セレドの町へ行く
- 「メルサンディ村」を出る
- 「メルサンディ穀倉帯」の南にある「ローヌ樹林帯(E-8)」へ行く
- 「ローヌ樹林帯」の南にある「セレドット山道(D-6)」に行く
- 「セレドの町(D-6)」に行く
セレドの町
- 町に入ると、イベント発生
- 「高台の教会(G-2)」に行く
- 「ボッシュ(G-2)」と話す
- 「バトルレックス」を何度も倒して、「ドラゴンのしっぽ」を手に入れる
・Xボタンから「行き先を見る→ルーラで移動する」と、セレドット山道に移動する
・バトルレックスはC-7付近にいる - 「セレドの町」に戻る
・Xボタンから「行き先を見る→ルーラで移動する」と、セレドの町に移動する - 「高台の教会」の「ボッシュ」に報告する
- 「高台の教会」に入る
高台の教会
- 「高台の教会」に入ると、イベント発生
- 2階に行くと、イベント発生
- 「リゼロッタ(D-4)」と話す
- 「高台の教会」を出ると、イベント発生
- 「セレドの町」を出る
- 「セレドット山道」の北にある「リンジャハル海岸(B-1)」に行く
- 海岸の北にある「リンジャの塔(C-7)」に行く
- 「リンジャの塔」の近くまで行くと、イベント発生
- 塔の中に入る
リンジャの塔
- 1階:「階段(D-4)」を進む
- 2階:反時計回りに進み、「階段(E-3)」を進む
- 3階:中央の部屋に進み、外に出て「階段(B-6)」を進む
- 4階:時計回りに進み、「扉(E-5)」に行く
- 扉を調べると、戦闘
- 勝ったら、通り抜ける
- 5階:「階段(B-4)」に進む
- 6階:「禁呪の祭壇(D-6)」に行くと、イベント発生
- 「セレドの町」に戻る
・Xボタンから「行き先を見る→ルーラで移動する」と、高台の教会に移動する
セレドの町
- 「高台の教会」に入ると、イベント発生
- 戦闘
・敵の強さを「強い、ふつう、弱い」から選べます - 勝つと、イベント発生
- 「旅の扉」から戻ると、イベント発生
- 町の北西の「ダーマ神殿(B-2)」に行く
- 神殿の3階に行くと、イベント発生
- 「こはくの宝珠」を受け取る
アラハギーロ王国へ進む
Ver2.0追加クエスト等
- Ver2.0「Ver2.0「眠れる勇者と導きの盟友」の進め方」
- クエスト259「黄金の小麦」 (ご当地便せんクエ)
- クエスト260「お菓子よりも甘いモノ」(ご当地便せんクエ)
- クエスト261「砂漠に眠る秘石」 (ご当地便せんクエ)
- クエスト262「至高の名水を求めて」(ご当地便せんクエ)
- クエスト263「黄金の秘宝を探して」(ピラミッド解放クエ)
- クエスト264「タイタス号の羅針盤」
- クエスト265「デニーの帽子」
- クエスト266「お花畑に行きたい!」
- クエスト267「砂漠の民は肉がお好き?」
- クエスト268「オレの料理を食えばいい」
- クエスト270「トモガラのお願い」
- クエスト271「娯楽に飢える砂漠の民」
- クエスト272「ぬい合わせた願い」
- クエスト274~279「まもの使い 転職&職業クエスト」
本棚
- 『メタりんの願い事 第2話』という本だ。
冒険に出た メタりんは 来る日も来る日も
願いをかなえる方法を 探し続けました。
いつか この名に恥じぬ スライムに……。
□
すばやさを上げるため わざと ドラゴンを怒らせ
追いかけっこをしたことも ありました。
ポヨポヨ転がって 命がけでした。
□
メタルボディを目指して 銀色の粉を
その身に まぶしたこともありました。
プニプニお肌がかぶれて 飛び上がりました。
□
しかし メタルスライムには なれません。
そう。メタりんは ただのスライムだったのです!
~つづく~
(セレドの町 宿屋2階 E-6) - 『光の河セラピーの記録』というノートだ。
私が考案した 光の河を利用した治療法は
患者さんに ずいぶん評判がよく
多くの患者さんが つめかけるようになった。
□
リウマチや 冷え性 神経痛……。
それから 不治の病といわれていた病気まで
完治させたりと 光の河の可能性は果てしない。
□
このまま 光の河の研究を 進めていけば
私が 歴史に名を残す名医と呼ばれる日も
そう遠くないかもしれない。
(セレドの町 施療院 1階 C-4) - ○○は 石碑に刻まれた 文字を読んだ。
ここは 光の河をたたえる セレドの地。
我らセレドの民 光の河と共に栄え
共に生きる さだめなり。
(セレドの町 石碑 D-6) - 『封じられし魔人』という本だ。
……この世界に 人は増え 栄えすぎた。
今こそ 封じられし魔人を復活させ
選ばれし者だけの 新たな時代を創るべきだ。
□
私の命は 間もなく尽きるが
後の世の人間に 意志を継いでもらうため
ここに 魔人召喚の手がかりを記そう。
□
こはくの宝珠は リンジャの塔に眠る。
汝 神の言葉をおそれず その門をたたけ。
そうすれば この世は……
□
ページが 破れており
これ以上は 読めない。
(セレドの町 高台の教会2階 D-6) - 『もじの かきとり』と書かれたノートだ。
ぎこちなく『じょおうさま』と書かれた となりに
クレヨンで 白い服の女の子が描かれている。
(セレドの町 高台の教会2階 D-6) - ここは リンジャの塔。
海洋都市リンジャハルの民の
信仰の象徴なり。
(リンジャの塔 2階 石碑 D-6) - 闇は 常に我らの内にあることを
忘るるなかれ。
(リンジャの塔 2階 石碑 E-5) - 『はじめての呪術』という本だ。
恋愛 仕事 家族……
古今東西 私たちの悩みは 尽きることがなく
多くの場合 人間関係に その端を発している。
□
あんなヤツ いなくなってしまえばいいのに……
そう思ったことが 誰にでも
一度は あるはずだ。
□
この本では そんな憎い相手をこらしめる呪術を
カンタン お手軽にできるよう
図解と共に わかりやすく紹介している。
□
ただし 呪術は 術者本人に
呪いが 跳ね返ってくることもあるため
使用の際は くれぐれも慎重に。
(リンジャの塔 4階 C-6) - ぼろぼろになった 誰かの日記帳のようだ。
いよいよ明日は 私の初めての任務となる。
考えるだけで 胸が高鳴り なかなか寝付けない。
いったい どんな村なのだろうか?
□
私に課せられた任務は 魔物に狙われた村を守り
将来に渡り 寄せ付けない対策を考えること。
とても 責任の重い任務だ。
□
師は 私なら この重要な任務を達成できると思い
任せてくださったのだろう。その信頼がうれしい。
師の期待に応えるため 私は全力を尽くそう。
(リンジャの塔 4階 C-6) - ぼろぼろになった 誰かの日記帳のようだ。
たとえば 自らが何日もかけて 解決した問題を
ふと現れた天才に 一瞬で解かれてしまったら
人は 何を感じるだろうか?
□
自らの 血のにじむような努力は
天才のひらめきの前では 何の意味もないという
現実を 目の当たりにしたとき……
□
人は 笑うのだ。
圧倒的な 才能の前で
私は 笑うことしかできなかった。
□
果たして 私の探求に 意味はあるのだろうか。
そう考えると 胸が張り裂けそうになる。
彼の無邪気な笑顔が ひどく残酷に見えた。
(リンジャの塔 4階 C-5) - ぼろぼろになった 誰かの日記帳のようだ。
太陽は 明るく 地上を照らし
寒さに凍える者を 優しく温めてくれる。
□
だがもし 太陽に近づきすぎれば
まぶしすぎる光で 目はつぶれ
その熱に 身体は燃え尽きてしまうだろう。
□
そして 太陽がなければ 輝けない月は
そんな太陽から 離れることも かなわない。
いっそう あわれな存在なのだ。
(リンジャの塔 4階 B-4) - ぼろぼろになった 誰かの日記帳のようだ。
書きなぐったような 乱雑な文字で
さまざまな 呪いの言葉が書かれている。
(リンジャの塔 4階 C-3)
クエストメモ(ネタばれあり)
- なきゃああああああっ!!
- た 助けて!
- ギャオーーーーッ!!
- お待ちなさい。ここは子供だけの町ですわ。大人の助けはいりません。
仕える主君を求め 迷える執事よ……。絶対なる契約のもと 我が呼び声に応えよ! - いかがあそばされましたか 女王様?
- ムッチーノ あのザコを排除なさい。私の大事な国民を襲おうとしたわ!
- ギャッ ギギッ……。
- ムッチーノ:女王様の御心は ワタクシめの心。怒りの調べを……その身体で聴くがいい!
排除いたしました 女王様。 - 遅い! あんなザコ 私がまばたきしている間に片付けなさい!
- ムッチーノ:まことに申し訳ございません 女王様。この失態はワタクシの不徳のいたすところ。ご期待にそえず ムッチーノは……
- それより そこのあなた……。見たところ大人の方のようですわね。私にはわかりますわ。
- おい……なんだよ アイツ。
- いったい 何しに来たのかしら……。
- どこから わいてきたのか存じませんが……ここは子供だけの町 セレドですわ。あなたのような大人がこの町で過ごすにはそれ相応の審査が必要ですの。あとで町の高台の教会までいらっしゃいな。あなたもさっさと来なさい ムッチーノ。
- ムッチーノ:女王様の御心はワタクシめの心。すべては女王様のおおせのままに……。
- マシド:……ここは子供だけの町 セレドだ。オマエ 女王さまに呼ばれてただろ! 高台の教会なら この橋を渡って階段を登った先だから審査を受けるなら早く行けよな!
- ボッシュ:……ムッ! そこの大人! ここは立ち入り禁止だぞ! 大人がこの町でやっていくには審査を受けて認められなきゃダメなんだ。中に入って女王様に会いたいなら まずは審査を受けることだな。その気があるなら オレに話しかけてみろ。
- ボッシュ:……ム。お前が例の大人だな。女王様から話は聞いている。このセレドの町で子供たちに話しかけてもまともに相手にされなかっただろ? それはお前が大人だからだ。ここは子供だけが暮らす子供の町。クチうるさい大人はお呼びじゃないのさ。でも審査を受けて それをクリアできたらお前みたいな大人でも この町にいていいと女王様がおっしゃっている。審査の内容は ある魔物が落とす ドラゴンのしっぽを持ってくるというものだが どうだやってみるか?
・はい
・いいえ
ふん。なかなか いい返事だな。ドラゴンのしっぽは セレドット山道のバトルレックスを倒すと ときどき手に入るらしい。ドラゴンのしっぽを手に入れて オレの所まで持ってきたら ここを通して女王様に会わせてやろう。さあ 行ってこい。 - ボッシュ:……ム。どうやら ドラゴンのしっぽを手に入れたようだな。それをよこせば審査終了だ。ここを通して女王様に会わせてやろう。さあ オレに渡すんだ。
○○はボッシュにドラゴンのしっぽを渡した!
……ム。よし 受け取ったぞ。さあ 教会の中に入って 女王様にごあいさつするんだ。 - リゼロッタ:私の言いつけ通り 審査を通過してきたようね。いいわ。これからはあなたのことを名誉子供として認めてあげる。いらっしゃい 旅の方。私はこの町の指導者 リゼロッタ。国民たちからは女王と呼ばれているわ。あなたは……そう○○というの。あはっ。変わったお名前ですこと。カエルみたいな顔のあなたにぴったりね。……それで? あなたはいったいどこから なんのために この町へいらしたの?
○○はこれまでの事情を説明した……。 - リゼロッタ:そう…… 蝶を探しに……。……ふうん。まあ いいわ。それじゃこの町のルールを教えてあげる。一度しか言わないから心して覚えなさい。まず ひとつめ。子供の言うことは絶対。名誉子供は子供の言葉に従ってジャマしないこと。そして ふたつめ。どんな時でも戸じまりはちゃんとすること。最後にみっつめ。名誉子供はおやつ抜き。あとムッチーノは私の執事だから倒しちゃダメよ。私からはそれくらいね。あなたのカエル顔も見飽きたから そろそろ お下がりなさい。
- フェクト:ねえ 女王様~。お話が終わったんなら おやつにしようよ~!
- アリスン:あたし こないだ 出してもらった すごいケーキが また たべた~い!
- リゼロッタ:あら。そういえば おやつの時間だったわね。じゃあ支度してくるから みんな あとで2階のティールームへ いらっしゃい。ほら さっさと来なさい ムッチーノ。
- ムッチーノ:女王様の御心は ワタクシめの心。すべては女王様のおおせのままに……。
- リゼロッタ:あ! そうそう……。名誉子供は おやつ抜き……覚えてるわよね? 来るのは勝手だけど あなたの分はないわよ。
- ミラカ:アタシ 女王様の親衛隊ナンバー2のミラカよ。よろしくね。ここ2階にはティールームがあるの。アタシたち おやつの時間になったらそこに集まることにしてるのよ。今 女王様が支度をしてくれてるわ。別に来たければ来てもいいけど アンタの分はないからね。
- リゼロッタ:みんな 席についたわね。それじゃ 始めるわよ。ほら ムッチーノ。いつものアレ……さっさとなさい。
- ムッチーノ:女王様の望みは ワタクシめの望み……。甘き調べを しばし お楽しみください。
- リゼロッタ:どう? あなた こんなおやつの山 見たことないでしょう? ムッチーノがいれば好きな物が好きなだけ食べられるのよ。……ま。しょせん 名誉子供のあなたにあげる分はないけれど。さっ。みんな 召し上がれ。
- いっただっきまーーーす!
- アリスン:ちょっとムッチーノ! あたしプクプクピーチのケーキがたべたいって いったでしょ!
- ドーバ:オイラ こんなんじゃ足りないよォ! お砂糖がいっぱいかかったドーナツ 山盛りで出してよ ムッチーノ~!
- ムッチーノ:はい かしこまりました! お嬢様 お坊ちゃま ただいま……。
- フィーロ:……こ こんな 使い魔のチカラに頼りきった生活 本当に大丈夫なんでしょうか……。……以前はこの町にも大人がいて ちゃんとした暮らしをしていたんです。なのに今は……。
な なあ……みんな! ……みんなで神殿に行ってみないか? 昔みたいに お祈りすれば きっと大人たちが戻ってきてくれると思うんだ。 - ミザール:大人なんて戻ってこなくていいさ。オレたちには女王様がいるからな。
- ミラカ:アタシたちはアンタみたいに弱虫じゃないの。そんなにお祈りしたければ ひとりで行けば?
- メグ:……あたし もう おなかいっぱい。
- フェクト:ボクも もう いいや~。
- リゼロッタ:そろそろ おやつの時間もおひらきね。それじゃ私は出かける支度をしてくるわ。
- ミザール:……ということはいよいよ 例の計画を再開するんですね 女王様!
- リゼロッタ:ええ。ドラゴンのしっぽも用意できたことだし そろそろ最後の仕上げに移るわよ。あなたたちも早く支度なさい。私は部屋に戻るから あなたたちは1階で待っててちょうだい。ムッチーノ あなたも休んでていいわよ。
- ムッチーノ:女王様の御心は ワタクシめの心。すべては女王様のおおせのままに……。
- フェクト:おねえちゃん 女王さまにあいたいの? 女王さま お部屋でなにか しらべものしてるみたいだよ。ちょっと きになるけど……。はいったらきっと しかられるから やめておこうっと。
- リゼロッタ:こはくの宝珠は リンジャの塔に眠る。汝 神の言葉をおそれず その門をたたけ……。……ふふ これだわ。
……ノックもせず レディの部屋に入るなんて。よほど しつけの行き届いたご家庭でお育ちになったのね。いったい なんの用かしら? ……もしかして あなた 私たちの計画のことを知りたいの?
・はい
・いいえ
……ま。計画のことはヒミツだけど あなたも少しは役に立ったし せっかくだから この町の話を聞かせてあげる。あなたも気になっているのでしょう? どうしてこの町に大人がいないのか……。
今のセレドの町は子供しかいないけれど 以前はいつもえらそうにしてる クチうるさい大人たちがいっぱいいたわ。この教会はもう取り壊す予定だからって立ち入り禁止になっていてね。私たちにとっては格好の遊び場だったのよ。屋根の上でオニごっこしたり 注意に来た大人と穴に落としたり……。あの人たちの あわてる姿はゆかいだったわ。
……私が家の書庫で古くから禁じられていた召喚術の本と魔法の指輪を見つけたのはそんな遊びにも飽きてきた頃だったわね。最初は召喚術なんて信じてなかったの。ただ禁術に手を染めるっていう新しい刺激に私を含めて みんなワクワクしていたわ。そうして召喚されたのが…… ……私の執事ムッチーノよ。ムッチーノは私が召喚者と知ると 女王様と呼んで忠誠を誓ったわ。そして私にいいことを教えてくれたの。この地には伝説の魔人が封印されていて 魔人を召喚した者はどんな願いでもひとつだけかなえてもらえる……とね。そこで私たちはこの教会でこっそり魔人召喚の儀式をやってみたの。材料はあり合わせのもので済ませたわ。ドラゴンのしっぽはトカゲのしっぽ 黒ヤギの生き血はトマトソース こはくの宝珠はママの首飾りって感じでね。そして召喚の儀式を始めた時……魔法陣が激しく光って地響きが起きたの。すごい揺れで建物が壊れるかと思ったわ。結局 魔人は現れなかったけれど……教会の外に出てみたら町の大人たちはみんないなくなっていたのよ。不完全な材料を使ったため 召喚は失敗し 暴走した魔力が大人たちを消し去ったの。……ムッチーノがそう教えてくれたわ。魔人に願いをかなえてもらうこともできなかった上 まさか町の大人たちがひとり残らず消えてしまうなんて……。……でもあんなうるさいヤツら いなくなってせいせいしたわ。いつもお説教ばかりでうんざりだったもの。この町に大人がいない理由も 私がこの町の指導者をしている理由もこれでよくわかったでしょ? さあ 話は終わりよ。私はこれから大事な用があるから出ていってちょうだい。 - ミザール:お前ウロウロと何やってんだ? オレたちはもうすぐ出かけるところだから 用がないなら さっさと出てけよ。
- ベネット:ちょっと おばさん ジャマだよ!
- リゼロッタ:それじゃあ行ってくるわね。私が帰ってくるまで 戸じまりに気をつけて みんな いい子で待ってるのよ。
- フェクト:はーい! 女王様 いってらっしゃい!
- アリスン:いってらっしゃ~い!
- フィーロ:だ…… だめだ! リズ あの塔には決して近寄るなって いつも大人たちが言っていたじゃないか。危ないよ 行っちゃだめだ!
- リゼロッタ:……フィーロ。いつ 誰が 私に意見しろって言ったのかしら?
- ミザール:そうだ。お前みたいなヤツが女王様に意見するなんて おこがましいぞ。弱虫はいい子でお留守番してな。
- リゼロッタ:さっ。行くわよ みんな。
- フィーロ:…………。あっ あなたは……。たしか ○○さん……でしたね。……ぼ 僕 フィーロっていいます。なんだか情けないところを見られちゃいましたね……はは。○○さん リズは……リゼロッタは以前に失敗した 魔人召喚をまた試そうとしています。彼女はそのために儀式に必要な こはくの宝珠があるという リンジャの塔へ向かったんです。……でも大人たちはリンジャの塔には決して近づいてはいけないと いつも言っていました。……○○さん。旅の方にこんなことを頼むのは気が引けるのですが お願いがあります。僕はこのままリズを放っておけません。どうか彼女を止めるためにリンジャの塔まで一緒に来てくれませんか?
・はい
・いいえ
ありがとうございます。リンジャの塔はセレドット山道に出て 山道を北に進み リンジャハル海岸の遺跡を抜けた先です。僕は先に向かいますので○○さんも後から来てください。塔の入り口で待っていますね。 - フィーロ:あ ああ……○○さん。来てくれたんですね。リズを止めるためにここまで来ましたが いざこうして塔を目の前にすると 気後れしてしまって……情けないですね。……僕のお父さんは町の神父だったんです。この塔には絶対に入ってはいけないと お父さんから きつく言われていました。神に仕える僕が 教えに背くなんて……。お父さんが知ったらどう思うでしょうね。……あの古い教会で遊ぶようになるまでは みんな 大人の教えを守るまじめな子供たちだったんです。毎日ダーマ神殿に行って お祈りをして 鐘が鳴ると 大人たちが迎えに来てくれて……。みんな平和に暮らしていたんです。今は○○さんだけが頼りです。大人がいない今 誰かが彼女を止めないと。……さあ 行きましょう。
- これなるは 試練の門……。
この門を通らんとする者よ
試練の魔物に挑み 汝のチカラを示せ。 - リゼロッタ:やっと見つけたわ……。これさえあれば……。
- フィーロ:リズッ! やっと追いついたぞ!
- リゼロッタ:……フィーロ! またジャマしようっていうの? 大人まで連れてきて どういうつもり!?
- フィーロ:リ……リズを止めるために決まってるだろ! もう魔人の召喚なんて危険なマネはやめるんだ!
- リゼロッタ:……ねえ 旅の方。あなた 蝶を探しているとか言っていたわね。蝶ってこれのことでしょう? 悪いけど この こはくの宝珠は先に手にした私のものよ。あはっ。残念だったわね。これを使って伝説の魔人を呼び出し 願いをかなえてもらうのよ。あのセレドの町をキレイなお城にして子供たちが毎日楽しく暮らせるような夢の子供王国を築くの。ステキでしょう?
- フィーロ:リズ……お前は……。大人が禁じていた召喚術に手を染めてまで いったい 何を願うのかと思っていたら……。そんなくだらない願いをかなえるのがお前の望みだったのか? 大人たちに戻ってきてほしくないのか!?
- リゼロッタ:大人 大人って うるさいわね……。魔人のチカラを使えば 大人がいた時より よっぽどいい生活ができるのよ! 大人なんて……私たちにはいらないの!! さあ ボサッとしてないで行くわよ! こはくの宝珠が手に入ったから 町に戻って魔人召喚の儀式を始めるわ!
- ムッチーノ:女王様の御心は ワタクシめの心。……これで ご主人様の願いがかないます。
- フィーロ:リズ……無理するなよ。
……僕は今まで彼女の暴走を止めることだけ考えていました。でも 教えに背いてまで この塔に登ってみて気付いたんです。僕はひとりで責任を抱えようとするリズを助けたかったんだ……って。……すみません 僕も彼女を追います。○○さん ありがとうございました。 - ミラカ:お待たせしました 女王様! 魔人召喚の儀式 準備できましたわ!
- ミザール:おい みんな! オレたちの願いをかなえてくれる 伝説の魔人がとうとう現れるぞ!! この町をデッカイお城にして オレたちが好きなだけ遊んで暮らせる 夢の子供王国を作ってもらうんだ!
- フィーロ:や……やめろ!! リズ! 考え直せ! 子供王国なんて作ってそれから お前はどうするつもりなんだ? これからずっと大人の代わりに ひとりで責任を背負っていくのか? 本当にお前はそれでいいのか!?
- ミザール:しつこいぞ フィーロ! 女王様はオレたち みんなのことを考えて 自由な生活を与えてくれようとしてるんだ!
- ミラカ:大人たちなんか いなくても 魔人のチカラさえあれば アタシたちは好きに生きていけるのよ!
- リゼロッタ:……フィーロ。私はみんなが幸せになれる道を選びたいの。あなたはクチをはさまないで。
- フィーロ:リズ……。
- リゼロッタ:……我 汝を呼び 汝に命ず。
いにしえより セレドの地に封じられし魔人よ
今 永き眠りより目覚め ここに来たれ! - ミザール:す すげえ……。
- 魔人エンラージャ:……我は 魔人エンジャーラ。我が魂を呼び覚ませし 人の子よ。契約に従い 汝の願いを聞き届けよう……。
- リゼロッタ:お願い……この町を…… ……このセレドの町を 大人がいた元の姿に戻して! パパとママに会わせて……!! お願い……。
- 魔人エンラージャ:くっ……ぷフッ。ああーーーっはっはっはっハ! 引っかかっターーー! バカな小娘ですネ~♪ ガキんちょの願いなんて 知ったこっちゃありませんよーーーダ♪
- リゼロッタ:な……っ! 何よ この無礼者は! いったいどうなっているの!? ムッチーノ! 説明なさい!
- ムッチーノ:……ご主人様の御心は ワタクシめの心。
偉大なる魔人エンラージャ様は たかが人間の小娘の命令など お聞きにならないのですよ。……ご理解いただけましたでしょうか? - 魔人エンラージャ:ンホホホホ ご苦労でした ムッチ~ノ♪ どうやら うまく ガキんちょを手玉にとって 封印を解いてくれたようですね~エ♪
- リゼロッタ:ムッチーノ……あなた……。私たちを利用していたのね! おとなしく従ったフリをして……。
- ムッチーノ:あーーったりまえだろ! そうでなきゃ 誰がお前みたいな タカビー女の言うことを聞くかよ! オレのご主人様は エンラージャ様ただひとり! お前らは しょせん このお方を復活させるための道具だったのさ!!
- 魔人エンラージャ:……そういえば 私 封印から目覚めたら このセレドの地に魔人エンラージャ様の国を築こうと思ってたんですよねエ……。子供たちが みんな私にかしずく 夢の王国♪ ああっ……ス・テ・キ♥ お前たちには その王国のために たっぷり働いてもらうとしましょうかア!!
- リゼロッタ:パパ……ママ……。誰か 助けて……。
- フィーロ:リ……リズに近寄るなっ!
- 魔人エンラージャ:おやおや……おびえることはありませんヨ♪ バカで素直で扱いやすい子供たちは しもべとして一生かわいがってあげますかラ♪ ただし……そこのアナタは別ですヨ! したたかで扱いにくい大人は 生かしておくとロクなことがないですからネ!
さあ いきますヨ ムッチーノ♪ ジャマな大人の ブチのめしタ~イム!! - 魔人エンラージャ:あびゃッ……やっと目覚めたのニ こんな所で人間にやられるなんテ……。これだかラ……大人ハ……。
- ムッチーノ:チッ チクショー……。これまで さんざんガマンしてガキどもに コキ使われてきたっていうのによぉ……。
- フィーロ:○○さん! 大丈夫ですか? ムッチーノは……魔人は……あいつらは いったいどこに……。
もしかして……。あなたが倒してくれたんですか!?
・はい
・いいえ
やっぱりそうなんですね。さっきまで この教会にただよっていた まがまがしい空気がなくなっています……。 - リゼロッタ:もうムッチーノはいないのね……。使い魔や魔人には裏切られて 大人たちもいない……。私たちはこれからどうしたらいいの……?
- ミラカ:女王様……。
- フィーロ:……なあ みんな覚えているか? 僕らがダーマ神殿でお祈りしていると 大人たちが迎えに来てくれたこと……。
- ミザール:ダーマ神殿か……。そういえば いつもお祈りが済んで 鐘が鳴る頃に大人たちが迎えに来たっけな……。
- メグ:あたし……ママにあいたい。
- フィーロ:みんなでダーマ神殿に行ってみよう。昔のようにあそこでお祈りしていれば 大人たちに会える……そんな気がするんだ。
- リゼロッタ:そうね……そうかもしれない。
- フィーロ:……そうだ! ○○さんも一緒に来てください。その方がみんな安心すると思うんです。ダーマ神殿は町の北側から出て山道を登った先にあります。3階の礼拝堂でお待ちしていますね。
- ボッシュ:……ム。町のみんなはオレが連れていくから先にダーマ神殿まで行っててくれ。みんなお前が一緒なら安心するだろう。ダーマ神殿は町の北側の階段を登ったらすぐ見えるからわかるはずだ。
- フィーロ:来てくれたんですね ○○さん。ちょうど お祈りを始めるところでした。……セレドの町の大人たちは 今もどこかで心配して 僕たちを探しているにちがいありません。ここでお祈りをしていれば いつも通り 鐘が鳴って 大人たちが迎えに来てくれると思うんです。さあ みんな お祈りを始めよう。
いにしえより セレドの民を守りし神よ……。
どうか 教えに背いた
我ら 人の子の罪を 許したまえ……。
正しき道を見失い 迷える子羊たちに
かつての平穏を もたらしたまえ……
………………。 - メグ:あっ! ママ……!?
- フィーロ:風……か……。
- メグ:ママ こないの……?
- ミラカ:やっぱり大人たちは もう帰ってこないのね……。
- フィーロ:みんな期待させておいて ごめん……。
- リゼロッタ:フィーロ あなたは何も悪くないわ。本当に謝らなければいけないのは私よ。私のせいで こんなことになってしまい 責任を感じてずっとひとりでなんとかしようとしてきたけれど……。……でもそれが間違いだったと気付いたの。私はもっとみんなを信じるべきだったわ。この先 大変な思いをするだろうけど……これからは使い魔に頼らず 自分たちのチカラで生きていきましょう。……フィーロ もちろん あなたも手助けしてくれるわよね? それから……○○さん。あなたにはさんざん失礼な事をしたのに 私や子供たちを助けてくれて本当にどう感謝したらいいのか……。……たしか蝶をお探しでしたわね。せめてものお礼にどうか この こはくの宝珠を受け取ってください。
○○はこはくの宝珠を受け取った! - フィーロ:○○さん。何から何まで あなたに頼ってしまって本当にすみませんでした。これからはみんなで支え合ってなんとか暮らしていきます。
- リゼロッタ:いつか名誉子供もおやつが食べられるステキな町にしてみせますわ。……さあ 行きましょう フィーロ。
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