【ドラクエ10】クエスト477「オンディアヌと魔法のペン」




【ドラクエ10】クエスト477「オンディアヌと魔法のペン」

王都キィンベルにいる女性 プリエラが
何か 困っているようだ。

受注場所と条件

受注場所 王都キィンベル プリエラ
受注条件
初回報酬 ・せかいじゅの葉:1こ
・経験値:63300 P、特訓スタンプ:127こ
リプレイ報酬 ・ようせいの霊薬:1こ
・経験値:8120 P、特訓スタンプ:17こ

クエストの流れ

  1. 王都キィンベルにいる「プリエラ(C-6)」からクエストを受ける
    ・エテーネルキューブ→王都キィンベル・中央広場から移動
  2. 民家(B-6)」の2階に行き、「ミハイル」と話す
  3. 家の外に出て「プリエラ」と話す
  4. バントリユ地方の「中央の湖(D-6)」に行き、キラキラを調べる
    ・エテーネルキューブ→辺境のほら穴から移動
  5. バントリユ地方の「マッドファルコン」を何回か倒して、「メモリアフェザー」を手に入れる
    ・バントリユ地方のE-3付近にいる
  6. 中央の湖(D-6)」に戻り、オンディアヌと話す
  7. 王都キィンベルのにいる「メルクル(G-5)」に「メモリアフェザー」を渡す
    ・エテーネルキューブ→王都キィンベル・北東門から移動
    ・「魔法の羽根ペン」を手に入れる
  8. 民家(B-6)」の2階に行き、「ミハイル」に「魔法の羽根ペン」を渡す
  9. 家の外に出て「プリエラ」と話すと、クエストクリア

 

Ver4.0追加クエスト等

 

クエストメモ(ネタバレ)

  • プリエラ:こんなところで何をしてるかって? あたしの時の指針書にはこの家の窓の下でずっと立ってろって書かれてるの。具体的には原稿を待っているのよ。女性をうっとりさせるポエムの原稿をね。この家のあるじは恋する詩人ミハイル。愛の詩を書きとめては紙をグシャグシャにして窓から投げ捨てちゃうのよ。つまり……それを拾い集めて詩集にすれば大ヒット間違いなし! 絶対にもうかるわっ! ……なのに最近ミハイルったらちっとも原稿を捨ててくれないの。困っちゃうわね。スランプかしら? とはいえこっそり原稿を拾ってる手前あたしが催促するのも気まずいし……ねえ! 代わりに様子を見てきてくれない?
    ホント!? 助かるわっ。ミハイルはこの家の2階にいるはずよ。よろしく頼むわね!
  • ミハイル:僕はいったいどうすればいい? 愛しい君よ どうか教えてくれ……。これまでずっと愛する人のため一心不乱に詩をつづってきたけど愛用の羽ペンが折れてしまったんだ。でも僕の時の指針書には想い人のため詩を作り続けろと書かれている。僕はどうすれば……。いや……。詩が書けなくなったならこの想いを直接伝えよう。僕は彼女に会いにいくぞ! 彼女は……彼女の名前はええと………… ………………オンディアヌ。そう……オンディアヌさ! でも彼女どこに住んでいるんだっけ? 困ったな思いだせない……。君! これも乗りかかった船だと思って彼女の居場所を探して知らせてくれないか? その間に僕は身支度をととのえるから。彼女は王都でも有名な美人だ。家の外に立ってる人にでも聞けばすぐにわかるさ。よろしく頼むよ!
  • プリエラ:あら ご苦労さま! ミハイルの様子はどうだった? ……なるほどねえ。面倒だけどまずはそのオンディアヌって子を見つけてあげないとダメみたいね。でも王都でも有名な美人って……あたし王都ではそこそこ事情通だけどそんな名前の女の子知らないわよ。
    あっ。いえ……ちょっと待って。子供たちが読んでる童話の物語にそんな名前が出てくるのを知ってるわ。……かつてエテーネ王国の豊かな自然には数多くの精霊たちが宿り暮らしていました。ある日 三日三晩続いた洪水ののちバントリユ地方にたくさんのドロヌーバがすみついて湖を汚してしまいました。湖の精霊オンディアヌが困っていると勇敢なエテーネ王国の騎士がドロヌーバたちを追い払ったのです。感謝したオンディアヌは時が経った今もバントリユの大地の恵みをエテーネの人々に与えてくれるそうです。……おしまい。バントリユ地方の中央にある湖は特に水が清らかで透き通ってるせいかオンディアヌの湖とも呼ばれているわね。とはいえ本当にそのオンディアヌがミハイルの探している想い人なのかしら? う~ん……。
  • オンディアヌ:そこにいるのは誰……? 私は水の精霊オンディアヌ……。あなたはなぜここへ? ああミハイル……! 私のことをまた思いだしてしまったのね。かわいそうな人……本当に……。……かつて私とミハイルは湖のほとりで出会い……恋に落ちました。許されざる罪と知りながらそれでも……。彼は私に求婚してくれましたが……水の精霊と結ばれた人間は死んでしまうさだめ。でもミハイルは……自分が死んでもかまわないから愛の誓いを交わしたいというのです。私にはとうてい受け入れられませんでした。ですから彼には会えません。彼にも私を思いだしてほしくない……。……すみません。あなたにお願いがあります。メモリアフェザーをここへ持ってきてくださいませんか? バントリユ地方の北などにいるマッドファルコンを倒すとメモリアフェザーを落とすはず。私たちにはどうしてもそれが必要なのです。どうかお願いします……。
    メモリアフェザーが手に入ったのですね。ではそれを湖に浮かべてください……。ありがとうございます……。今メモリアフェザーに魔法をかけました。それを王都キィンベルの錬金術師メルクルに渡してください。彼女ならひと目で理解してくれるはず……。たとえこのおこないが間違いだとしても彼が生きてさえいてくれれば私は……。ありがとう親切な旅の方。後はお願いします……。
  • メルクル:なんだいあんた。錬金の依頼ならもう予約でいっぱいさ。悪いが他の店をあたっとくれ。
    これは……! ……なるほどわかったよ。今すぐに錬金に取りかかってやろう。……変質せよっ! さあできた……。精霊オンディアヌのチカラが宿った魔法の羽根ペンだよ。ミハイルがこの羽根ペンを使うとあいつはひたすら詩を作り続けやがてオンディアヌのことを忘れちまう。でもペンが折れて詩が書けなくなるとミハイルはオンディアヌを思いだして彼女に会いにいこうとするのさ。そのたびにあたしがこうやってオンディアヌの願いで新しい羽根ペンを錬成してるってわけだ。……彼女に頼まれたんだろ? あんたこの羽根ペンをミハイルに渡してやっとくれ。……こうすることがふたりにとっていいことなのか悪いことなのか あたしにゃわからないけどね。ミハイルの時の指針書には想い人のため詩を作り続けろと書かれていたらしいじゃないか。水の精霊と結ばれた人間は死んでしまう。オンディアヌを忘れて詩を書きつづければたしかにミハイルは死なないだろう。だが……本当の幸せってのはいったい何だね? 年寄りはつい考えちまうのさ……。
  • ミハイル:す…すべて思いだしたぞ! ああオンディアヌ! なんてことだ……。君! その羽根ペンは……。そうかオンディアヌに会ったんだな!? ……わかっているさ。その羽根ペンがどういうものなのか。彼女の願いもすべて……。魔法の羽根ペンを使えばふたたび僕はオンディアヌを忘れてしまう。そんなことは耐えられない! だがこのままいけば僕は彼女と再会し迷わず死を選ぶだろう。オンディアヌはそれを望んでいない……。どうしたらいい……? 僕は……僕は……。…………。決めたよ……。君……その羽根ペンを渡してくれ。ありがとう……。生きて詩を書き続けることが彼女の望みであり指針書のみちびきなら僕はそれに従おう。どんなに苦しい選択だとしても彼女の願いをかなえられるなら僕は幸せだ……。
    おお……どんどん言葉があふれてくる。君のため僕は詩を書き続けよう! 愛しい君よ……君の名前は……? 思いだせない……わからない……。わかるのは……この詩がまるきり駄作ってことだけだ! だめだだめだ……。こんな詩じゃ彼女の心を射止められやしない。ああ愛しい君よ……。いつか珠玉の言葉を届けるから……。
  • プリエラ:ねえっ! さっきひさしぶりに詩の原稿が窓から飛んできたのよ~! これってあなたのおかげなんでしょ? 本当にありがとうっ! さあお礼を受け取ってちょうだい!
    このミハイルの最新作……サイコーよ! みずみずしくてフレッシュでまるで原点回帰したみたいだわ! これは売れる詩集になるわよっ。あなたも楽しみに待っててちょうだいね!