ:師匠……。
賢者マリーンにその場をまかせ ○○たちは大魔王城へと帰還した……。
ドクター・ムーの治療によってイルーシャはすぐに回復したが ナラジアはいまだ目を覚まさなかった……。 - ドクター・ムー:ひどい熱じゃ……。おまけにひどくうなされておる。こんな身体で出歩くなど 無茶なのじゃ!
- イルーシャ:……私のせいなの。ナラジアは私を助けるために……ジャディンの園まで。
- ナラジア:……ルーシャ…… ……君……目覚めさせるために…… 僕は…………
- カーロウ:よくわからん若造ですが イルーシャさまのお役に立ったようなら 許してやりますか。ねえ 大魔王さま!
- ドクター・ムー:魔瘴の巫女とて 無傷ではない。そなたもしばらく 部屋でじっとしておくれよ。どれ 大魔王。お前さんのケガはどうじゃ?……ほほう! 新米とはいえども さすがは大魔王じゃな。まったくピンピンしとるじゃないか。
- カーロウ:大魔王さまの偉大さに やーっと気づきおったか!このヘンクツ医者めがっ!! とと……大魔王さまの御前で失礼いたしました。玉座の間で居残り連中を含めた みなが大魔王さまを待ちわびております! ひとまず玉座の間へおいでくださいませ!
- イルーシャ:私は部屋で休んでいるから みんなに会いにいってあげてね……。
- ユシュカ:ちょうど今……俺の師匠 レディウルフの話をしてたんだ。
- 賢者ルシェンダ:レディウルフ……か。賢者マリーンは今なお あの者を忘れてはおらぬのだな。ユシュカの師 レディウルフこと我が古き友 賢者マリーンはかつてひとり魔界へと旅立った。魔界で何が起きているのかを調査するためにな。
- ユシュカ:師匠はレディウルフと名を変えて 魔界を旅するうち まだ未熟な俺と出会い……俺にアストルティアのことや 他人と手を取り合うことの大切さを教えてくれたんだ。アスバル。お前にやった あのコンパスは師匠からゆずり受けたものなのさ。
- アスバル:そうだったのか……。レディウルフ……なんて美しい名前だ。さぞや素敵な方なのだろうね。
- 勇者姫アンルシア:……魔界のみなさん。そして シンイさん エステラさん。魔界にあふれる魔瘴の勢いはアストルティアの比ではありません。彼らの言葉は真実です。私たちみんなのチカラを束ねても 異界滅神ジャゴヌバにはとうていおよばなかった……恐ろしい敵でした。……現在は賢者マリーンさまが封印してくださっているものの いずれジャゴヌバが覚醒し 封印は破れる。ジャゴヌバが覚醒してしまえば 魔界も アストルティアも 大魔瘴期によって滅び去るでしょう。
- シンイ:……アンルシア姫。あなたの考えをはっきりお聞かせください。
- 勇者姫アンルシア:……魔界と手を結びましょう。
- ユシュカ:ああ……。俺もこの目でジャゴヌバを見て はっきりと理解した。ヤツを倒さなければ 俺たちに未来はない。
- 賢者ルシェンダ:……賢者マリーンによれば ジャゴヌバを倒すことができるのは 等しきチカラを持つ神のみ。……光の神 ルティアナの復活なしに 我々に勝ち目はないとのことだ。
- エステラ:光の神 ルティアナ……。竜族の神 ナドラガをはじめ 七柱の種族神を生みだしたという 母なる創世の女神を……?
- 勇者姫アンルシア:ええ……。賢者マリーンさまがおっしゃったように ルティアナさまを復活させるのです。魔界とアストルティアそのすべてが滅びる前に 魔界と手を取り合い ともにジャゴヌバに立ち向かわなくては!
- シンイ:……ですが そう簡単にアストルティアの人々が納得するとは思えませんよ。
- 賢者ルシェンダ:だからこそ我々はいったん アストルティアに戻ろうと思う。我々が見たものをありのままに伝え ……できる限り皆を説得しなくては。でなければ どちらの世界にも未来はないのだ……。
- エステラ:世界から切り離された魔界の在り方は ナドラガンドの合わせ鏡……。見捨てられた魔界側から手を差し伸べてくれたのです。握り返すべきなのでしょうね。
- シンイ:……わかりました。勇者と盟友の決断を信じましょう。
- 勇者姫アンルシア:きっと いい報せを持って帰るわ。それまでの間 魔界のことはお願いね。
- 賢者ルシェンダ:では我々はこれで失礼する。
- ユシュカ:これで一歩前進……か?
- ヴァレリア:アストルティアの連中のチカラなど借りずとも 我々だけで……
- アスバル:君をあっさり打ち負かした 勇者姫アンルシアですら ジャゴヌバには手も足も出なかったのに?
- ユシュカ:アストルティアと手を組み ともにジャゴヌバに立ち向かおうって 大魔王サマのご方針に従おうぜ。な? ……ここまで話がまとまったのも お前が大魔王だったおかげだ。感謝してるぜ。
- カーロウ:うむ うむ! すべては大魔王さまの偉大さゆえでございますな! そうそう 大魔王さま。これはここにいる みなからの 感謝のしるしでございます。
このたびはお疲れさまでございました。アストルティアから報せが届くまでは しばし ごゆるりとお過ごしくださいませ。
- to be continuity
- イルーシャ:ナラジア あなたは…… いいえ 私たちは何者なの……?
- 勇者姫アンルシア:アストルティアを救うため 私は……魔族と手を結ぶつもりです。勇者アルヴァンさま……トーマ兄さま どうかお許しを……。
- 旅芸人ピュージュ:本当に怖いのは ここからだよ♪ あはは あははは~♪
- 次回 神の覚醒
- 勇者姫アンルシア:勇者である私を守るためにトーマ兄さまは 大魔王軍との戦いの犠牲になったわ……。なのに……魔界で出会った魔王たちは 大魔王マデサゴーラとはまるで違ってた。わかり合えるかもしれないって感じたの。魔界のすべてを受け入れることはまだ難しいけど ジャゴヌバを倒すためなら あの人たちと協力することはできる。だから あなたは私の隣でアストルティアと魔界の間をとりもってね。盟友で 大魔王の○○……。
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