【ドラクエ10】Ver5.1「魔界大戦」の進め方1(魔幻都市ゴーラ)




ゴダ神殿

  1. 魔界の「ゴダ神殿」に行く
    ・アビスジュエル「ゲルヘナ周辺→ゴダ神殿」
  2. 謁見の間」にいる「魔仙卿(E-5)」と話すと、イベント発生
  3. 砂の町ファラザードの「ジャリムバハ砂漠(B-3)」に行くと、イベント発生
    ・アビスジュエル「砂の町ファラザード→大甲虫の古巣」から移動
  4. ゲルヘナ幻野(A-7)」に行くと、イベント発生
    ・アビスジュエル「ゲルヘナ周辺→ゲルヘナ幻野・岩穴の廃屋」から移動
  5. ゼクレス魔導国の「ヘルヴァインの森(A-6)」に行くと、イベント発生
    ・アビスジュエル「ゼクレス魔導国→ヘルヴァインの森西・湖前」から移動
  6. ゴダ神殿」に戻り、「魔仙卿」と話すと、イベント発生
  7. 魔仙卿」と話す

 

魔幻都市ゴーラ跡

  1. バルディア山岳地帯」の「魔幻都市ゴーラ跡(A-2)」へ行く
    ・アビスジュエル「バルディスタ要塞→月明りの谷前」から移動
  2. 」を調べると、イベント発生
  3. 魔幻都市ゴーラ跡」の「アビスゲート(G-7)」を調べて、「魔幻都市ゴーラ跡・入口」を登録する
  4. 魔幻都市ゴーラ跡」の「アビスゲート(B-2)」を調べて、「魔幻都市ゴーラ跡・棺桶乗り場」を登録する
  5. 魔幻都市ゴーラ跡」の「????(C-2)」へ進む

 

真・魔幻宮殿

  1. 真・魔幻宮殿」の「アビスゲート(E-8)」を調べて、「真・魔幻宮殿・入口」を登録する
  2. 真・魔幻宮殿」に入ると、イベント発生
  3. 2階の「客間(E-5)」に行く
  4. 右のベッドを調べて休むと、イベント発生
  5. 2階の「玉座の間(D-2)」へ行き、「ヌブロ長老」と話す
  6. 魔幻都市ゴーラ跡」に行き、「奈落へいざなう棺桶(B-3)」を調べると、イベント発生
    ・アビスジュエル「ゴーラ領→魔幻都市ゴーラ跡・棺桶乗り場」から移動

 

魔幻園マデッサンス

魔幻園マデッサンス

  1. まっすぐ進み「回転木馬の広場(E-6)」へ行くと、イベント発生

回転木馬の広場

  1. 回転木馬(D-5)」を調べる
  2. レバー(F-5)」を調べて、魔瘴の浄化を行い、レバーを切り替える
  3. ゴンドラ乗り場(B-5)」に行く

ゴンドラ乗り場

  1. ゴンドラ(E-4)」を調べる
  2. D-4,5の転送装置に乗り、上階へ飛び、石碑2つを調べる
  3. 羽ペンの「バルブ(D-4)」を回す
  4. 木づちの「バルブ(E-5)」を回す
  5. はさみの「バルブ(D-5)」を回す
  6. パレットの「バルブ(E-4)」を回す
  7. コテの「バルブ(E-4)」を回す
  8. 絵筆の「バルブ(E-5)」を回す
  9. ゴンドラ(E-4)」を調べて、魔瘴の浄化を行うと、イベント発生

美術館

  1. アトリエ前(B-4)」に行き、絵画を調べる
  2. 剣の間」の「絵画(D-3)」を調べて、「剣の宝玉」を手に入れる
  3. 宮殿の間」の「絵画(E-3)」を調べて、「宮殿の宝玉」を手に入れる
  4. 王冠の間」の「絵画(E-6)」を調べて、「王冠の宝玉」を手に入れる
  5. 軍旗の間」の「絵画(D-6)」を調べる
  6. 近くにいる「スーパーダーキズム」を倒して、「軍旗の宝玉」を手に入れる
  7. アトリエ前(B-4)」に戻り、絵画を調べて、宝玉をはめる
    ・剣の宝玉:右手
    ・宮殿の宝玉:足元
    ・王冠の宝玉:頭上
    ・軍旗の宝玉:左手
  8. アトリエ1階(C-4)」に進む

 

アトリエ

1階

  1. 中に入ると、イベント発生
  2. 「階段(D-4)」を降りる

地下1階

  1. アビスゲート(D-4)」を調べて、「魔幻園マデッサンス・アトリエ」を登録する
  2. 芸術の墓場(C-4)」に行く

芸術の墓場

  1. 中に入ると、イベント発生
  2. 「魔瘴竜ジャオマンダ」と戦闘
  3. 勝つと、イベント発生

真・魔幻宮殿

  1. 真・魔幻宮殿」に戻ると、イベント発生
    ・アビスジュエル「ゴーラ領→真・魔幻宮殿・入口」から移動
  2. 2階の「ペペロゴーラの私室(C-5)」へ行く
  3. ペペロゴーラ」と話すと、イベント発生

 

王都ネクロデアへ

 

Ver5.1追加クエスト等

本棚

  • 誰かが残した 手記のようだ。
    魔界では見ることのない オーグリード大陸で 使われている文字で 記されている。
    ゴーラごいう町に 着きました。
    これまでに行った どの町よりも 大きくて なんというか 派手なところです。
    不思議な絵や 奇妙な形の置き物が飾られていて 魔族が 作ったものだというのに 僕は ちょっと 感動してしまいました。
    これを読むかもしれない アストルティアの誰か。 あなたも 感動するのでしょうか? 僕が おかしくなってしまったのでしょうか?
    他にも 楽しそうな場所が たくさんあるけれど ひとつの町に 長くいることは やめておこうと 思います。
    まだ 行っていないところに 行きたいから。どこまで 行けるかは わかりませんが すこし 急ぐ必要が ありそうです……。

    (真・魔幻宮殿 2階 宿屋 F-7)
  • 『マデサゴーラ芸術のすべて』と 書かれた 図録がある。
    『虚夢』『パートス』『雷葬』『黄金虫の胎動』『朝食 その悲しみ』など 鮮烈な印象を残す作品が 紹介されている。
    その中に ヌッジォのバッジと おなじものらしい作品が あった。○○は くわしく読んでみた。
    『混沌の瞳』……別名マデッサンスバッジ。稀代の大天才 マデサゴーラが 大魔王即位後に手がけた 小作品のひとつ。
    地獄に囚われた 聖者の魂が 魔界の未来を 見つめている様子を 表現したと マデサゴーラは語っている。
    本作品には マデサゴーラが残した名言『げいじゅつはマデッサンスなり』が刻まれている。
    (真・魔幻宮殿 2階 宿屋 F-7)
  • 『とびだす! まげんきゅうでん』という絵本だ。
    ……こうして おおくの たたかいに しょうりした マデサゴーラさまは ゴーラの王さまに なりました。
    そうだ! ここに城を たてよう! 余にふさわしい げいじゅつてきな 城を!
    マデサゴーラさまは そう言うと ろっぽんのウデを グルグルと うごかしました。 すると……
    「ポン!」
    なんと ページをめくると 魔幻宮殿の絵が 立体的に 飛び出してきた!
    どうやら 仕掛け絵本だったらしい。 ○○はびっくりして 絵本を 落としそうになった。
    (真・魔幻宮殿 2階 ペペロゴーラの私室 C-5)
  • 『マデサゴーラの1日』という冊子だ。
    マデサゴーラの創造は 早朝から始まる。起きがけに 昨晩 見た夢について 羽ペンを走らせ 思いのまま 詩をしたためる。
    マデサゴーラの1日は まだ 始まったばかり。詩が完成すると すぐさま そのイメージを 木づちと専用の刃を用いて 彫刻に起こすのだ。
    日が昇りきる頃 遅い朝食を 楽しむかのごとく マデサゴーラは たわむれに はさみを手にとり 布を使った 工芸品を生みだす。
    昼すぎには 夜の絵画制作に備えて 特製の顔料を パレットに 溶いておく。メインディッシュの 下ごしらえというわけだ。
    夕暮れ時 興が乗れば 彼は 彫刻作品や 建築作品に対して 6本のウデを優雅に用いて コテで塗装を施す。
    そうして 夜が訪れた頃 マデサゴーラは ついに 絵筆を手にし 絵画に取りかかる。夜の闇と静寂が 彼の感性を 鋭利にするのだ。
    夜も深まった頃 創作の進みに 満足すると マデサゴーラは 幻想に浸りながら 眠りにつく。明日の 新たな芸術の萌芽を 予感しながら……。
    (魔幻園マデッサンス アトリエ1階 E-4)
  • 古びた 革の手帳がある。どうやら 誰かの日記らしい。少し クセの強い字で 書かれている。
    さすがに 少し疲れている。まさか ゼクレスを追放されるとは……。王子のアスバルとも うまくやれそうだったのに。
    ひさしぶりに 砂漠のねぐらへ戻ろうか。あのカタブツの 正論と説教が 今は やけに なつかしく思える。
    そんなことを考えていたら ばったり 師匠と会った。最後に会ったのは50年ほど前だろうか。
    師匠に頼み込んで 俺も 師匠の旅に 同行させてもらうことにした。子供の頃のように。
    ゼクレスでの失敗の理由 俺に 何が足りなかったのか…… この旅で 見つけられるといいのだが。
    (王都ネクロデア跡 宿屋 G-5)
  • 誰かが残した 手記のようだ。魔界では見ることのない オーグリード大陸で 使われている文字で 記されている。
    木々は折れ 建物も 無残に壊されています。あちこちに 亡くなったヒトが ほったらかしに されたままに なっていました。
    ネクロデアでも 戦争が あったのでしょうか? なぜ こんなに 殺しあうのでしょうか? ここが 魔界だから?
    あまりに かわいそうなので 亡くなったヒトを どこかに 埋めてあげようかと 考えていたら 突然 背中に痛みが 走りました。
    振りかえると 骨だらけの魔物が 僕を うつろな目で 見ていました。背ビレごと ばっさりと 斬られたみたいです。
    なんとか 王都まで逃げて この家に隠れました。外に 魔物の気配は 感じませんが 代わりに 強烈な 寒気を感じます。
    これを読むかもしれない アストルティアの誰か。君だけは 懐かしい故郷へ 帰れるように 僕は 祈っ
    文章は ここで 途切れていた……。
    (王都ネクロデア跡 F-5)
  • 誰かが書きのこした 報告書だ。200年前のネクロデアと 諸外国との 交易について 記されている。
    ネクロデア王国にとって 交易・外交の面で 最も つながりが深いのは ジャリムバハ砂漠にある 一部の小国家である。
    彼らと うまく付き合うには コツが必要だが 契約にきびしく 等価交換を原則とする 商売の姿勢は 信頼性が高いといえよう。
    彼らと 鉱石や武具の 取引をすることで 遠方の地 ゼクレスやゴーラの 得がたい産物を 入手することが できるようになったのだ。
    ただし ザード遺跡の各所に 物資を狙う野盗が 潜んでいるため 隊商を動かす時間帯 および 交易路の決定には 慎重な検討を要する。
    (王都ネクロデア跡 D-5)
  • ネクロデア王国に仕える 武官が記した 日誌のようだ。
    先の議会で モルゼヌ王が 懸念されていた通り 山脈をへだてた隣国 バルディスタ要塞には 最大限の警戒が 必要であろう。
    というのも 気になるウワサを 耳にしたのだ。バルディスタの幻術師 ゾブリス将軍が 独断で 軍を動かしている……と。
    一時は 次期魔王とも目されていた人物だ。魔王ヴァレリアに勝る 武功を立てんと 他国への侵略を 活発化させる おそれもある。
    しかし いたずらに 不安がる必要はない。これまで 何度も バルディスタに攻められたが その都度 勇猛果敢な我が軍が 退けてきた。
    我らに ネクロジームの加護がある限り 未来永劫 どんな敵にも 屈しはしない! 誇り高き 我が祖国に 栄えあれ!
    (王都ネクロデア跡 E-7)
  • 〇〇は 壁に刻まれた文字を読んだ。
    ああ ゾブリスさま。
    どんなに 言葉を尽くしても
    あなたの美しさは たたえきれない。
    ゾブリスさま ゾブリスさま ゾブリスさま
    ゾブリスさま ゾブリスさま ゾブリスさま
    ゾブリスさま ゾブリスさま 愛しています!!
    (王都ネクロデア跡 E-7)
  • 『ネクロデア建国秘話』という本だ。初代ネクロデア王の伝説が 書かれている。
    昔々 片腕の男が 死地をさまよって 山道を歩いていると 大きな穴を見つけた。深い穴の底からは 助けを求める声が響いた。
    男は 今にも燃え尽きんとする 自分の命を 誰かを救うことに 使うと決めて 一歩を踏みだし 闇の中に すべてをゆだねた。
    次の瞬間 男は 目を疑った! 深い穴と思われたもの…… なんと それは 魔力の輝きを帯びた 闇色の鉱石だったのだ。
    「これなる神の石 ネクロダイトは 死をも恐れぬ 勇気ある者に ふさわしい。これを用い 剣をきたえ 誇り高き国を育てよ」
    男は 導きの声を 暗鉄神ネクロジームとあがめ 神の恩に報いるため 必死で 生きのびた末に 誇り高く信心深い 堅牢な国を築いたという。
    (王都ネクロデア跡 F-7)
  • 『驚異の鉱石 暗鉄鉱ネクロダイト』という本だ。
    宝石以外の鉱物は 魔力を帯びにくい性質を持つが 我が領土で発掘される 闇色の鉄鉱石 ネクロダイトは 例外的に 強い魔力を宿す。
    我らの祖先は ネクロダイトの特性に 最も適した加工をおこなうべく 試行錯誤を重ね ついに 魔術を施した 特別な溶鉱炉を開発した。
    7つの穴 それぞれに ネクロダイトをはめ込み 燭台に点火すると 翠緑の炎が燃え上がり 闇色の鉱石が 銀色の湯のように溶けていく。
    精錬されたネクロダイトを 熟練の鍛冶職人が 何日もかけて鍛えると しなやかで強靭な鋼となり 美しい輝きを 放つようになるのだ。
    持ち主が強い魔力を込めて ネクロダイトの武器で 斬りつけると 斬られたものは 一時的に鉄と化し 接触し続けていれば 永久に鉄塊化する。
    どんな魔法でも成し得ない 唯一無二の特性を持つ 暗鉄鉱ネクロダイトと その特殊な鍛冶技術は 魔界中の羨望を集めて やまないのである。
    (王都ネクロデア跡 G-7)

 

 

クエストメモ(ネタバレ)

  • 魔仙卿:よくぞ参った○○よ。魔族の姿と元の姿を使い分けることにも慣れたようだな。しかしそなたには他者にそのときの姿を自然なものと感じさせる術がかかっているようだ。……見の覚えはないか? そのせいで他の者は気づかぬだろうが私には見えるぞ。2つ……いやそれ以上の異なる姿が。さて……本題だ。いずれ魔界を襲うであろう未曾有の大災厄 大魔瘴期のことは話したな。大魔瘴期に生じる魔瘴はあまりに濃密。その中では何者も生き残れずやがては魔界だけでなくアストルティアも滅ぶだろう。そのきざしが魔界各地で現れはじめている。魔瘴塚と呼ばれる異形の岩塊からおびただしい魔瘴があふれだしているのだ。そこで……そなたを見込んで頼みがある。魔界各地にある魔瘴塚を封じるためぜひそなたに助力を願いたい。どうだ……頼まれてはくれぬか?
    ・はい
    ・いいえ
    おお 応えてくれるか。魔瘴を止める方法だが……それには神殿の地下にあった魔瘴の結晶より現れしイルーシャなる娘の協力が不可欠となる。だが……肝心な時にイルーシャの姿が見えぬな。おそらくはモモモと外にいるのだろう。どれ探しにいくとしよう。
  • イルーシャ:…………ここはにぎやかね。命の声に満ちているもの。それに光も……。闇の中であなたは私を照らしだした。……あなたの光はまた私を導くの?
    ・はい
    ・いいえ
    …………そう。
  • 魔仙卿:ここにいたか……イルーシャよ。……この者はいまだ自分の名前以外 思いだせぬようだ。この地でしばし保護していたが依然その正体はわからぬまま。だが……ひとつだけわかっていることがある。イルーシャが結晶より現れた時……そなたの体内の魔瘴を取り除いたであろう。この者には魔瘴をあやつるチカラがある。……魔瘴を止める方法とはそのことだ。そなたにはイルーシャと共に魔界をめぐり各地の魔瘴塚を封じ込めてほしいのだ。……イルーシャはそなたと一緒ならば引き受けると言うのでな。なぜかこの娘はそなたになついているようだ。魔瘴塚がある地は……ジャリムバハ砂漠 ゲルヘナ幻野 ベルヴァインの森の3箇所だ。どの魔瘴塚からでもかまわぬ。3つの魔瘴塚の封印に成功したらふたたび我のもとに来るがよい。頼んだぞ。
  • モモモ:ぼくはこちらで待っております! イルーシャさん いってらっしゃいませ!
  • イルーシャ:……あなたはそこにいて。…………うっ。……終わったわ。…………見えたのね? 私は大丈夫。……さあ次の場所に行きましょう。
  • ベルトロ:……日に日に魔瘴が活性化してるようです。いよいよ大魔瘴期も近いってことですかねえ。そんで亡国ゴーラの近くに位置する我らバルディスタがいちばん危ないってワケですなァ。
  • ヴァレリア:……いまいましい。大魔王選定の儀などという くだらぬ茶番で無駄な時間を使った。……貴様なぜここに? ……やめろ。かまっている時間も惜しい。見かけないカオがあるな。……フン まあいい。さあ国に帰りアストルティアへの侵攻準備を再開するぞ。我らにはもはや一刻の猶予もない。
  • イルーシャ:あなたはそこにいて。
    終わったわ。……さあ次の場所に行きましょう。
  • なんだ貴様らは! なぜここにいる! さっさと立ち去らないと痛い目を見るぞ!
  • オジャロス:……これこれ そう居丈高に言うでない。旅の方がおどろかれているであろう。ここは魔瘴が噴きだす魔瘴塚です。近づいたら危ない。はやく離れたほうがいいですぞ。
  • イルーシャ:……私なら大丈夫。それを止めにきたの。そこで見ていて。
  • ま……魔瘴が消えていく……?
  • オジャロス:いやぁーっ! すごいすごいっ! これはおどろきましたな! ……おっと! 申し遅れましたな。ゼクレス魔導国のオジャロスという者です。以後お見知りおきを。
  • このお方はエルガドーラ王太后様の弟君……オジャロス大公であらせられるぞ! この下等魔族めが……平伏せぬか!
  • オジャロス:領地内の魔瘴塚が活性化しはじめたと聞いて様子を見にきていたのですが……あなたのおかげでもう安心だ! それにしても……魔瘴をあやつるなんてすばらしいチカラですな! あのような奇跡ははじめて見ましたぞ! 大いなる闇の根源から生まれし魔瘴と近しい存在……あなたこそまさに魔瘴の巫女とお呼びするのにふさわしい!
  • イルーシャ:魔瘴の…巫女……?
  • おそれながらオジャロス様! そろそろエルガドーラ様との約束のお時間が……。
  • オジャロス:おお そうであった。姉上は時間に厳しいからのう……。キミたち魔瘴塚を止めてくれて助かった! ゼクレス魔導国を代表して礼を言いましょう。……それでは失敬しますぞ。
  • イルーシャ:……さあ 3つ終わったから魔仙卿のところに戻りましょう。
  • ……キキッ ミタゾ ミタゾ
  • 魔仙卿:……○○ イルーシャ 戻ったか。どうやら魔瘴塚の封印は終わったようだな。言わずとも我にはわかるぞ。見事なはたらきであった。魔瘴塚の魔瘴を封じることができるとは……イルーシャの魔瘴をあやつるチカラはやはり本物のようだ。……してどうであった? イルーシャは何かを思いだしたか?
    ○○はイルーシャと共に見た記憶らしき情景のことを話した!
    ふむ……黒き手とな? それはまさしく大いなる闇の根源を象徴するものだが……
  • ……キキッ ミタゾ ミタゾ
  • 魔仙卿:むっ……何者だ? ほう……。見慣れぬ客が来たな。
  • ヌブロ長老:……ホッホッホッ。お初にお目にかかります。私はゴーラの国の長老ヌブロと申します。直接そちらにお伺いできなかったゆえ……こうしてお話しさせていただくことをお許しくださいませ。
  • 魔仙卿:ゴーラ……と言ったな。……魔幻都市ゴーラ。先代大魔王マデサゴーラの本拠であった地だ。だが……もとより魔瘴の深き地だったゴーラはあるときその大噴出によって滅びた。……誰もがそう思っていたはずだ。
  • ヌブロ長老:ホッホッホッ おっしゃる通りです。ですが……少数の民は難を逃れ 今もなおゴーラの地で暮らしておるのです。
  • 魔仙卿:……なんとも しぶといものだな。そのゴーラの長老の用向きとなれば……?
  • ヌブロ長老:かろうじて生きのびた我々ですが……さらなる魔瘴の増加に苦しんでおります。このままでは遠からずゴーラは完全に死の大地となり果てます。そこで……そちらにいらっしゃる魔瘴の巫女様。あなた様をゴーラへとご招待したいのです!
  • 魔仙卿:……魔瘴の巫女とな? それは……イルーシャのことか?
  • ヌブロ長老:あなた様のおチカラは邪眼樹を通して拝見させていただきました……。イルーシャ様であれば……ゴーラの深き魔瘴をも鎮められるでしょう。どうかおチカラをお借りできませぬか?
  • 魔仙卿:しかし……かの地は危険に過ぎる。イルーシャが行くにはあまりにも……
  • イルーシャ:……行ってみたい。私のチカラが役に立つなら。それに……何か思いだせるかもしれない。○○と一緒ならどんな危険な場所でも平気よ。
  • ヌブロ長老:……ホッホッホッ。なんと ありがたき お言葉。私どもはゴーラにてお待ちしております。道中は魔瘴が深くなっておりますので気をつけてお越しくださいませ……。
  • 魔仙卿:……妙なことになったな。滅びたはずのゴーラが存続していたとは。だが……これはいい機会かもしれぬ。大魔王の覇印……というものがある。それは大魔王即位の際に授けられる魔界の盟主たる者の証。いにしえより代々受け継がれていたものだ。しかし……先代大魔王マデサゴーラが倒れ大魔王の覇印は行方不明となった。とはいえ所在の見当はついている。魔瘴の沈みしマデサゴーラの根城……ゴーラの地にこそ それは あるはずなのだ。……イルーシャもそなたと共にならばゴーラへ行くと言う。ならばちょうどいい。大魔王の覇印を探してきてはくれぬか?
    ・はい
    ・いいえ
    ……助かる。そなたならそう言ってくれると思っていたぞ。……かの地では何が起こるかわからぬ。ゆえにひとつ心に留めてほしいことがある。それはアビスジュエルのことだ。アビスジュエルの移動先であるアビスゲートは魔界の情勢によって封鎖されて使えなくなることがある。注意することだ。……魔幻都市ゴーラがあった地はバルディア山岳地帯の北西にある閉ざされた門の先だ。深き魔瘴におおわれた地だが……イルーシャの魔瘴をあやつるチカラがあればたどり着くことができるだろう。
  • イルーシャ:……この先ね。……うっ。……心配しないで。私は平気。……この先は魔瘴が深いようだけれど私が魔瘴を払うから大丈夫よ。さあゴーラの長老様に会いにいきましょう。
  • お待ちしておりました! 魔瘴の巫女様……そして護衛のお方! どうか私たちを助けてくださいませ!
  • 巫女様が持つ ふしぎなおチカラで我らを魔瘴から守ってくださるとお聞きしました!
  • おお……巫女様はなんと慈悲深いのでしょう! ゴーラの民をお救いください!
  • イルーシャ:その……私は……。
  • ヌブロ長老:これこれ。巫女様をこまらせるでない。改めまして……ようこそゴーラへ。はるばるご足労いただき感謝しまする。ここは大魔王マデサゴーラ様の城だった場所。外は魔瘴に満ちていたでしょう? 我らは避難所としてここに住んでおるのです。……民が興奮したようですみませぬな。長き間魔瘴に苦しめられてきた我らにとって巫女様は救世主なのです。さて……本日はもうお疲れでしょう。おふたりのために部屋をご用意しました。どうぞこちらへ……。
  • よくぞ来た! 魔瘴の巫女! オレ様の芸術で歓迎してやろう! ……フン キマったな。オレ様の芸術に目を奪われて言葉も出ないと見た。
  • ヌブロ長老:これ! 巫女様の前でなんと無礼な!
  • こら! マデサゴーラ様の遺された城の壁にラクガキするなと何度言えばわかるのだ!
  • ラクガキではない! 芸術だ! それに……貴様らのほうこそ無礼者だろう! いったいオレ様を誰だと思っている!? オレ様は魔界の芸術に革命を起こす不世出の芸術家……ペペロゴーラ様だぞ! ……な…なんだ!? ……うわー話せっ! 無礼者! オレ様の芸術的な髪形が乱れる! くそっ……わからず屋の愚民どもめっ! 今にオレ様の芸術がいかにすばらしいかを知らしめてやるからなーっ!
  • ヌブロ長老:……お見苦しいところをお見せしましたな。あのペペロゴーラはマデサゴーラ様の孫に当たる唯一の血縁なのですが……これが手のつけられない問題児でして……我らも皆 手を焼いておるのですよ。
  • イルーシャ:あの……私たちは探しものがあってここまで来ました。……大魔王の覇印というものです。
  • ヌブロ長老:ふむ……?大魔王の覇印とな……。確かにマデサゴーラ様がそのようなものを持っていたと記憶しておりますが……正直どこにあるかはわかりかねますな。大魔王の覇印については情報を集めさせます。今日はもう休まれてはいかがでしょう? 何かわかったらお知らせいたします。お部屋はあちらの大階段をのぼって右手に進んだところにございます。さあ巫女様こちらへどうぞ……。
  • イルーシャ:……先に部屋に行ってるわね。
  • イルーシャ:このお城にはたくさんの素敵な絵が飾られていたわね。あとで見てこようかしら……。それにこの国の人たち……魔瘴で本当にこまっているようだった。なんとかしてあげたい……。けれど魔瘴を払うこのチカラを使うたびになんだか災いが近づいてくる気がする。とても嫌な感じがするの……。○○……それでも私はこのチカラを使うべきなのかしら?
    ・はい
    ・いいえ
    ……こまっている人は放っておけない? あなたは……心やさしい人ね。このチカラの正体は何もわからない。それでも私は……みんなを助けてあげたいと思うの。……○○休みたい時は右のベッドを使ってね。
  • イルーシャ:……ねえ。もう眠ってしまった? 起こしてしまったらごめんなさい。私……闇の中のことは覚えていないのだけれどきっと怖い思いをしていた。解き放ってくれて本当に感謝してるわ。まだ何もかもがもやに包まれたまま。けれど あなたのそばにいればなぜだかうまくいくような気がするの。……明日も早いわ。ゴーラの国のみんなのため がんばりましょう。おやすみなさい……。
    ……おはよう ○○。私たちが休んでいる間に大魔王の覇印の行方がわかったと兵士さんが伝えにきたわ。ゴーラの長老様のお話を聞きに宮殿の奥の玉座の間に行きましょう。
  • ヌブロ長老:おやイルーシャ様の護衛のお方。……○○様というのでしたな。よくお休みになられましたかな?
    ・はい
    ・いいえ
    ありがたき お言葉。我らに用意できる最上の部屋でしたので。さて伺っていた大魔王の覇印ですが……情報を集めたところ手がかりがつかめました。マデサゴーラ様は大魔王となられた後……とある芸術作品の制作に没頭するため ご自分のアトリエへ足しげく お通いでした。どうやらマデサゴーラ様は大魔王の覇印をそのアトリエに置いたまま アストルティアへと旅立たれてしまわれたようなのです。やがて魔瘴の大噴出が起こり……アトリエも魔瘴の底に沈んでしまいました。かくして大魔王の覇印は失われたのです。……マデサゴーラ様が制作されていた幻の大作とともに。くだんのアトリエはゴーラの下層……魔幻園マデッサンスという場所にございます。深き魔瘴に沈み普通は行けぬ場所です。ですが……イルーシャ様であれば深き魔瘴をも晴らすことができましょう。さすればアトリエにもたどり着けるはず……
  • ペペロゴーラ:ちょ~っと待ったぁぁぁ!!!……マデサゴーラじじいのアトリエに行くと言ったな! ならばその案内役……このペペロゴーラ様が引き受けようではないか!
  • ヌブロ長老:……何をバカなことを! お前などが行っても巫女様の足手まといになるだけだ!
  • ペペロゴーラ:なぜだ!? じじいのことならオレ様がゴーラの誰よりも知っているぞ!
  • ヌブロ長老:いいや ならん! おふたりは遊びにいくわけではないのだ。だいたいお前にできることと言えば お絵かき程度のものではないか。そのお前が何の役に立つと言うのだ!
  • ペペロゴーラ:なんだと! お絵かきではない! オレ様は…… 芸術を……っ!
    ……クソッ 石アタマめ! どいつもこいつも……わからず屋だッ!
  • イルーシャ:…………。
  • ヌブロ長老:ふう……またもお見苦しいところを……。ペペロは……幼き頃に両親を失いまして。マデサゴーラ様に代わって私が面倒を見ておったのです。偉大な芸術家である祖父の影響か芸術を志すようになったのですが そのマデサゴーラ様も亡くなられて……あれもかわいそうな子なのです。それで きかん坊になっておるんですな。おっと話の途中でしたな。……近年魔瘴が増えていると話しましたな。その魔瘴が発生していると思われるのが……魔幻園があるゴーラの下層なのです。魔幻園で大魔王の覇印を探されるのであれば そのついででかまいませんので魔瘴大噴出の原因も調べていただけませんか? 魔幻園は今は魔瘴に沈んでおりもともとあった道も地形が変わってしまって使うことができませぬ。現在 魔幻園へ行く手段はただひとつ……マデサゴーラ様が遺された不思議な乗り物『奈落へいざなう棺桶』のみなのです。奈落へいざなう棺桶の乗り場でしたらこの宮殿を出て十字路を西に進んでいけばたどり着けるでしょう。おふたりとも……くれぐれもお気をつけて。よろしく頼みましたぞ。
  • ペペロゴーラ:フハハハハッ! 待っていたぞ 魔瘴の巫女!
  • イルーシャ:あなたは……ペペロゴーラくん? どうしてここに……
  • ペペロゴーラ:フン! 決まっているだろう。オレ様も魔幻園に行きたいからだ! いいか? ゴーラが壊滅する前にマデサゴーラのじじいがアトリエにこもって何か大作を作っていたことは聞いただろう。その作品は……マデサゴーラ芸術を愛する好事家たちの間で幻の大作と呼ばれていてな。オレ様はどうしてもそれを見てみたいのだ! ……というわけだ! オレ様をじじいのアトリエに連れていけ!
    ・はい
    ・いいえ
    フハハハ! さすがに巫女とその護衛だ! じつにものわかりがいいな! オレ様の子分にしてやってもいいぞ! そうと決まればさっそく魔幻園マデッサンスに出発だ! フン……これがじじいが作った奈落へいざなう棺桶か。魔幻園には別の道から行っていたからはじめてだ。……おい 巫女とその護衛。何をしている! はやく乗れ!
  • イルーシャ:……ペペロゴーラくん。巫女と護衛じゃなくて ちゃんと名前で呼んでね。私はイルーシャ。それから○○よ。それに巫女かどうかもわからないの。……記憶がなくておぼえていないから。
  • ペペロゴーラ:フン……記憶がないクセに巫女呼ばわりされるがままになっているとはなんという主体性のないヤツだ! そんな生き方は芸術性に欠けるぞ。もっと自分というものを表現すべきだ。……このペペロゴーラ様のようにな!
  • イルーシャ:……ふふっ。
  • ペペロゴーラ:……なんだ? 何がおかしい? オレ様をバカにしているなら……う…うわッ……。な…なんだ……この妙な乗り物は……。ま…待てッ 心の準備が……うッ…うわァーーーッ!! はァはァ……おそろしい乗り物だった。まったくじじいも趣味が悪い。
  • イルーシャ:そうかしら? 私もう一度乗ってみたい……。……魔瘴が深いわ。ふたりとも……私から離れないで。気をつけて進みましょう。
  • ペペロゴーラ:……長い間 魔瘴に沈んでいたせいで扉が開かないようだな。
  • イルーシャ:ここは私にまかせて。
  • ペペロゴーラ:……これは じじいの芸術作品のひとつだ。暴走していて誰も乗れないようになってるのはいかにもじじいが考えそうな趣向だな。たしか……暴走を止めるレバーが広場のどこかにあったはずだ。探してみるぞ。
  • 何かが結晶化した魔瘴でおおわれている。
    イルーシャは目を閉じて祈った。なんと結晶化した魔瘴が取り払われレバーが現れた!
    暴走していた回転木馬が停止した!
  • イルーシャ:……これで先に進めるわね。さあ行きましょう○○。
  • イルーシャ:水路が枯れてしまっている……。魔瘴なら私が取り除けるけどその前に水を満たさないとゴンドラが動かないわ。
  • ペペロゴーラ:たしか上の方に水を注ぐ装置があったはずだが……じじいのことだから何か仕掛けがありそうだ。いろいろ調べてみるぞ。
  • ○○は石碑を読んだ。
    ……『朝』と書かれている。
    マデサゴーラの創造は 早朝から始まる。起きがけに 昨晩 見た夢について 羽ペンを走らせ 思いのまま 詩をしたためる。
    あふれんばかりの感性で つづられた その詩は とりとめのない めくるめく幻想を 思考の芸術へと 昇華させるのである。
  • ペペロゴーラ:……じじいは一日の最初に羽ペンで詩作にはげんでいた……ということか? いったいそれがどうしたというんだろうな。
  • イルーシャ:これだけでは情報が足りなそう。もう片方の石碑の内容と照らし合わせれば何かわかるかもしれないわ。
  • ○○は石碑をながめてみた。……どうやら石碑の後ろの大きな絵画について書かれているようだ。
    六本の御手が持つ 創造の道具を 熱情が宿りし 順にしたがって 解きはなて。さすれば 美への道が 開かれる。
  • ペペロゴーラ:……じじいは相変わらずまどろっこしいな。何かの仕掛けを順番に解けと言ってるのか? 道具といわれている物が近くにありそうだな。
  • イルーシャ:熱情というのは絵にともる明かりかしら? それには規則性がありそうだけど……どこから始まるのかがわからないわ。
  • ペペロゴーラ:……よしっ! これでゴンドラに乗れそうだな! まったくじじいときたら……面倒なものを作ったもんだ。さて水路のゴンドラに戻るぞ。
  • イルーシャ:……これでもう大丈夫。さあゴンドラに乗って先に進みましょう。
  • ○○は絵画をながめた。
    『創世の神』というタイトルのようだ。絵画には説明が添えられている……。
    剣 宮殿 王冠 軍旗。
    4つの宝玉を 四方に 正しく配することで マデサゴーラは 創世の神となる。
    ……絵画の 上下左右には 何かが はまりそうな 穴が空いてる。
  • ペペロゴーラ:じじいのことだ。また仕掛けがあるのだろう。4つの宝玉とやらを探しに先に他の場所を調べてみるぞ。
  • ○○は絵画をながめた。『魔元帥』というタイトルのようだ。絵画には説明が添えられている……。
    ゼルドラドという名の側近を得る。後にこの者はマデサゴーラの右腕として 魔元帥と呼ばれるようになる。
  • ペペロゴーラ:セルドラドか……なつかしいな。オレ様は特に交流がなかったが……ヤツの審美眼だけはひそかに認めていたのだ。
    ……絵には剣の絵が刻まれた宝玉がはめられている。この宝玉を取りますか?
    ○○は剣の宝玉を手に入れた!
  • ○○は絵画をながめた。『魔幻宮殿』というタイトルのようだ。絵画には説明が添えられている……。
    数多の戦いで勝利をおさめた マデサゴーラは ゴーラ領を平定する。これにより 大魔王へ至る 足元が固まった。
  • イルーシャ:私もこういうふうに絵が描けたらな……。
  • ペペロゴーラ:ふうん……。イルーシャ 貴様……絵を描くことに興味があるのか? なかなか見どころがあるじゃないか。
    ……絵には宮殿の絵が刻まれた宝玉がはめられている。この宝玉を取りますか?
    ○○は宮殿の宝玉を手に入れた!
  • ○○は絵画をながめた。『戴冠』というタイトルのようだ。絵画には説明が添えられている……。
    大いなる闇の根源と 魔仙卿に 認められ マデサゴーラは大魔王となる。戴冠式で授けられた王冠はその頭上に輝く。
  • ペペロゴーラ:オレ様は大魔王なんて地位には興味ないな。……じじいは大魔王になってまでやりたいことがあったんだろうか?
  • イルーシャ:魔仙卿……昔から変わってないのね。
    ……絵には王冠の絵が刻まれた宝玉がはめられている。この宝玉を取りますか?
    ○○は王冠の宝玉を手に入れた!
  • ○○は絵画をながめた。『異界への進軍』というタイトルのようだ。絵画には説明が添えられている……。
    大魔王マデサゴーラは 満を持して 異界の地 アストルティアへと進軍する。その左手には ゴーラの軍旗が 振られていた。
    ……絵には 何か はまっていたような穴がある。
  • ペペロゴーラ:……ムム? 絵画にはまっていたはずの宝玉がないな。何者かが持ち去ったのか……?
  • イルーシャ:……床に顔料が飛び散っているわね。もし誰かが持っていったのならこれがヒントにならないかしら?
  • ペペロゴーラ:そうだな……。たしかこの顔料は……超暗黒主義の絵画でよく使用される顔料だな。じじいも好んで使っていたはずだ。その顔料が床に散っていたということは……宝玉を盗んだ犯人はじじいが生みだした超暗黒主義の絵の魔物 スーパーダーキズムか! ……よしッ○○! スーパーダーキズムは近くにいるはずだ! 宝玉を取り戻しにいくぞ!
  • ○○は絵画をながめた。『創世の神』というタイトルのようだ。絵画には説明が添えられている……。
    剣 宮殿 王冠 軍旗。
    4つの宝玉を 四方に 正しく配することで マデサゴーラは 創世の神となる。
    ……絵画の 上下左右には 何かが はまりそうな 穴が空いてる。
  • ペペロゴーラ:フハハハハ! なかなか手こずったがオレ様の助力をもってすれば じじいの仕掛けも大したことはなかったな!
  • イルーシャ:……さあ 〇〇。きっとアトリエまであと少しよ。もうひと息がんばりましょう。
  • ペペロゴーラ:よしッ! ここに じじいの描いた幻の大作があるはず……。
    アトリエが……な なんてことだ。魔物のしわざなのか? 天井が壊れているじゃないか!
    ……ない! ないだとッ!? 幻の大作が……見当たらないだとッ!? 
  • イルーシャ:これ……。
  • ペペロゴーラ:なんだッ!? 何かみつけたのかッ!?
    おお すごいぞ! これは幻の大作のデッサンだ! ……なるほど。魔法のカンバスの中に生きた魔物たちを封じ込め それを絵として作品に仕上げようとしていたのか! 『ほとばしる命の狂宴』というのが作品のタイトルか。ふむふむ……
  • イルーシャ:この絵の制作ノートみたい。……制作の過程が書かれているわ。
    ……数百匹の魔物どもを捕らえることにも苦労したが……魔瘴竜の封印には大いに難儀させられた。魔瘴竜を絵の中に封じ込めるには余が創った特殊な顔料を使って目に紋章を描き ヤツを弱める必要があった……
  • ペペロゴーラ:……顔料? それはじじいから拝借してオレ様が使っている顔料のことか。この顔料にそんなチカラがあったとはな。
  • イルーシャ:……そうして絵の中に竜を引きずり込み特製のカンバスに大魔王の覇印を押すことでようやく魔瘴竜を封印できるのだ……。
  • 大魔王マデサゴーラ:……果たして『ほとばしる命の狂宴』は完成した。だが……できあがった『狂宴』には何かが欠けている。余が望んだものはこの程度か? 余は……生命のあがきを! 苦悩を! 葛藤を! 描きたかったのではないか!? ……この絵は失敗作だ。すててしまおう。……だが費やした時間は無駄ではなかった。本当に生きた作品を創る方法……その答えが見えた気がする。
  • イルーシャ:……幻の大作を作るのに大魔王の覇印が使われていたみたい。手がかりがつかめたわ。
  • ペペロゴーラ:幻の大作を……す…す…………すてた だとォ!? お…終わった……。オレ様の芸術的人生はおしまいだ……。
  • イルーシャ:……どうして?
  • ペペロゴーラ:オレ様は……ここのところスランプでな。いくら絵を描いても描いても何かが足りないと感じていたのだ。だから じじいが没頭して制作したという幻の大作を見れば……きっとオレ様の中の芸術家魂に火をつけてくれるはずだった! そうすれば……ゴーラの愚民どもを見返せるような世紀の傑作が創れる気がしたのだ! オレ様は……じじいみたいなすごい芸術家になりたかった……。それでたくさん絵を描いて努力してきた。だがどれだけ描いても……誰にも認めてもらえぬ。ただラクガキだとバカにされるだけだ。じじいと違ってオレ様には才能がないのだ……。
  • イルーシャ:ペペロくん……落ち込まないで。すてられた幻の大作だって見つかるかもしれないわ。あきらめないで探してみましょう?
  • ペペロゴーラ:ペ……ペペロくんだとぉ!? そんなふうに気安く呼ぶとはいったいオレ様を誰だと思って…………ああッ そうだッ! 思いだした! この近くの谷にじじいがよく失敗作をすててた場所があったはず! フハハハハ! オレ様としたことがみっともないところを見せたな! じじいが失敗作をすてていた谷……芸術の墓場はこのアトリエの地下におりて進んだ先にある! さあッ 行くぞ!
  • イルーシャ:……ふふっ 元気が出て よかった。大魔王の覇印は見当たらないようだけど……今は絵を探しに芸術の墓場に行きましょう。
  • ペペロゴーラ:……おおッ! あれこそはじじいの幻の大作ではないか? しかし何も描かれていないな。では違うのか……。
  • イルーシャ:……? 何かが…… ……近づいてくるわっ!
  • ペペロゴーラ:ひ…ひええっ! 絵から……竜が飛びだしてきた……!
  • イルーシャ:マデサゴーラさんが絵画に封じ込めたという魔瘴竜……。魔瘴が増えている原因だったのね。
  • 魔瘴竜ジャオマンダ:…………マデサゴーラァァァ!! よくも……我を封印しおったなァァァ!
  • イルーシャ:……目に封印の紋章が入ってる。でも片目だけだわ。もしかしたら もう片方にも紋章を入れれば魔瘴竜を退治できるんじゃないかしら?
  • ペペロゴーラ:……オッ オレ様がやるのか!? ムッ ムリだ! このオレ様にじじいと同じことができるはずがないだろう……!
  • イルーシャ:……お願い! ペペロくんを守ってあげて!
  • 魔瘴竜ジャオマンダ:グアアアアアアッ!!
  • イルーシャ:それは……大魔王の覇印? この魔物が飲み込んでいたのね。
  • 魔瘴竜ジャオマンダ:我を封印したいまいましき覇印がァ……。……マデサゴーラめェェェ!
  • ペペロゴーラ:ぬ…ぬわッ! こ…こっちに来るなァ! オレ様の芸術的な髪形が…… ……乱れるだろうがッ!!
  • 魔瘴竜ジャオマンダ:……グワッ! こ…この顔料は…… おのれ マデサゴーラァァァ!!
  • ペペロゴーラ:や…やったのか……? フ…フハハハハッ!! オレ様の才能をもってすれば これしきたやすいわ! フハハハ…… うわッ! 絵が……ッ!
  • イルーシャ:ペペロくん あぶないわ!
  • ペペロゴーラ:これは……オレ様が完成させた絵だ……! 絶対にはなさな…… う…うわァァァーーーッ!
  • イルーシャ:ペペロくん! 今よ! 絵画に大魔王の覇印を!
  • ペペロゴーラ:イルーシャ 貴様……すごいな! あんなにあった魔瘴がなくなってしまったぞ! やけに痛々しいが……大丈夫なのかッ?
  • イルーシャ:私は平気……すぐに治るわ。それよりも…… ……かっこいい。ペペロくんの力作ね。私……この絵好きよ。
  • ペペロゴーラ:え…………? フ……フハハハハ! オレ様のみなぎる芸術的才能が炸裂したのだからこれしき当然の出来栄えだ! ……よし! さっそくこの絵を持って帰りゴーラの愚民どもに見せてくれよう! きっと涙を流しながら感動するだろう! オレ様は先に城へ戻っている! 貴様らもさっさと来るがよいぞ!
  • イルーシャ:ペペロくん……元気が出たみたいね。よかったわ。さあ私たちも魔幻宮殿に帰りましょう。
  • 〇〇は大魔王の覇印を手に入れた!
  • 〇〇とイルーシャは真・魔幻宮殿のロビーに向かった……。
  • これがマデサゴーラ様の幻の大作……『ほとばしる生命の狂宴』をペペロ様が完成させた絵……。
  • ヌブロ長老:……ふーむ。いまいちピンと来んなァ。やはりマデサゴーラ様の芸術にあるような深淵なる美がこの絵には足りない気がする。
  • イルーシャ:そうかしら? 私は……希望が感じられて好きよ。
  • ペペロゴーラ:フハハハハ! 貴様らにはまだオレ様の芸術を理解できる審美眼がないのだ! だが……今にわからせてくれよう!
  • ヌブロ長老:むう……巫女様がそうおっしゃるなら何も言いませぬ……。
  • ペペロゴーラ:……この絵はもとはじじいの作品だ。だからこれは通過点にすぎぬ。次はもっとすごいオレ様流の作品を創るぞ! そして……いつかじじいを超える魔界最高の芸術家になってやる! フハハハハハ!! あッ そういえば……貴様らはここへ大魔王の覇印を取りにきたのだったな。どうやら手元にあるようだが持って帰ってかまわんぞ。じじいに代わってオレ様が許可する!
  • ヌブロ長老:……ペペロからあらましを聞きました。おふたりのご活躍でゴーラを覆っていた深き魔瘴を鎮めることができたと。ひとまずゴーラは救われました。おふたりのご助力まことに感謝いたします。どうかこちらの謝礼を受け取ってくだされ。
    〇〇は経験値390000Pを手に入れた!
    〇〇は40000ゴールドを手に入れた!
  • ペペロゴーラ:……そうだ イルーシャ。じつは貴様に渡したいものがあるのだ。後でオレ様の私室に来てくれ。それはさておき……〇〇! 世話になったな。何かあったらいつでも言ってくれ! 芸術関係ならチカラになるぞ! 未来の偉大なる芸術家……ペペロゴーラ様がな! フハハハハハ!
  • ペペロゴーラ:……おお来たか ふたりとも。ずいぶんと待ちくたびれたぞ。さて呼びつけた理由だがな……。イルーシャ……貴様 魔幻園の美術館で絵を描くことに興味を持っていただろう。それで……手頃な未使用のスケッチブックがこの城にあったことを思いだしたのだ! どうやらじじいが遺した物らしいが……まあ初心者にはちょうどいいだろう。……それとスケッチブックだけあっても描く道具がないと何も描けぬよな。手頃な絵筆と絵の具もくれてやろう!
    イルーシャはペペロゴーラからスケッチブックと画材一式を受け取った!
  • イルーシャ:……ありがとう ペペロくん。私に絵が描けるかわからないけれど……大切にするわね。……〇〇。ここを去るのは名残惜しいけれどひとまず魔仙卿へ報告しに戻りましょう。
    〇〇とイルーシャは真・魔幻宮殿を後にした……。
  • イルーシャ:結局私の記憶は戻らなかった。自分が何者なのかわからないまま……。けれどペペロくんを見ていてそんなことは重要じゃないって気づいたの。……大事なのは私が何をしたいのか。今は私がしたいと思ったことを思ったまましてみようって決めたの。だから私は……
  • ヴァレリア:待っていたぞ 魔瘴の巫女。お前に用がある。私たちと共に来てもらおう。
  • イルーシャ:私……?
  • ヴァレリア:我らバルディスタは魔瘴増加の危機に瀕している。このままではゴーラの二の舞だ。だが……お前のチカラがあればその危機を取り除くことができる。バルディスタを魔瘴から救えるのだ。おとなしくついてくるなら悪いようにはしない。……これは交渉ではない。命令だ。ならばやむをえん……
    ……クッ!?
  • イルーシャ:…………きゃっ!
  • ユシュカ:ハハハハハ! ……よう。どいつもこいつも相変わらずだな。
  • ヴァレリア:ユシュカ……いったい何のつもりだ!? 〇〇。俺のしもべをやめたら今度は巫女のしもべになったというわけか。ほとほと しもべ根性の抜けんヤツめ。ヴァレリア……お前の軍は毎度しのびこみやすくて助かる。相変わらず足元がお留守のようだな。
  • ヴァレリア:このようなことをしてただで済むとは思っていないだろうな?
  • ユシュカ:おお怖い怖い。すぐに怒りだすのも相変わらずか。……魔瘴の巫女はこの俺がもらった。返してほしくばファラザードの城まで来い。来られるものならな。
  • ヴァレリア:…………殺す。バルディスタ各地の部隊を集め ファラザードに進軍するッ!
  • ベルトロ:……こりゃあ でけえ戦争になるぜェ。オレ……生きのびられっかなァ。
  • アビスジュエルが弱い光を放っている……。
    魔界各地のアビスゲートが閉ざされたようだ。砂の都のファラザードのアビスゲートも閉ざされたのでまずはゲルヘナ幻野のジャリムバハ砂漠関所に行ってみよう。
  • 待て……。貴様 そこで止まれ! これより我らバルディスタ軍は砂漠を越えファラザードを攻める。なんぴとたりとも近づくことは許さん! 即刻ここから立ち去れ! さもなくば容赦はしない……。
  • ヴァレリア:この砂漠の果て ファラザードで薄汚い盗っ人の王ユシュカが籠城を決め込んでいる……。奴は我が手から魔瘴の巫女を奪い去った。これは我らへの宣戦布告に他ならない。真にチカラある者だけが魔界を統べるに足る。魔界をたいらげアストルティアをこの手に。大魔瘴期を生き残るのは我らバルディスタだ! 全軍……進めッ!!
  • モモモ:いたいたーっ! 探しちゃいましたよ~。ぼく 魔仙卿さまの使いでやってきました! ああ かわいそうなイルーシャさん! まさかさらわれてしまうなんて……。すぐにでも助けてあげてほしいですけど このまま砂漠を進んだら大きな戦いに巻き込まれてしまいます……。そこで魔仙卿さまはおっしゃいました。少し遠回りですが旧ネクロデア領からファラザードに入る道を探してはどうかと~。はるか昔 戦争で滅んだネクロデア王国……。かの国の王族は領土と砂漠を結ぶ隠された交易路を使っていたそうなんです。どうか旧ネクロデア領の王都ネクロデア跡で手がかりを探してください! こちらの巻物がお役に立つはずです~。
    〇〇はモモモから幽冥の巻物を受け取った!
    ゲルヘナ幻野の南西に旧ネクロデア領への関所があります。その巻物を持っていけば関所の封印が解けるでしょう。それから……戦争にそなえて魔界のあちこちでアビスゲートが閉ざされてるみたいです~。戦争が終わればまた解放されるはずですがそれもいつのことになるやら……。ではぼくはこれで……! イルーシャさんのこと よろしくお願いします!

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