【ドラクエ10】クエスト581「時の書と罪の書」(時の指針書レプリカ入手クエ)




【ドラクエ10】クエスト581「時の書と罪の書」(時の指針書レプリカ入手クエ)

現・王都キィンベル ゼフの店にいる ゼフが
何か 頼みたいことが あるようだ。

受注場所と条件

受注場所 現・王都キィンベル ゼフ
受注条件
初回報酬 ・時の指針書レプリカ:1こ
・経験値:77400 P、特訓スタンプ:155こ
リプレイ報酬 ・おうごんのかけら:1こ
・経験値:10600 P、特訓スタンプ:22こ

クエストの流れ

  1. 現・王都キィンベル」の「ゼフの店(G-6)」にいる「ゼフ」からクエストを受ける
  2. 王都の西にある「民家(B-5)」の扉の前に行く
  3. チャットの『まわりに』で「おくすりのじかんです」と白チャットする
  4. 2階の「ベルマ」と話すと、イベント発生
  5. エテーネルキューブで「時獄の迷宮・御前広場前」に行き、「第2刻」に行く
    ・エテーネルキューブで「古エテーネ王国→時獄の迷宮・御前広場前」
  6. 御前広場」の西にある「キラキラ(G-3)」を拾う
    ・「ボロボロの指針書」を手に入れる
  7. 現代の戻り、「現・王都キィンベル」の「ゼフ(G-6)」と話す
  8. 現・ディプローネ高地(G-6)」の「じめじめバブル」を倒して「トキミダケの種子」を手に入れる
    ・王都キィンベルの「東門(G-3)」から出てすぐです
  9. 旅人バザーなどで「アモールの水」を2個手に入れる
  10. 現・王都キィンベル」に戻り、「ゼフ(G-6)」に材料を渡す
  11. エテーネルキューブで「時獄の迷宮・最深部」に行く
    ・エテーネルキューブで「古エテーネ王国→時獄の迷宮・最深部」
  12. 第1刻の「本棚(C-3)」を調べて、「ドミネウスの回顧録」を手に入れる
  13. 現代の戻り、「現・王都キィンベル」の「ゼフ(G-6)」に渡す
  14. 王都の西にある「民家(B-5)」に行き、ベルマに指針書を渡す
  15. ゼフ」に報告すると、クエストクリア
    ・「時の指針書レプリカ」を入手する

 

Ver4.5追加クエスト等


(前期) (後期)

 

クエストメモ(ネタバレ)

  • ゼフ:歓迎しますよ ○○さん。さまざまな苦難がありましたがどうにかみんなで店を続けられそうです。この国に起きた異変の真相はわかりませんがあなたの活躍で災厄が回避されよりよい未来につながったと私は確信しています。だからこそ気が引けるのですが……リンカやシャンテを助けてくださったあなたにしか頼めないことがあるんです。とある人物を救う協力をしてもらえませんか? ……ただしくれぐれも内密に。もちろんお礼はさせていただきます。
    ・うける
    ・やめる
    ありがとうございます○○さん。あなたなら引き受けてくださると信じていましたよ。それではまず王都の西側にある扉にカギのかかった家に向かってください。ヨンゲ所長の家のすぐ近くですね。扉の前で『おくすりのじかんです』と言えば中に入れてもらえるでしょう。救ってほしい人物は2階にいます。私も後で向かいますので現地で合流しましょう。それでは……
  • ……あの男の使いか? 用があるなら合言葉を言ってみろ。
    ……いんだろう。入ってこい。
    ○○は家の中に入った。
  • ベルマ:……ひっ! きき…貴様は……っ……。今さら……なな 何の用だっ!? 私は……わっ 私は…………ううっ。出ていってくれ! 誰にも会いたくない。もう何も考えたくない……。
  • ゼフ:お待たせしました○○さん。……そしてベルマさん。いつもの発作が出てしまいましたね。さあ落ち着いて。大丈夫ですよ。お薬の時間です……飲んでください。
    ゼフはベルマに薬湯を飲ませた。ベルマは少しずつ落ち着きを取り戻しやがて静かになった……。
    ………………………。
  • ゼフ:鎮静剤がよく効きました。あなたと再会して過去を思いだしたのか少し興奮してしまったようですね。……おどろきましたか? そう。あなたに救ってほしい人物とは彼女……ベルマさんのことなんです。エテーネ王宮で黄金刑がおこなわれた日 ベルマさんは錬金釜から現れたゴールドマンにやられて重傷を負いました。部下たちはベルマさんを連れて王宮を脱出。ところが軍司令部には頼れずベルマさんを治療する医者のアテもなかった。それで皮肉にも唯一の心当たり……医療系錬金術が専門の私のもとへ駈け込んできたというわけなんです。
  • ベルマ:…………指針がなければ生きる価値も……ない。終わりだ……すべて終わりだ…………。
  • ゼフ:……キズの治療は順調です。ただ王宮を脱出する時にベルマさんは自分の指針書をなくしてしまったんですよ。ベルマさんは指針書を深く信じていました。指針を失った今は部屋に閉じこもり毎日おびえて暮らしているわけです……。……かつて私たちは指針監察官のせいで大変な危機にさらされました。すっきりしない気持ちなのは同じです。それでも……私はベルマさんを見捨てたくない。そもそも私は………………いえなんでもありません。ともかくベルマさんの指針書を見つければ彼女も落ち着きを取り戻すでしょう。部下の話を聞いた限りではエテーネ王宮の御前広場で紛失した可能性が高いです。ですがもはや王宮は消えてしまった。このままだとベルマさんは……。
  • ベルマ:ううっ……。やめろ。出ていけ……こわい……いやだ……気持ち悪い! あああああっ!! グレイン! スレインっ!
    ベルマの呼び声でグレインとスレインが現れて○○とゼフは家の外に追いだされてしまった。
  • ゼフ:消えたエテーネ王宮へ行く方法……王都を救ってくださったあなたなら何か心当たりがあるのでは? ともかく私は店に戻って別の側面からベルマさんの指針書をどうにかできないか考えてみることにします。では……。
  • ゼフ:お疲れ様です ○○さん。……ひょっとしてベルマさんの指針書が見つかったんですか?
    ○○はゼフにボロボロの指針書を渡した!
    なんと……! はじめてお会いしたあの日からただ者ではないと思っていましたが……さすがは○○さんですね。この指針書の表紙を判読しましたがベルマさんの物で間違いありません。ただ損傷がひどい……。私が錬金術で修復してみましょう。○○さんは材料の調達を手伝っていただけますか? 指針書を修復するために必要な材料はまずアモールの水2個。道具屋のほかバザーでも購入できます。それからトキミダケの種子。これはティプローネ高地などにいるじめじめバブルを倒せば手に入ります。こちらは錬金の準備を進めておきます。材料がそろったら戻ってきてくださいね。
  • ゼフ:おかえりなさい○○さん。修復の材料がすべてそろったようですね。さっそく錬成にとりかかりましょう。
    ○○はゼフにアモールの水2個とトキミダケの種子を渡した!
    ゼフは錬金釜にボロボロの指針書とアモールの水とトキミダケの種子を丁寧に投入し錬成を開始した。
    トキミダケとは平野に生える雑草の一種で種子を錬金すると優秀な青色染料になります。ただ採取には手間がかかりまして……。今回のように急きょ必要な時はじめじめバブルの身体に付着した種子を利用することもあるんですよ。高位錬金術師向けの扱いの難しい素材ですが時の指針書の表紙を上品な青に染めるため古代から利用されてきたといいます。この種子をアモールの水を媒介に昇華して……最終工程に移行しますよ。さあ変質しなさい!
    なんとボロボロの指針書が見事に修復された!
    おや……? いけませんね。まさかここまで状態が悪いとは。破損したページの復元と外装の再構成には成功しましたが肝心な指針の文章がかすれてしまっています……。指針書はエテーネ国王が時見をおこなうと錬金インクの自動書記で記載されるものですが著しく破損した場合は再出力が認められます。その指針書を作成した国王の承認……つまりドミネウス王直筆の署名があれば錬金釜で修復できるのです。エテーネ王宮 国王の執務室なら何かしら署名が入った物が残されていそうですが…………ひょっとして王宮の御前広場で指針書を手に入れられた○○さんなら国王の執務室にも行けるのでは? 私はここで錬金釜を再調整しておきます。もし国王直筆の署名が見つかったら記載された物ごと持ってきてください。
  • 表紙には何も書かれていない。
    誰かの回顧録のようだ……。
    マイナと出会ったのは 王都の視察中だった。
    彼女は庶民だったが お互いの若さゆえか
    身分差など まったく 障害にならなかった。
    私たちは愛し合い やがて 娘が生まれた。

    母子には 城下に家を与え 住まわせた。
    ささやかな幸せの日々が そこにあった。
    だが……マイナは死んだ。
    時の指針書に エテーネの未来のため
    自害せよと みちびきが示されたのだ。
    私は これを 父王の仕業だとにらんだ。
    父上は マイナを よく思っていなかった。
    指針を改ざんし 死に追いやったのではないか?
    そこで私は 秘密裏に 時見の箱に接触した。
    だが 明らかになったのは 国王といえども
    予言の改ざんは不可能という 動かぬ事実のみ。
    運命とは かくも 残酷なのか……。
    彼女が死んで よりよい未来は 訪れたか?
    彼女は 本当に 死なねばならなかったのか!?
    時見の箱だけが 私の苦悩を理解してくれた。
    指針に従い 妃を迎え 心の平穏を取り戻し
    マイナとの娘への興味も やがて薄れた……。
    ……○○は裏表紙にドミネウス直筆の署名を見つけた。
  • ゼフ:待っていましたよ ○○さん。国王直筆の署名が入った物は何か見つかりましたか?
    ○○はゼフにドミネウスの回顧録を渡した!
    なんと国王の回顧録が残されていたとは。しかし……これはまさか…………。……まずは指針書の復元が先ですね。あとはまかせてください。
    ゼフは錬金釜にドミネウスの回顧録と修復された指針書を入れて錬成を開始した。
    指針書を復元する錬金技法は王立アルケミア所属の錬金術師の中でもごく限られた者にだけ伝授されたんですよ。人の肉筆には多くの情報が含まれています。ドミネウス王の筆跡をたどり刻まれた意思を慎重に分離し指針書に再統合していく……。私が在りし日のままに指針書をよびがえらせましょう。さあ……変質しなさい!
    成功です。今度こそ指針の内容まで完全に修復できました。これは……間違いなくベルマさんの指針書です。触媒に使ったドミネウス王の回顧録もあなたにお返ししておきましょう。
    これもさだめ……なのでしょうか。回顧録に書かれているのはベルマさんに関わる重大な情報です。それを彼女に見せるべきかあるいは見せないでおくべきなのか……私に判断する資格などない。ですが自分の意思で未来を切りひらいてきたあなたなら正しい判断ができると思います。
  • スレイン:また来たのか こりないブタめ。家の中には入れるなと命令されてる。……ベルマ様の指針書を見つけてきただと? ハッ! デタラメ言ってんじゃねえ。とっとと失せろ。ブタはブタ小屋に帰れ! な……なんだよグレイン!? わわ…わかったから そんな目でにらむな! 今開けるってば……クソッ。
  • グレイン:本当に指針書を見つけてくれたのか? 敵同士だというのにあの方のために貴様はそこまで…………。……もしまだ間に合うのならこれまでの謝罪をさせてほしい。君には色々とすまないことをした。この家はベルマ様の生家だ……。私はベルマ様の世話を命じられて王宮から派遣された使用人だった。ドミネウス王が即位して以来 任ぜられた指針監察官の任務には疑問を抱いていたがベルマ様はそれに応えようと……。……私から言えることはそう多くない。とにかく一刻も早くベルマ様に指針書を届けてくれ。頼む……。
  • マイナという女性の時の指針書のようだ。
    愛しい人を 家に招き 日々の感謝を伝えよ。
    すべては エテーネの未来のために。
    愛しい人を 家に招き 愛の喜びを分かち合え。
    すべては エテーネの未来のために。
    愛しい人を 家に招き 娘の将来を語り合え。
    すべては エテーネの未来のために。
    ……最後のページは 黒いインクで
    ぐちゃぐちゃに 塗りつぶされている。
    「現・王都キィンベル 民家2階(B-6)」
  • ベルマ:ままま…また貴様っ……! 出ていけっ! 失せろ! どこかに消えろっ! ……お願いだ消えてくれ。指針もない私にどうしろというんだ……? 何もわからない。もう……いやだ……よぉ……。
    ○○はベルマにベルマの指針書を渡した!
    こっ……これは!? 間違いない。私の指針書だ! あの日王宮でなくしたはずだが……。……貴様が見つけたのか? それともあの錬金術師のしわざか? いやこの際どちらでも構わない。ああ……! 感謝する○○。私にとって時の指針書は命よりも大切なものなのだ……。………………。私は……孤独だった。だから人生をみちびいてくれる指針書だけが私を見守ってくれる母であり……父だったんだ。時見の神殿もドミネウス陛下も消えた。新たな指針が示されることはもうない。だがそれでも構わないのだ。この時の指針書は私に残されたたったひとつの絆だから……。……どうした? 他にも何か私に言いたいことがあるのか?
    ○○はベルマにドミネウスの回顧録を渡した!
    ふむ……この本を読めばいいのか? 回顧録……? いったい誰の…… …………まさかッ!
    ベルマはドミネウスの回顧録を夢中で読んだ。読み終えてもまた何度も読み返した……。
    ………ここに書かれているマイナとの娘とは…………私だ。母は本当に父を愛していたよ……。父は私が生まれた当初ここに通っていたが政務が忙しく長くは一緒に過ごせなかった。私は父恋しさによく泣いたものだ。……そんな時 母は私にささやくんだ。いつかお父様が迎えにきてくれる。指針書がそのきざしを知らせてくれると。指針書だけが父との絆だった。私はみちびきの訪れを待った。幸せな未来を信じ あらゆる苦しみに耐えた。だが母は自害して孤児になっても父は迎えに来てくれず幼い頃には人並みならぬ苦労をした……。成人すれば指針書のみちびきに従い指針監察官や矯正執行官の任についたが結局はみじめな捨て駒にされた。だがそれでもよかったんだ。指針こそが直接かけられることのない父の言葉のような気がしてうれしかった。なのに…………………… …………ククッ……ハハハッ。アッハハハハハハハハハハハハハッ!! 回顧録を読んでハッキリした。これまで私が信じていた指針は父の言葉はすべて……まやかしだったのだ! 私を指針書に縛り付けた父はもういない!これからたっぷりと時間をかけて奴に奪われた自由な人生を取り戻してやる。お人好しの錬金術師にも伝えておけ。私はついに自由を手に入れたと!……それからもうひとつ。すまなかった……と。
  • グレイン:……感謝する。これでベルマ様も自分を取り戻し新たな人生を歩きだせるだろう。私は当時の大臣から密命を受け母親の死後 行方不明となったベルマ様の捜索を命じられた。王立アルケミアで廃人寸前のところを保護して以後 少女の頃からお守りしている。あの方の人生は過酷で孤独だった……。養育費こそ国庫から支払われていたがついにドミネウス王はベルマ様を娘として扱うことはなかった…………。国家の命令などもはや意味をなさない。私は私自身の意志でベルマ様を守りぬこう。あの方だけには不幸になってほしくない……。
  • スレイン:……俺には金が必要だった。そしたら幼なじみのグレインがいい仕事があると誘ってきた。ワケありなお嬢様の護衛をするだけでこれまでの借金をチャラにできるってな。だがこれがとんでもない罠だった。お嬢様の正体がヤバすぎて関わったが最後一生降りられない仕事だったのさ! グレインの奴それを知ってて俺に話を……。一度金を持って逃げたことがあるがグレインに捕まってボコボコにされたよ。あーあとんだブダ札を引いちまったもんだ!
  • ゼフ:おかえりなさい○○さん。それで……ベルマさんはどうでしたか?
    ○○は指針書だけでなく ドミネウスの回顧録を渡したこと そしてベルマの伝言をゼフに伝えた。
    ……なるほどそうですか。憎しみを糧にしてでも生きて自由をつかもうとするとは彼女らしいですね……。……少し昔話を聞いてもらえますか? これは店の誰にも話していないことです。私はベルマさんを以前から知っていました。とはいえ彼女は私のことなど覚えていないと思いますが……。私が王立アルケミアの研究員だった当時の署長ジデン師は出世の鬼のような人で成果を上げるために手段を選びませんでした。彼は万病を治す夢の錬金薬を完成させるため協力者を探していた。そこで親のない子供を集めたのです。ベルマさんもそんな子供のひとりでした。彼女たちがあそこで体験したことは……とても言葉にできません。ワグミカ師が所長に就任してからは非人道的な行為はなくなりましたが私が罪に加担した事実は消えません。だから私は償いのため親のない子たちリンカやシャンテ ルオンを引き取り育てた。ベルマさんも救いたかった……。……ありがとう○○さん。あなたはベルマさんを救ったと同時に私の心まで救ってくださったんですよ。少ないですがこちらは謝礼です。どうかこれからの旅に役立ててください。
    それは時の指針書のレプリカ。ベルマさんの指針書が見つからない場合を想定して代用品を作っていたんですよ。ですがもう必要のないものです。ぜひ記念に受け取ってください。私の償いは終わりません。エテーネ王国の未来を担う若者たちをこれからも支援していくつもりです。自由を手に入れたベルマさんがどんな未来を描くのか楽しみですね。……過激な方向でないことを祈りましょう。

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