【ドラクエ10】Ver5.1「魔界大戦」の進め方2(王都ネクロデア)




王都ネクロデア

ゲルヘナ幻野

  1. ジャリムバハ砂漠関所」に行く
    ・アビスジュエル「ゲルヘナ幻野→ジャリムバハ砂漠関所」から移動
  2. 関所を抜けると、イベント発生
  3. ゲルヘナ原野の「旧ネクロデア領(B-7)」に行く
  4. 」を調べ、「幽冥の巻物」を使って先に進む

旧ネクロデア領

  1. 入口の「アビスゲート(F-1)」を調べて、「旧ネクロデア領・入口」を登録する
  2. 集落跡の「アビスゲート(D-4)」を調べて、「旧ネクロデア領・集落跡」を登録する
  3. (D-6)」まで行く
  4. 引き返して、「洞くつ(D-5)」から南東経由で「王都ネクロデア跡(B-6)」に向かう
  5. 王都跡の「アビスゲート(B-6)」を調べて、「旧ネクロデア領・王都跡」を登録する
  6. 王都跡へ進む

王都ネクロデア跡

  1. 西の「アビスゲート(B-6)」を調べて、「王都ネクロデア跡・城前」を登録する
  2. ネクロデア魔城(B-6)」に入ると、イベント発生
  3. ナジーン」と話す

 

亡霊との交渉

クエスト621「怒れる軍団長の叫び」

  1. 旧ネクロデア領」にいる「デリウム軍団長(D-4)」からクエストを受ける
    ・アビスジュエル「旧ネクロデア→旧ネクロデア領・王都跡」から移動
  2. さまようよろい・強」を3体倒す
    ・「さまようよろい・強」はC-7付近にいます
  3. デリウム軍団長(D-4)」に報告すると、クエストクリア

クエス622「恐れる祭司長のなげき」

  1. 旧ネクロデア領」にいる「アバノク祭司長(D-4)」からクエストを受ける
    ・アビスジュエル「旧ネクロデア→旧ネクロデア領・集落跡」から移動
  2. 鉱山跡」の「倒れたトロッコ(E-5)」周辺に行く
  3. 「だいじなもの」→「祭司長の魔杖」を使う
  4. キラキラを調べて、「暗鉄鉱のかけら」を手に入れる
  5. アバノク祭司長(D-4)」に報告すると、クエストクリア

クエスト623「荒ぶる魔王の痛み」

  1. 王都ネクロデア跡」の「王家の霊廟(B-3)」に行く
    ・アビスジュエル「旧ネクロデア→王都ネクロデア跡・城前 or 王墓前」から移動
  2. 魔王モルゼヌ(B-5)」からクエストを受ける
  3. 王都ネクロデア跡」にいる「ガノーラ(D-6)」と話す
    ・アビスジュエル「旧ネクロデア→王都ネクロデア跡・城前」から移動
  4. 旧ネクロデア領」にいる「ルーテア王妃(F-7)」と話す
    ・アビスジュエル「旧ネクロデア→旧ネクロデア領・集落跡 or 王都跡」から移動
  5. 水霊花の香」をたく
  6. 王家の霊廟」に戻り、「魔王モルゼヌ(B-5)」に報告すると、クエストクリア

王都ネクロデア跡

  1. ネクロデア魔城(B-6)」に戻る
    ・アビスジュエル「旧ネクロデア→王都ネクロデア跡・城前」から移動
  2. 城に入ると、イベント発生
  3. ゾブリス将軍」と戦闘
  4. 勝つと、イベント発生
  5. 旧ネクロデア領」の南にある「血潮の浜辺(D-8)」に行く
    ・アビスジュエル「旧ネクロデア→王都ネクロデア跡・城前」から移動

血潮の浜辺

  1. 入口の「アビスゲート(A-3)」を調べて、「血潮の浜辺・入口」を登録する
  2. 鉄のほこら(B-4)」に行く
  3. 中に入ると、イベント
  4. 砂のほこら(E-6)」に入り、装置を起動する
  5. 下水道を通って「はしご(H-6)」を登る

 

魔界大戦

ファラザード城

  1. 地下牢の「階段(D-6)」を登る
  2. 2階の「玉座の間(E-5)」に行くと、イベント発生
  3. バルディア山岳地帯関所」へ行く
    ・アビスジュエル「ゲルヘナ周辺→バルディア山岳地帯関所」から移動
  4. 関所の先へ進むと、イベント発生
  5. 「バルディスタ軍」と、戦闘
  6. 勝つと、イベント発生
  7. 砂の都ファラザード」に戻り、城へ入る
    ・アビスジュエル「砂の都ファラザード→バ砂の都ファラザード・城前」から移動
  8. 2階の「玉座の間(E-5)」に行くと、イベント発生

ゼクレス城

  1. ベルヴァインの森関所」に行く
    ・アビスジュエル「ゲルヘナ周辺→ベルヴァインの森関所」から移動
  2. 関所を通って、「ベルヴァインの森西」に行く
  3. ベルヴァインの森西」の「滝見の広場(E-2)」に行く
  4. ゼクレス城・宝物庫(D-2)」に行く
  5. 宝物庫を通って「ゼクレス城・地下(H-5)」に行く
  6. 魔具庫(D-3)」に行く
  7. ゼクレス魔導兵たち」と戦闘し、先に進む
  8. レバー(E-4)」を動かしておく
    ・鉄格子(D-4)が解放され、ショートカットできる
  9. 武器庫(F-4)」に行く
  10. ゼクレス魔導兵たち」と戦闘し、先に進む
  11. レバー(D-6)」を動かしておく
    ・鉄格子(D-5)が解放され、ショートカットできる
  12. ゼクレス城・魔導広場(B-6)」に行く
  13. 中に入ると、イベント発生
  14. 太古の魔人」と戦闘
  15. 勝つと、イベント発生
  16. ゴダ神殿」に戻る
    ・アビスジュエル「ゲルヘナ周辺→ゴダ神殿」から移動
  17. 魔仙卿」と話す
    ・経験値 400000Pを手に入れた!
    ・40000ゴールドを手に入れた!

 

Ver5.1追加クエスト等

本棚

  • 古びた 革の手帳がある。どうやら 誰かの日記らしい。少し クセの強い字で 書かれている。
    さすがに 少し疲れている。まさか ゼクレスを追放されるとは……。王子のアスバルとも うまくやれそうだったのに。
    ひさしぶりに 砂漠のねぐらへ戻ろうか。あのカタブツの 正論と説教が 今は やけに なつかしく思える。
    そんなことを考えていたら ばったり 師匠と会った。最後に会ったのは50年ほど前だろうか。
    師匠に頼み込んで 俺も 師匠の旅に 同行させてもらうことにした。子供の頃のように。
    ゼクレスでの失敗の理由 俺に 何が足りなかったのか…… この旅で 見つけられるといいのだが。
    (王都ネクロデア跡 宿屋 G-5)
  • 誰かが残した 手記のようだ。魔界では見ることのない オーグリード大陸で 使われている文字で 記されている。
    木々は折れ 建物も 無残に壊されています。あちこちに 亡くなったヒトが ほったらかしに されたままに なっていました。
    ネクロデアでも 戦争が あったのでしょうか? なぜ こんなに 殺しあうのでしょうか? ここが 魔界だから?
    あまりに かわいそうなので 亡くなったヒトを どこかに 埋めてあげようかと 考えていたら 突然 背中に痛みが 走りました。
    振りかえると 骨だらけの魔物が 僕を うつろな目で 見ていました。背ビレごと ばっさりと 斬られたみたいです。
    なんとか 王都まで逃げて この家に隠れました。外に 魔物の気配は 感じませんが 代わりに 強烈な 寒気を感じます。
    これを読むかもしれない アストルティアの誰か。君だけは 懐かしい故郷へ 帰れるように 僕は 祈っ
    文章は ここで 途切れていた……。
    (王都ネクロデア跡 F-5)
  • 誰かが書きのこした 報告書だ。200年前のネクロデアと 諸外国との 交易について 記されている。
    ネクロデア王国にとって 交易・外交の面で 最も つながりが深いのは ジャリムバハ砂漠にある 一部の小国家である。
    彼らと うまく付き合うには コツが必要だが 契約にきびしく 等価交換を原則とする 商売の姿勢は 信頼性が高いといえよう。
    彼らと 鉱石や武具の 取引をすることで 遠方の地 ゼクレスやゴーラの 得がたい産物を 入手することが できるようになったのだ。
    ただし ザード遺跡の各所に 物資を狙う野盗が 潜んでいるため 隊商を動かす時間帯 および 交易路の決定には 慎重な検討を要する。
    (王都ネクロデア跡 D-5)
  • ネクロデア王国に仕える 武官が記した 日誌のようだ。
    先の議会で モルゼヌ王が 懸念されていた通り 山脈をへだてた隣国 バルディスタ要塞には 最大限の警戒が 必要であろう。
    というのも 気になるウワサを 耳にしたのだ。バルディスタの幻術師 ゾブリス将軍が 独断で 軍を動かしている……と。
    一時は 次期魔王とも目されていた人物だ。魔王ヴァレリアに勝る 武功を立てんと 他国への侵略を 活発化させる おそれもある。
    しかし いたずらに 不安がる必要はない。これまで 何度も バルディスタに攻められたが その都度 勇猛果敢な我が軍が 退けてきた。
    我らに ネクロジームの加護がある限り 未来永劫 どんな敵にも 屈しはしない! 誇り高き 我が祖国に 栄えあれ!
    (王都ネクロデア跡 E-7)
  • 〇〇は 壁に刻まれた文字を読んだ。
    ああ ゾブリスさま。
    どんなに 言葉を尽くしても
    あなたの美しさは たたえきれない。
    ゾブリスさま ゾブリスさま ゾブリスさま
    ゾブリスさま ゾブリスさま ゾブリスさま
    ゾブリスさま ゾブリスさま 愛しています!!
    (王都ネクロデア跡 E-7)
  • 『ネクロデア建国秘話』という本だ。初代ネクロデア王の伝説が 書かれている。
    昔々 片腕の男が 死地をさまよって 山道を歩いていると 大きな穴を見つけた。深い穴の底からは 助けを求める声が響いた。
    男は 今にも燃え尽きんとする 自分の命を 誰かを救うことに 使うと決めて 一歩を踏みだし 闇の中に すべてをゆだねた。
    次の瞬間 男は 目を疑った! 深い穴と思われたもの…… なんと それは 魔力の輝きを帯びた 闇色の鉱石だったのだ。
    「これなる神の石 ネクロダイトは 死をも恐れぬ 勇気ある者に ふさわしい。これを用い 剣をきたえ 誇り高き国を育てよ」
    男は 導きの声を 暗鉄神ネクロジームとあがめ 神の恩に報いるため 必死で 生きのびた末に 誇り高く信心深い 堅牢な国を築いたという。
    (王都ネクロデア跡 F-7)
  • 『驚異の鉱石 暗鉄鉱ネクロダイト』という本だ。
    宝石以外の鉱物は 魔力を帯びにくい性質を持つが 我が領土で発掘される 闇色の鉄鉱石 ネクロダイトは 例外的に 強い魔力を宿す。
    我らの祖先は ネクロダイトの特性に 最も適した加工をおこなうべく 試行錯誤を重ね ついに 魔術を施した 特別な溶鉱炉を開発した。
    7つの穴 それぞれに ネクロダイトをはめ込み 燭台に点火すると 翠緑の炎が燃え上がり 闇色の鉱石が 銀色の湯のように溶けていく。
    精錬されたネクロダイトを 熟練の鍛冶職人が 何日もかけて鍛えると しなやかで強靭な鋼となり 美しい輝きを 放つようになるのだ。
    持ち主が強い魔力を込めて ネクロダイトの武器で 斬りつけると 斬られたものは 一時的に鉄と化し 接触し続けていれば 永久に鉄塊化する。
    どんな魔法でも成し得ない 唯一無二の特性を持つ 暗鉄鉱ネクロダイトと その特殊な鍛冶技術は 魔界中の羨望を集めて やまないのである。
    (王都ネクロデア跡 G-7)
  • ルーテア王妃の 日記のようだ。「晴れた朝の出来事」と 書いてある。
    かねてより懇意にしている 砂漠の宝石商が わたくしに ひとり息子を 紹介してくれました。
    王子と同じ年くらいの 赤毛の男の子。
    将来を考えて ネクロデア王家の教育を 授けたいというので 侍従長の指導のもと 王子と共に 学んでもらうことにしたのです。
    ところが ふたりを引き合わせると 赤毛の子は 「お前のしもべには ならないぞ!」と叫んで 一目散に どこかへ 走り去ってしまいました。
    王子が差し出した手を 強く払いのけてまで……。すると 王子は わたくしの顔を振りあおぎ 憤慨した様子で 言いました。
    「王族に対して あのような無礼は 許せません。あいつのことは 私に まかせてください。礼儀と節度の何たるかを 教えてやります!
    ……それからというもの ネクロデア領内で 逃げまわる赤毛の子の名を呼んで 追いかける 王子の姿を 見かけない日はありません。
    (旧ネクロデア領 ルーテア王妃の別荘 E-6)
  • ルーテア王妃の 日記のようだ。「くもり空 昼下がりの出来事」と 書いてある。
    わたくしは ネクロデア城の回廊で いつものように 赤毛の子の行方を追って 途方にくれている王子に 声をかけました。
    身軽なあの子は 教室の窓から 外へ飛び出して 城の尖塔に 登ってしまったとか。追いかけっこの 難易度は 日増しに 上がる一方です。
    それでも あの子を追うのを あきらめないので どうして そこまでするのかと たずねてみると 王子は 困った顔をして こう答えました。
    「いつも つまらなそうにしている あいつが 私に しかられまいと 逃げまわる間だけは けらけらと 楽しそうに 笑っています。
    「あんな 礼儀知らずで 腹が立つ奴なのに あの笑顔を見ると つい うれしくなる……。だから 放っておけないのです。
    赤毛の子を求めて 駆けていく 王子の背中に わたくしは 願わずにはいられませんでした。ふたりが 心から よき友にならんことを。
    (旧ネクロデア領 ルーテア王妃の別荘 E-6)
  • ルーテア王妃の 日記のようだ。「静寂に眠る夜の出来事」と 書いてある。
    あの日から ネクロデア城の尖塔は すっかり 王子と赤毛の子 ふたりの秘密基地になって 毎日 日が暮れるまで 語り合っています。
    王子が 赤毛の子のことを 教えてくれる時は わくわくと 声が はずんでいるのです。ある夜 わたくしに こんなことを語りました。
    「私たちの初対面を 覚えていますか? あいつは しもべにはならないが 友達なら なってやってもいいと 言いたかったそうです。
    「あいつは器用で なんでも長けているくせに 友を作ることだけは 誰よりも 下手くそだ。でも それは 私も同じです。
    「魔王の子たる 私のそばに 仕える者はいても 本当の友と 呼べる者は いませんでした。だから 私は あいつのそばにいたい……。
    いつか 王子が成長し 魔王の座を継いだら 赤毛の子と共に ネクロデアを 大きく豊かに育て 魔界でいちばんの 自慢の国にするそうです。
    わたくしも 王も ふたりの夢がかなう その日が来ることを 楽しみに待っています。いつまでも ずっと……。
    (旧ネクロデア領 ルーテア王妃の別荘 E-7)

 

 

クエストメモ(ネタバレ)

  • 〇〇が幽冥の巻物を開くと 青白い炎に包まれて一気に燃え上がった! 関所を閉ざす封印も青白い炎に包まれてみるみるうちに焼かれていく……。なんと封印が解けて旧ネクロデア領へ入れるようになった!
  • ひきかえせ! ここは怨念降り積もるネクロデアの領地。立ち入りし者に呪いあれ!
  • ひきかえせ! 何故 封印を解いた? 何故 封印が解けた……?
  • ひきかえせ! ここは絶対に通さぬ! 呪われろ 呪われろ 呪われろ 呪われろ!
  • ひきかえせ! ネクロデアの亡者どもよ! このおろかな侵入者を排除せよ!
  • アバノク祭司長:あああああっ! うばわれた……。すべてがうばわれた!! 私は何も守れなかった……。ああ 暗鉄神ネクロジームよ。どうか私をおゆるしください……!
  • ルーテア王妃:………………。
    ぼんやりと湖面を見つめていて〇〇のことに気づいていないようだ。
  • レクシー:悔しい……悔しいぃぃ……。ここはネクロデア王妃 ルーテア様の別荘。私は敵の侵入を許してしまった……。同じ過ちは二度とくり返さない……。誰であろうと死んでも通すものか……! 今すぐ……立ち去れぇぇ……!!
  • デリウム軍団長:俺の名はデリウム。ネクロデア王国の軍団長だった男……。俺たちのような亡者になりたいかっ!? なりたくなくばとっとと立ち去るがいいっ!
  • きゃーーーーーーーっ!!
    ……城の方から女の子の悲鳴が聞こえた! ネクロデア廃城に行ってみよう。
  • 宿屋ヒュードロ:こんな所にお客様とは珍しい……。ひと晩泊まっていくかい? ヒッヒッヒ……。
  • ガノーラ:おやおや……。生きている者がこんな所にいたらとってもいけないねえ。もしかして疲れているのかい? それならあっちに宿屋があるよ。次の朝を迎えられるかは保証できないけれど。
  • ああっ……いや……こないで…………!
  • ひきかえせ……。ひきかえせ!
  • おねがい! 誰か たすけてーっ!
  • ひきかえせ! ひきかえせ! ひきかえせ!
    ひきかえせ! ひきかえせ! ひきかえせ!
    ひきかえせ! ひきかえせ! ひきかえせ!
    ひ……き……か…え…………せ………………
  • ナジーン:……こんな場所で君に会うとはな。魔瘴の巫女 イルーシャを返せ……か? 彼女はファラザード城にいる。だが私は別の目的があってここに来たのだ。すまないが君と争う時間も意思もない。今はそれよりも……。
  • はひっ……!
  • ナジーン:おびえることはない。悲鳴が聞こえたので駆けつけたのだ。ケガはないだろうか? ……私は敵ではない。さあ こちらへ来たまえ。その子を連れてついてきてくれ。安全な場所に案内しよう。この像のまわりには亡者が近寄らない。少しは落ち着いて話せるだろう。
  • ランテル:はっ はい……! 助けていただき ありがとうございました! 私ランテルと申します。ファラザードからゲルヘナ幻野へ薬草を探しに出たのですが砂漠に戻れなくなってしまってて……。帰り道を探して歩いているうちにすっかり迷ってしまいました。あの……ここはどこなのでしょう?
  • ナジーン:ここは悲憤の灰が降る 呪われた地……。数百年前 この場所には豊富な鉱脈資源で栄華を誇ったネクロデアという国があった。だがあのバルディスタに鉱脈資源と高度な製鉄技術を狙われ 攻め滅ぼされたのだ。むごたらしい大虐殺の末にな。他でもない……これがネクロデアを滅ぼしたバルディスタの凶将 ゾブリス将軍だ。
  • ランテル:で……でもっ 倒したんですよね?
  • ナジーン:奴の身体に突き刺さっているのが魔剣アストロンだ。あれに貫かれている間は全身が鉄塊と化す。……私がここに来たのは魔剣アストロンを手に入れるためなのだ。あの魔剣を我が主に献上することでこたびの大戦の勝機をつかめると……私はそう確信している。だがこんな場所でファラザードの子を保護することになろうとはな……。私は君と取り引きがしたい。もちろん互いに益のある話だ……。もしも君にその気があるのならば あらためて声をかけてもらえないだろうか?
  • ランテル:〇〇様……! 亡者たちからかばっていただき本当にありがとうございましたっ! あなたやナジーン様がいなかったら今ごろ頭からボリボリッと……想像するだけでふるえが……ううっ。それにしてもこんな所でファラザードの魔王の副官ナジーン様にお会いできるなんてびっくりです! 私みたいな庶民には縁のない方でしたがお話ししてみるとかわいらしくて……とってもステキな方なんですね……。
  • ナジーン:私に声をかけたということは多少なりとも交渉の余地はある……ということだろうか?
    ・はい
    ・いいえ
    ありがたい……〇〇殿。ここネクロデアはジャリムバハ砂漠に隣接しているが滅びた後は呪われた地として200年間も封印されてきた。君がどんな方法を使ってここに入ったのか知る由もないが……魔瘴の巫女を追ってファラザードへの道を探しにきたのだろう? 私はファラザードに至る道を知っている。魔瘴の巫女を返すことまでは保証できないがファラザード城まで君を案内しよう。その代わり魔剣アストロンを手に入れるために協力を頼みたい。……これが取り引きの内容だ。この先危険が迫ることもあるだろう。ファラザードの子ランテルを守るためにも君のチカラを貸してもらいたいのだ。……さて。ゾブリス将軍に突き刺さった魔剣はネクロデアをさまよう3人の亡霊によって3つの封印を施されている。まずはその亡霊たちと交渉して封印を解く約束をとりつけてきてほしい。魔剣の封印を担う亡霊たちについてくわしい情報が知りたければ話そう。
    ゾブリス将軍が王都ネクロデアを襲撃した際 真っ先に軍を率いて迎撃に出たのがデリウム軍団長だ。忠義に厚く 血気盛んな男だったという。ゾブリスに敗れた後も自身が討たれた砦を守り続けている……。この王都を出て東に向かえばすぐにその砦が見えてくるだろう。
    ネクロデアは鉱山資源に恵まれていたので優れた職人が集い鍛冶技術が発展した。王国の民はこの土地でのみ採掘される暗鉄鉱に感謝し 独自の神を信仰した。アバノク祭司長はそれを取り仕切った男だ。王都を出て北西の集落にかつての鍛冶場と祭祀場の跡がある。祭司長は今もそこでなげいている……。
    ネクロデア王国を治めた魔王モルゼヌはゾブリス将軍の卑劣な策略にかかり命を落とした……という。魔王は誇り高く厳格だったが……時に驚くほど情に厚く………… ……いやなんでもない。魔王は王家の霊廟に葬られた。王都ネクロデア跡の北 墓場の奥の方に霊廟に入る扉があるので行ってみてくれ。
    すべての亡霊との交渉が終わったらここへ戻ってきてくれ。よろしく頼んだぞ 〇〇殿……。
  • 〇〇が扉に近づくと城の内側から開いてナジーンが出てきた。
  • ナジーン:ああ……〇〇殿。そろそろ戻る頃だと思っていた。ネクロデアを取り巻く気配が変わった。……魔剣の封印を解除すること 亡霊たちは承諾してくれたようだな。これから魔剣アストロンを引き抜く。封印を解除するとゾブリス将軍の鉄塊化は解け この世によみがえるがそれは致し方ない。ゾブリス将軍は強力な幻術をあやつる。鉄塊化を解いたらすぐに倒さねば危険だ。魔剣を抜いた直後に私が一撃で仕留めよう。だが万が一ということもある……君も一緒に来てもらえるか? ランテルのことも頼みたい。君が彼女を守ってくれれば安心だ。では……準備ができたら中に入ってくれ。
    ナジーンはネクロデア魔城に入っていった。
  • ナジーン:誓いを立てたあの日から200年……ようやくこの時が来た。ゾブリス……。今こそ貴様を完全に消滅させる。
    ぐっ……ウ……ぁあ…………ッ!?
  • ランテル:私のことまだ気づかないなんて……本当に素敵だわ ナジーン。あなたって大人になっても愚かで美しいままなのね。
  • ゾブリス将軍:私は魔界最強の幻術師にしてバルディスタの将軍ゾブリス。かわいいランテルはただの幻影……。正体は斬り落とされた私の左手だったの。ウフフ! ウソつき娘でごめんなさいね。おぉ……うるわしのネクロデア! 王も民も皆誇り高く自信に満ちていた。だから ねえ……? 侵略に抗う勇気を その誇りを……徹底的にけがしてあげたでしょう?
  • ナジーン:だめだ……やめろ……だまされるな! 父上 母上……ああ……行くな…………ッ。
  • ゾブリス将軍:抵抗をやめれば人質にとったネクロデアの王子 ナジーンの命だけは助けてあげる…………なぁんて。見えすいた嘘に はかない幻を見てあなたたちは素直に信じて従ったわ。私がウソつきだとも知らずにね! 誇り高きネクロデア王も 王妃も 国民も 隅から隅まで踏みにじられて……アァ。美しいものはけがれてこそ輝くの。ほら見て! わかるでしょう? 滅びたネクロデアのなんて美しいこと! ウフッ…ウフフッ……ウフフフフフフフ!!
  • ナジーン:ゾブリス 貴様ッ!
  • ゾブリス将軍:最後に生き残ったあなたからもらった右目 絶望に染まって とってもキレイだった。かわいがりたかったわ いつまでも……。だがそこにあのいまいましい赤毛の小僧が現れて私の手を斬り落とし魔剣アストロンを身体に突き刺した……! この左手だけで逃げのびて……あなたが魔剣を引き抜いてくれる日をずっとずっと待っていたんだから……。サァ……あの日の続きをしましょう? その誇りをグチャグチャにすりつぶして残った左目も私のものにしてあげる。ウフ!そう あなた……はじめて見たときから気になっていたの。幻さえ見通すようなまっすぐな瞳。アァ……あなたのこともけがしたい。私が作りだす幻の中で泣いて わめいて 踏みつけられて誰よりも美しく散ってちょうだい!
  • ゾブリス将軍:そんな…………これで終わり? いや……いや…………いやよッ!! まだ誰も見たことのない……美しさを……もっと……もっと…………ああ……っ。
  • ナジーン:なぜ……戻ってきたユシュカ! アストロンは魔界を救うための剣……。自国を滅ぼした王子など 捨て置いてくれればよかった。すべてを失った私にもはや生きる価値などない…………。
  • だったら 俺のために 生きろ。
    俺は 新しい国を作る。
    お前のチカラが 必要なんだ。
    一緒に行こう ナジーン。
  • ナジーン:ああ。そうだったな ユシュカ……。その言葉に救われて私は決めたんだ。どこまでもお前と共に生きていこう……。
    ついに仇敵を討ち果たすことができた。この地に留まる魂も安らかに旅立てるだろう。ありがとう……君がいてくれてよかった。魔剣アストロンはユシュカのためにふたりできたえあげた剣だった。だが私のために使えなくしてしまった……。こたびの戦争は新興国ファラザードとユシュカが直面した未曾有の大戦。今こそ魔剣のチカラが必要になるだろう。そして君もだ……○○殿。敵対している関係でおかしな話だが やはりユシュカには君が必要だと思う。共にファラザードへ向かおう。すべてはそれからだ。旧ネクロデア領の南 血潮の浜辺に鉄のほこらと呼ばれる建物がある。まずはそこに向かってほしい。
    あの日 ネクロデアの王子は死んだ。今の私はただのナジーン。ファラザードのナジーンなのだ……。……さらばだ ネクロデアよ。
  • ナジーン:鉱物資源が豊富だったネクロデアはジャリムバハ砂漠の小国家群と交易をおこなう機会も多かった。我々はさまざまな工夫を凝らして盗賊への対策をおこなった。これもそのひとつ……。
    この隠し砂州を利用することで安全な交易路を確保していたのだ。開拓にはなかなか苦労したらしい。昔 ユシュカから聞いたことがある。アストルティアの海はどこまでも青く澄み渡っているそうだな。交易船が行き交う活気にあふれた海か。一度見てみたいものだ……。……さてこの砂州を東に向かうとファラザードの下水道に入れる。下水道にはファラザード城の地下につながっている秘密のハシゴがあるのだ。そこから城内に入るとしよう。
  • ナジーン:ここのカギなら私が持っている。少し待っていてくれ……。
    ナジーンは扉のカギを開けた!
  • ナジーン:さて……行こうか。魔瘴の巫女はユシュカと共に玉座の間にいるはずだ。
  • イルーシャ:あなたの光が近づいてくるのを感じていたわ。必ず来てくれると思ってた……。
  • ユシュカ:フン……。遅すぎるくらいだな。だがどうやって城の中に入った?
    ナジーン! バルディスタと交戦中だぞ。偵察にどれだけ時間をかけて……まさかこいつを手引きしてたのか? それは……魔剣アストロン!? そう……か。お前ネクロデアに行ってたのか……。
  • ナジーン:あの時の借りを返すために。ですがその前に我が王よ……あなたにひと言だけ申し上げたい。いつかあなたは私に語ってくれました。アストルティアの師から学んだ協調というものの考え方を。考え方が違えば衝突することもある。それでも他者と交わることで生まれる新しい価値こそかけがえないのだと……。それならばなぜ……〇〇とは協調できないのですか? 結局 今のあなたは私情に流され おのれの自尊心が守られる範囲で状況を選んでいるに過ぎない。
  • ユシュカ:だからって……もう一度組めと言うのか? 俺のしもべじゃなくなったこいつと!?
  • ナジーン:魔王たちが一同に集い大審門が開かれ 新たな大魔王の選定がおこなわれたのはあなたがたが出会い協力したからこそ……。ふたりの選ぶ道が交わったその時 大きなチカラが生まれるのです。魔界を動かすほどの途方もないチカラが。
  • ユシュカ:……チッ。昔っから変わらないな。お前はいつも……正論ばかりだ。
  • シシカバブ:で…で…伝令ェッ! 伝令だど~ッ!! ファラザードの特攻隊長シシカバブ様がぁ じきじぎに伝令に来てやっだど!!
  • ユシュカ:報告しろ シシカバブ。
  • シシカバブ:ジャリムバハ砂漠からバルディスタ軍があわでて引ぎ上げでいっだど!なんが別の所で戦争が始まっだらしいど!
  • オジャロス:いや~っ! はっはっはっ。うまくいきましたな ユシュカ王。あなた様のお手並みには感服いたしました!
  • ユシュカ:いいタイミングで動いてくれて助かったぞ。険悪だったゼクレスと同盟を結べたのも貴殿のおかげだ オジャロス殿。
  • オジャロス:ファラザードがバルディスタ軍の本隊を砂漠に引きつけておき ガラ空きの本国を我がゼクレスが攻める華麗なる奇襲作戦! この大戦 不干渉を貫いていたゼクレスが介入してくるとは予想できますまい。バルディスタの本国は大パニックでしょう!
  • ユシュカ:俺たちが魔瘴の巫女をさらったのはバルディスタを挑発して攻めてこさせるための単なるエサだったのさ。俺の計画通りに戦況は動いた。これ以上こいつを束縛するつもりはない。後は好きにしてくれ。……無理に連れてきて悪かったな。
  • オジャロス:バルディア山岳地帯で戦端は開かれました。今こそヴァレリアを討ち取る絶好の機会。いざ参りましょうぞ ユシュカ殿!
  • シシカバブ:うおおおおっ! ウデが鳴るろぉん! 戦場がオデを呼んでるどぉおおおん!!
  • ユシュカ:アストルティアの再侵攻をたくらむヴァレリアを討ち 魔瘴への対抗策を守る。俺は俺のやり方で魔界を救ってみせよう。お前のチカラが必要だ。一緒に来い ナジーン!
  • ナジーン:まったく しかたのない人だ。お供しましょう……どこまでも。
  • イルーシャ:ふたりとも行ってしまった。でもなんだか胸がざわついて……。ええ……私は大丈夫よ。ファラザードの人はみんな優しくて怖い思いなんてしなかった。ユシュカは……あなたのことを思いだしてはいつも苦しそうに悩んでいたわ。どうして大魔王に選ばれたのが自分ではなくあなただったのか…………。なんだか嫌な予感がしてたまらない。きっとあなたのチカラが必要だわ……。お願い〇〇……。バルディア山岳地帯へ向かってユシュカに手を差しのべてあげて。それが魔界の未来につながる。そんな気がするの……。
  • ナジーン:はぁっ!
  • ユシュカ:うおおおおおっ!! くそっ……。ゼクレスと組んでなおバルディスタの兵力に押されるとはな。
  • ナジーン:…………それでもやるしかありません。
  • ユシュカ:お前どうして……?
  • ナジーン:……我々に加勢してくれるのだな。
  • ユシュカ:俺が直接ヴァレリアを討つ。援護しろ ナジーン!
  • ファラザードの魔王 ユシュカ! 覚悟ォオーーーーッ!!
  • ナジーン:君のおかげでユシュカを守れる。我々の背中をあずかってくれ。後は頼んだぞ……!
  • バルディスタに栄光……あ……れ……。
  • ユシュカ:ヴァレリア! ここでお前を倒し 俺は実力で大魔王になってみせる!
  • ヴァレリア:知略と悪知恵をはき違えた小僧ごときに何ができるかッ!! 魔界を支配するのはチカラのみ!
  • エルガドーラ:雑草どもが身のほど知らずな夢をわめいておるわ……。この魔界を統べるのは我がゼクレスと最初から決まっているのに。のう? アスバル。わらわのかわいい息子よ……。このミアラの宝杖はゼクレスが誇る秘宝……アスバルが生まれ持った絶大な魔力を糧にいにしえの魔人を降臨させるのだ!
  • アスバル:は…母上……いやだ……こんな………………ぐぉっ…はっ……がが……ガッ………!ガアアアアァァァアァアアアアアアァァァァアァァアアアアアアアアアアアッ!!!
  • オジャロス:おお! なんとまがまがしい……。
  • エルガドーラ:魔界を我がゼクレスの掌中に。お前の魔力ですべてを焼きはらっておしまい!
  • ヴァレリア:なんだ あれは……!?
  • オジャロス:あっ姉上! このままでは……アスバルの身体がもちませんぞ!?
  • エルガドーラ:フフ……。しばし休ませればまた使えよう。この戦 ゼクレスの勝利は決まったも同然。もはやファラザードもバルディスタも立ち上がるチカラなど残っていまい。生き残った者に撤収命令を出せ。あとは捨て置け。
  • ヴァレリア:おのれ ゼクレス……!
  • ナジーン:………………。無事…ですね……ユシュカ? 
  • ユシュカ:……ナジーン!! 待ってろ。今……助けるから。こんなキズ すぐに治してやる。だから……だから………………。
  • ナジーン:うろたえるな。ファラザードの魔王よ……。あなたは…魔界を救うために……夢を……為すべきことを成さなければ……。
  • ユシュカ:その夢は……! お前とじゃなきゃ果たせないんだ。お前がいなかったら意味ないだろ!? 
  • ナジーン:…………ああ……ユシュカ……。灰にまみれた旅立ちの日も……ファラザードを興した 朝焼けの日も……あなたは語って聞かせてくれた。今までのどんな魔王も……成し得なかった方法で理想郷を築き魔界を救ってみせる……と。あなたが語る破天荒な夢が……とても……好きだった……。だから……どうか…………あなただけのやり方で……魔界を…………。
  • ユシュカ:だめだ……ナジーン! 逝かないでくれ……。
  • ナジーン:私はあなたの副官……あなたが必要と……するなら……ユシュカ。いつまでもそばに…………
  • ユシュカ:……あぁ……っ……クッ……あ……あぁあ……っ…………。うあああぁあああああああああああああああぁああああああぁぁあああああああああっっ!!
  • シシカバブ:バルディスタもゼクレスもみんな引ぎ上げていっだど……。オデたちもファラザードに引き上げるど。だからユシュカぁ……。お前も…………。
  • ユシュカ:…………………………。
    〇〇はユシュカたちと共に戦場から引き上げた……。
  • イルーシャ:おかえりなさい。無事でよかった……。ユシュカは自分の部屋にこもったままよ。帰ってきてからずっと……。あなたの言葉なら応えてくれるかもしれない。どうか彼に声をかけてあげて。ユシュカ……〇〇が来てくれたわ。みんなあなたのことを心配してる。お願いだから扉を開けて……。
  • ユシュカ:…………………………。
  • シシカバブ:うぉおおおお~~~い おいおいおい…… オロロ~~~ン ウォンウォンウォ~~~ン!! ユシュカあぁぁ……かわいそうだどぉ……!! オデだっで大事な子分をなくじだら かなじぐで がなじぐで 泣いちゃうろぉおん!
  • モモモ:あのう……ごめんなさい~。お取込み中 失礼します! 魔仙卿さまからあなたに緊急の伝言です! この記憶の結晶を再生しますね~。
  • 魔仙卿:先の戦い……我も神殿より見守っていた。数々の犠牲あまりにも痛ましい……。ことにゼクレスの魔人はゆゆしき脅威だ。ゼクレスの者が持つ ミアラの宝杖はかつて魔界を壊滅的な危機におとしいれた。放置すればさらなる災いを呼び寄せよう。どうかこれよりゼクレス城へ向かいミアラの宝杖を破壊してもらえぬか? これはそなたにしか出来ぬことなれば……。
  • シシカバブ:オデは決めたど! ナジーンのカタキを討ちにゼクレスへ行ぐ! お前もユシュカの子分なら一緒に来い!!
  • サティ:えっへへー! おやびんがそー言うと思って先に偵察に行ってきたよーお!
  • ボンジリ:今ゼクレスはエラいことになってるヨゥ。あれだけ痛い目にあったバルディスタ軍が報復に乗り込んでドンパチやってんだヨゥ! ほとんど捨て身みたいな大攻勢にゼクレス城はもちろんベルヴァインの森の東側にすらヨゥヨゥ近寄れんヨゥ……。
  • サティ:ベルヴァインの森には城から脱出するための秘密の通路があるらしいよー! そこが使えれば城に入れるかもねー?
  • ボンジリ:オヨヨッ……!? お前さん その抜け道を通ったことがあるのかヨゥ! ヨゥヨゥ さすがだヨゥ!
  • シシカバブ:ガハハ! よォォーーーっし 野郎ども!! オデたちはベルヴァインの森にいるっで兵士どもをどっがに引ぎづけるど。お前はそのスキにゼクレス城へ入っであのバケモノをブッ壊しでごい。頼んだど!!
  • イルーシャ:きっと魔仙卿の言う通りだわ……。東の方で嫌な気配が大きくなっている。ユシュカのことは私にまかせて。気をつけてね……。ねえ ユシュカ。そのままでいいから聞いて……。私 記憶がなくて何も覚えてないけど……自分が何をしたいのか何をするべきなのかはわかるわ……。……あなたもそうでしょう? ナジーンと一緒に見てきた夢がある。あなたにしかできない役目があるはずよ。ユシュカ……あなたはこれからどうしたい……?
  • 扉の向こうから声が聞こえてくる……。
    何者かが侵入し こちらへ向かっているらしい。どこの国の魔族か知らないがどうせ言葉も通じぬ野蛮な獣に違いない。獣など殺してしまえっ! 知性のカケラもない……マヌケ面を苦痛に歪めて楽しもうぞ……ハハハハ!
  • 扉の向こうから声が聞こえてくる……。
    ハァ……。せっかくの戦争だというのに宝物庫の守備とはな。侵入者というのもどうせザコだろう? つまらんなあ。ザコを倒しても出世はできんからなあ! 徹底的にやっつけた後 命ごいする姿を見て退屈をまぎらわすとしよう。ハハハハッ!
  • エルガドーラ:地下の侵入者とはお前か。卑しい宝石売りのしもべめ……。一度ならず二度までもわらわに歯向かったこと後悔するがよいぞ!
  • オジャロス:あ…姉上ぇっ! 城の正面も突破されたようですぞ!
  • ヴァレリア:エルガドーラぁ! バルディスタを愚弄したその罪 貴様らの命であがなわせるッ!!
  • エルガドーラ:滅ぶのはお前のほうだ 野蛮なサルめ。ゼクレス魔導国の深淵なる叡智の結晶 その身でとくと味わうがよい!
  • アスバル:は…母上…………僕は……もう……やめ…………っ………………
    ウ…ウォオオォオオッ……ガァ……グアアアアアアアアアァァァァァッ!!
  • ヴァレリア:ハァアアアアアッッ!!
  • ベルトロ:う…うっそだろ おい…………。ヴァレリアが………………やられた? て 撤退ッ! 全軍撤退だーーーッ!!
  • エルガドーラ:これでわかっただろう アスバル? 母の言う通りにしていればこの世のすべてをひざまずかせることができるのだ。お前は人形!永遠に……わらわの人形! アッハハハハハ……!!
  • ユシュカ:そんな くされババアのざれ言などに耳を貸すなアスバル。魔王たる者が大魔王以外にひざを屈するなどあってはならん。俺がお前を……自由にしてやる!
  • 太古の魔人:オォォォオオォオオオオッ……!!
  • エルガドーラ:ちぃっ……なんだ あの剣は!? どこまでもいまいましい男よ ユシュカ! わらわの魔力すべてをお前にゆだねよう! 殺せ! ユシュカを……殺してしまええェッ!! アァ……アアアアァァァッ……!!
  • ユシュカ:俺たちの選ぶ道が交わったその時 大きなチカラが生まれる……。魔界を動かすほどの途方もないチカラが。……あいつはいつも正論ばかりだ。今ならどんな強敵にも負ける気がしない。さあ俺たちが相手だ。かかってこいアスバル!!
  • 太古の魔人:グオォオオォォオオオオオオオオオオッッ!!
  • 太古の魔人:ウォオ……オオオォォオオオオン…………。
  • アスバル:うう……っ…………。
  • ユシュカ:…………アスバル。お前が………………お前が……ナジーンを………………。
  • オジャロス:ここはこらえてくれユシュカ王! ゼクレスの裏切りはすべて姉上が……エルガドーラが企んだことだったのだ。見てくれアスバルの首輪を! エルガドーラはあれを介してアスバルの意識をずっと支配していた。だがエルガドーラはもう死んだ!! ミアラの宝杖も壊されてもう二度と魔人が現れることはないっ! き…貴殿は……アスバルの友人だったはずだ。だからどうか許してくれえっ……。
  • ユシュカ:………………許せない。ああ……許されるはずがない。どうしようもない俺の落ち度だ…………。アスバルの異変に気づけなかったのも! ナジーンが……死んだのも……! 全部……全部……未熟だった 俺の…………。
  • イルーシャ:……ふたりとも無事でよかった。
  • ユシュカ:この女がしつこくつきまとってきたんだ。お前を助けにゼクレスに行け……とな。魔界の三国それぞれが深手を負った。もはや戦争など続けられるはずもない。俺はファラザードを立て直す……。お前はどうする? この魔界をどうしたいと思ってる? かなうことなら……お前が選ぶこの先の道が 俺の選ぶ道と交わっていてほしいものだ。少なくともナジーンはそれを望んでた。……そうだろ? 今はお互いに時間が必要だ。またな〇〇……。
  • イルーシャ:……心の痛みを乗り越えた時 人はきっと強くなれる。彼も乗り越えられるわ。あなたがいろんな痛みを乗り越えて今ここに立っているように……。さあ……魔仙卿の所へ戻りましょう。ずいぶん長旅になってしまったから……これまでのことを報告したいわ。
  • 魔仙卿:よくぞ戻った 〇〇よ…… こたびのイルーシャとの旅 ご苦労だった。ゴーラ領では魔瘴の困難を乗り越え 大魔王の覇印を手に入れたそうだな。それは我があずかっておこう。
    〇〇は魔仙卿に大魔王の覇印を渡した!
    そして魔瘴の巫女としてさらわれたイルーシャを救いだし魔界を滅ぼす脅威 ゼクレスの魔人を見事倒してくれた。重ね重ね 礼を言おう。そなたの活躍で魔界は滅びをまぬがれた。さあ……これを受け取るがよい。
    戦乱により キズついた魔界の各国はそれぞれ復興の道を歩まねばならない。だがその道は険しいものとなろう。大魔瘴期の到来は近い……。
  • ベルトロ:ヴァレリア……あんたがいないんじゃ…………。
  • アスバル:あ…あぁ…………。僕は……なんてことを………………。
  • ユシュカ:……一緒に行こう ナジーン。
    〇〇は謁見の間を後にした。

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