種族選択でウェディを選ぶと、レーンの村から開始します。
出身村のストーリーをクリアして、一人前の証を手に入れて、町に出て列車に乗れるようになると共通のストーリーになります。一人前の証がないとストーリーやクエストが進められなくなりますので、必ず出身村クエストをクリアして先に進みましょう。
レーンの村
- 慰霊の浜へ行くために「レーンの村」の外(H-2)に向かう
・Xボタンで地図を開くと目的地が黄色い丸で囲まれてわかりやすいです - レーンの村の入り口で帽子係アンジューから「エンゼルスライム帽」を入手する
・装備すると、レベル79以下までは経験値3倍になります - レーンの村を出て、コルット地方の西にある「慰霊の浜(B-7)」に行く
レーンの村で受注できるクエスト
慰霊の浜
- 慰霊の浜にある「慰霊碑(B-4)」を調べる
- イベント後、レーンの村に戻る
- レーンの村の「セトリー村長(F-5)」の所へ行く
- コルット地方の「地底湖の洞くつ(D-3)」へ地底湖の水を汲みに行く
地底湖の洞くつ
- 地底湖の洞くつの「地底湖のほとり(C-4)」へ行く
- 地底湖のほとりで波紋を調べて、ガラスの小ビンに湖の水を汲む
- レーンの村に戻り、「セトリー村長(F-5)」の所へ行く
- イベント後、「ルーラストーン」を手に入れる
・ルーラストーンは教会で記憶させた場所に一瞬で移動できる魔法の石です - 村を出て、コルット地方の北西にある「レーナム緑野(A-2)」へ行く
レーナム緑野~祈りの宿
- レーナム緑野の「祈りの宿(F-3)」へ行く
- 祈りの宿に入って右側にいるリリーエ神官と話す
・結納品の貝殻を贈呈する - イベント発生後、コルット地方の「慰霊の浜(B-7)」に戻る
- 慰霊の浜で「黒き花婿」とボス戦
・敵の強さを「強い、ふつう、弱い」から選べます - レーンの村へ戻って、「孤児院(D-3)」に行く
- イベント後、以下を入手する
・大陸間鉄道パス:大陸同士を結ぶ鉄道に乗車できる貴重なパス
・一人前の証:一国の王にさえ会うことができる証
・経験値3800P、3000ゴールド
この時点でLv15位に育ちます - 自動的にサポート仲間が加わる
- レーンの村の出口でイベント
ジュレー島下層~ジュレットの町
- レーンの村を出て、レーナム緑野の北西(A-3)に向かう
- レーナム緑野の南西にいる「渡し守ソマーク(A-3)」と話して、「ジュレー島下層」へ行
- ジュレー島下層の西にある「ミューズ海岸(A-7)」へ行く
- ミューズ海岸の北にある「ジュレットの町(B-1)」へ行く
ジュレットの町
ジュレットの町につくと、強制的にイエローダイアリーと青のキーエンブレムのおはなしが始まります。
イエローダイアリー
- ジュレットの町に入ると「サンビタリア」が現れ、イベント発生
- イエローダイアリーを入手する
・町中で黄色い名前の住人と話すと「ちいさなメダル」などの報酬が貰えるようになる - ジュレットの町の入り口にいる「スージン(C-7)」と話して「ルーラストーン」を手に入れる
・イエローダイアリーひとり目達成の記念のご褒美
キーエンブレム
- ジュレットの町を少し進むと(C-7付近)でイベント発生
- ソーミャのところへ向かうように言われる
- ジュレットの町のキーエンブレムのおはなしが始まる
このあとの進め方
- 最初にやっておいたほうがいい役立ち機能をまとめて進める
- ジュレットの町のキーエンブレムを進める
- 他の町のキーエンブレムを進める
・ジュレットの町の西にある「ジュレット駅(A-5)」から別の町へ移動する(25ゴールドかかります)
クエストメモ(ネタバレ)
- 『水の民 ウェディ』
海に浮かぶ美しい島々で 自由に生きる
青き水面のような色の 身体を持つ者たち。
束縛を嫌い 歌と恋を大切にする彼らは
速さと 強さという特性を生かして
愛する者を守る時だけ 本気で戦った。
ウェディとして 生まれ変わりますか?
・はい
・いいえ
○○よ。
その姿を 選んだのですね。
不運にも 今日
この世を去った ウェディの○○がいます。
あなたは今日から その○○の身体を借り
新たな人生を 歩んでゆくことになります。
さあ この新しい冒険の書をお持ちなさい。
神は その書を持つ あなたの行いを
常に見ています。強かいで祈らずとも 今後
あなたの行いは すべて その書に記録されます。
さあ お行きなさい。
母なる大地 アストルティアへ。
そして 探すのです。
あなたの使命を。
生まれ変わることの忌を……。 - ヒューザ:ずいぶんとウデを上げたじゃねえか! ○○!! だがな! シェルナーに選ばれるのはこのオレ ヒューザさまだぜっ!! そろそろ勝負を決めるとするかっ!
- ルベカ:ねえ○○~~~! アーシクがどこに行ったか知らない~?
- ヒューザ:やべえっ モロに入っちまった!!
- ルベカ:きゃああああっ ○○っ!!!!
- ラージャ神父:我らの○○は幼きころにただひとり小舟に乗せられこのレーンの村へと流れ着いた。そしてバルチャ老に拾われいつか生みの親に会うことを夢に見ながらフィーヤ孤児院にて育った。この村で送った日々は○○に多くの幸福とそして安息を与えたと我らは信じよう……。○○は母なる海へと還り新たなる旅立ちを迎える。皆で笑って送りだそうではないか。
- ルベカ:ううっ○○……。私が急に声をかけたりしたからこんなことに…tね。
- セトリー村長:わっわっ:ルベカちゃん! お願いだから泣かないで。これからシェルナーを決めようかという時になんということを。ヒューザ……。
- ヒューザ:オレは殺す気なんてなかったぜ村長? 剣の修行をしてただけだからな。
- セトリー村長:理由はどうあれお前は○○の命をうばったのだ。つぐないはしてもらうぞ。
- ヒューザ:ふん……。
- セトリー村長:さあみんな……。ラージャ神父のお言葉どおり○○を母なる海へ送りだそう。
- ルベカ:○○!?
- セトリー村長:あわわわ……。○○が化けてでたあ!!
- ラージャ神父:……なんということだ。○○が生き返った! これは海の神が起こした奇跡なのか!?
- ルベカ:死んでなかったっ! ○○は死んでなかったよ!!
- ヒューザ:おいおいっマジかよ! あんときたしかに手ごたえがてん…。まちがいねえ。生きてやがる。まるで別の魂が突然身体に入り込んだみてえだな……。なんにしてもオレは人殺しにならずに済んだってわけだ。ケガさせちまった借りはそのうちに返すぜ○○。あのくらいでくたばらないようにもっときたえとけよ。
- セトリー村長:うぬぬヒューザめ。○○を殺しかけておいてなんという態度だ!
- ルベカ:お父さんヒューザを責めないであげて。半分は私のせいでもあるんだもん。
- セトリー村長:ルベカちゃんが気に病むことはないんだよ。ほら○○は無事だったんだし。まあなんにせよ生きていてよかったな。シェルナーは予定どおりお前とヒューザのどちらかから選ぶことにするからな? ○○葬式は中止だ! みんなも家に帰った帰った!!
- アーシク:あれれっ○○!? キミの葬式をするって聞いてあわてて買い物から戻ってきたんだけど……。ボクの聞きまちがいだったんだね。ほっとしたよ。キミは大切な友達だもの。それにもうすぐボクの結婚式でしょ? そんな時に葬式なんてほら……縁起でもないじゃないか。でさ。花婿であるこのボク アーシクが花嫁のキールに贈る貝がらを一緒に探してくれるって約束覚えてる? もう時間がないんだよ。今から村の北西にある精霊の浜に行って探そうと思うんだけど……いいよね? 精霊の浜は入っちゃいけない場所だって言われてるけどその分キレイな貝がらがたくさんあると思うんだ。ボクも用を済ませてすぐに行くよ。精霊の浜にある慰霊碑でも見ながら待っててくれるかな○○。
- アーシク:おーい○○! はあはあ……。○○遅れてゴメンね。それじゃさっそく貝がらを探そう。ものすっごいキレイなのを見つけるんだ! あれ……? なんだろうこの感じ。これってお供えものの貝がらだよね。なんてキレイなんだろう……。まるで吸い込まれるみたいだ。○○には聞こえない? この貝がらがボクに持っていってくれって言ってるみたいなんだよ……。……こんなとこに置かれたままはいやだって言ってるんだ。だからボクが持っていかなきゃ……。そうだ。これをキールへの贈り物にしよう。きっと大事にしてくれるよ。ほら! この貝がらもそうしてほしいって言ってるよ!! だから○○。この慰霊碑からキレイな貝がらを取ったこと村のみんなにはナイショにしてね。うひゃあああああっ!!
- バルチャ:おぬしら……。
- アーシク:ななな なんだ。バルチャじいさんか……。ビックリさせないでよ。
- バルチャ:ここで 何をしていたのだ? この慰霊碑には近づいてはならぬと言ってあったはずだぞアーシク。
- アーシク:なっなんにもしてないよ! ボクたちなんにもしてないったらっ。
- バルチャ:……本当か? ○○?
・はい
・いいえ
……まあよい。めでたい結婚式の前にまさかこの慰霊碑に悪さをするほどアーシクも○○もバカではなるまい。……その慰霊碑には決して関わってはならんのだ。特にアーシク。花婿となるおぬしは……な。 - アーシク:どうして? バルチャじいさん。
- バルチャ:この慰霊碑はな……。とても悲しい出来事にまつわるものなのだ。昔レーンの村のウェディの若者が同じ村に暮らすウェディの娘と恋に落ち結婚することになった……。花婿は美しい貝がらを見つけ花嫁に贈る。花嫁は結婚式を前に身を清めるためこの浜から海へと入っていった。清めの祈りはすぐに終わるはずだった……。しかし……! 花嫁は海の中に消え帰ってこなかったのだ……。そして悲しみにくれた若者もまた……。自らこの海へその身を沈めたという……。それからいくつもの災いが村を襲った。人々は無念のうちに死んだ若者の魂が悪さをしているとおそれたのだ。ゆえにこの慰霊碑が建てられた。その若者の魂を鎮めるためにな……。
- アーシク:ううっかわいそうだよぅ……。
- バルチャ:わかったなアーシク? おぬしはこの慰霊碑に関わってはならん。
- アーシク:でもさじいさん。それなら代わりにボクたちが幸せになってあげればふたりともよろこんでくれるんじゃないかな?
- バルチャ:……死した者がどう思うか、それは誰にもわからぬことだ。
- アーシク:…………。来てくれてありがとう○○。それじゃボクは先に村に戻るね。
- バルチャ:……いかん忘れておった。村長がおぬしとヒューザを呼んでいたのだ。いよいよシェルナー選びを行うようだ。すぐに村へ帰るのだぞ○○。シェルナーとして活躍し一人前と認められればおぬしはこの村を離れて両親を探す旅に出ることができよう。
- セトリー村長:やっと来たか○○。ヒューザはまだか? まったくあいつはいつもフラフラだとほっつき歩いておって落ち着かんヤツだ! よしふたりともそろったな。先ほどジュレットの町から使いが来てな。花嫁のキールが祈りの宿へ向かったそうだ。急いでシェルナーをきめなければならん。さっそくだがふたりにはわしの出す試験を受けてもらうぞ。
- ヒューザ:能書きはいらないぜ。村長。……で何をすればいい?
- セトリー村長:うむ。このレーンの村を出てコルット地方を北に向かった所に洞くつがひとつあるのは知っているな?
- ヒューザ:ああ あそこか。奥には地底湖が広がってるって聞いたことがあるぜ。
- セトリー村長:そう その地底湖だ。洞くつの奥にある地底湖の水を持ちかえってくることがシェルナー試験の内容だ。このビンに地底湖の水を汲み先に持ちかえったほうをシェルナーとする! さあこのビンを受け取るのだ。
- ヒューザ:……はあ? 水汲みが試験だって? しかも早い者勝ちなのかよ……。
- セトリー村長:……地底湖の水はな。ビンに入れたままほうっておくとその美しい色合いが消えてしまうのだ。だから水を汲んだら太陽と月がひと巡りする前にわしの所へ持ってこい! わかったなふたりとも!!
- ヒューザ:しかたねえな。やってやるよ。○○よりも早くこのオレが持ってきてやるぜ。
- セトリー村長:ほれ。○○もこのビンを受け取るのだ。よーし。ふたりともビンは持ったな? コホン。ではただいまよりシェルナー選定試験……開始ぃっ!
- ヒューザ:○○。手は抜かねえぜ。
- セトリー村長:○○もさっさと行くのだ。この試験は早い者勝ちなのだぞ!
- ヒューザ:ちっ……。○○に遅れをとるとはな。ここが地底湖か……。確かにここの水は他の水とちがうらしいな。これでよし……と。あとは村に帰るだけか。で早く着いたほうがシェルナーになれるってわけだ……。お前が両親を探すためにシェルナーになろうとしてることはオレも知ってるさ。だがな……。……勝つのはオレだぜ?
- セトリー村長:戻ったか○○。地底湖の洞くつに行ってきたようだな。地底湖の水は汲んできたのだろう? 見せてみろほれほれ。
・はい
・いいえ - ヒューザ:…………。
- セトリー村長:ほんの少し遅かったようだなヒューザ。ひと足早く○○が地底湖の水を汲んで戻ってきておるぞ。さあ○○。さっさとビンをわしに見せろ。どれどれふむ……。まちがいなくこれは地底湖の水だ。よろしい! 試験は終わりだ。アーシクのシェルナーを務める者は○○であると今ここに宣言する! それではシェルナーになった証としてお前にルーラストーンをさずけよう! 使い方は孤児院のティーティに聞くがいい。残念だったなヒューザ。お前は次の機会を待つがいい。
- ヒューザ:次……ね。そんなもん待っちゃいられねえな。
- アーシク:あっ ヒューザ?
- セトリー村長:ああアーシク。ついにシェルナーが決まったぞ。○○がシェルナーとなったのだ。
- アーシク:ほんとう!? おめでとう○○。そっかぁやっぱりキミがボクのシェルナーになってくれたんだね!! ヒューザもがんばってくれたんだよね! ありがとうヒューザ!!
- ヒューザ:オレに勝ってシェルナーになったんだ。ヘマするんじゃねえぞ○○!
- セトリー村長:アーシクよ。花嫁に贈る貝がらは持ってきたのだろうな?
- アーシク:はいこれです村長さん。
- セトリー村長:ほほう。なかなかキレイな貝がらではないか。いったいどこで見つけたのだ?
- アーシク:えっと村の外の砂浜で……。
- セトリー村長:ふむ。お前にしては上出来だ。きっと花嫁もよろこぶだろう。ではアーシク。その貝がらを○○に。
- アーシク:○○。この貝がらを祈りの宿にいるボクの花嫁キールに届けてほしいんだ。頼んだよ○○。その貝がらには慰霊碑にまつられてる人の幸せもこめられてるんだからね?
- セトリー村長:○○よ。花嫁キールを祈りの宿からこのレーンの村へと無事に連れてくるのだ。祈りの宿に行くにはコルット地方を越える必要がある。まずは村を出たら道なりに進め。道が小川と交わったら今度はその小川に沿って北を目指すのだ。そうすれば小さな滝へたどり着く。その左側になるレーナム緑野へつながる道を越えたらすぐ右側を見ろ。そこに建っているのが祈りの宿だ。レーナム緑野の魔物は村の周りより強いから準備をしっかりとしていくのだぞ。ではアーシクよ。お前は家に戻り花嫁の到着を待つのだ。
- アーシク:はいわかりました。それじゃ失礼します村長さん。○○。キールのことよろしく!
- リリーエ神官:あなたはもしや……。花婿アーシクどののシェルナーとしてレーンの村からいらした方では?
・はい
・いいえ
おお やはりあなたが。お名前をお聞かせ願えますか? ……○○どのとおっしゃるのですね。遠いところをご苦労さまでしたな。申し訳ありませんがただいま花嫁キールさんはお付きの者とともに外へ散歩に出ておられます。おおウワサをすればなんとやら。おかえりなさいキールさん。ちょうどよいところに戻られましたな。こちらはレーンの村の○○どの。シェルナーとして参られたお方です。 - キール:あなたがアーシクさまの……。通り所までありがとうございます。私はキールと申します。アーシクさまの花嫁となる者です。よろしくお願いします。シェルナーの○○さま。ジュレットの町をおとずれていたアーシクさまと出会ったあの日から……。今日のこの日をどれだけ待ったことか。すぐにでもレーンの村へと向かいましょう。
- リリーエ神官:キールさん。はやる気持ちはわかりますがまずはしきたりに従って花婿からの結納品を受け取りましょう。○○どの。花婿より結納品となる貝がらを預かっておるはず。それをキールさんに渡していただけますかな?
・はい
・いいえ
ではシェルナーより花嫁キールに結納品の貝がらの贈呈を。 - キール:まあ……。これがアーシクさまが私のために見つけてくださった貝がら……。なんて美しいのでしょう! アーシクさまの心の清さがそのままこの貝がらに表れていますわ……。
- …………見つけた。
ぼくの 花……読め…………。 - リリーエ神官:い 今の声は……。
- ……さあ ぼくと 一緒に行こう……。
- リリーエ神官:……まさか魔物がこの祈りの宿に!? ○○どの……花嫁を!
- …………ぼくの 花嫁…………。
- キール:…………。私はあなたの花嫁ではありません。
- …………さあ 行こう 来光の浜に。ぼくたちは 結婚するんだ…………。
- リリーエ神官:く……黒い魔物がキールさんをさらっていった……? ま まさか あの魔物は……。○○どの! ○○どのは慰霊の浜の話をご存知か?
・はい
・いいえ
じつは慰霊の浜の本当の名は来光の浜というのです。花婿の霊を鎮める慰霊碑が建ったことで慰霊の浜と呼ばれるようになり本当の名はすたれてしまいました。しかし今の黒い魔物は来光の浜という名を知っていました。しかも花嫁を見つけた……と。つまり今の魔物はあの浜で花嫁を失った花婿の霊が悪霊と化した姿ということでしょうか……。○○どの。花嫁の身の安全を守ることはシェルナーの大切な役目。すぐに戦いの準備をして慰霊の浜へ! なにとぞキールさんをお救いください!! - ……ムダだよ。君たちじゃ ぼくにキズひとつつけられやしない。黒きチカラがぼくをふたたび花嫁に会わせてくれた……。そうだ……。ぼくはこの花嫁とふたりで永遠に暮らすんだ……。だから邪魔を……するな!
- キール:アーシクさま!!
- アーシク:ヒューザがやられちゃう……。ボクのキールもとられちゃう……。キ……キールはボクの花嫁だ。キールはボクの花嫁なんだぁぁぁっ!
- 君のおかげでぼくの無念を抑えつける貝がらをどかせたんだ。感謝してるよ。でも花婿はふたりもいらないんだよ……。
- ヒューザ:くそっ! キールをさらった魔物を見つけて追いかけてきたがこのオレがまったく歯が立たねえとはな……。アーシクすまん……。一緒に連れてくるべきじゃなかった。お前だけでも逃げてくれ!
- アーシク:キ キールをはなせぇぇっ!!
- 黒き花婿:ダーリアは誰にも渡さない! ……君はシェルナーだったね。ちょうどいい。君も連れていこう。チカラずくでもね。そして式を挙げるんだ! ぼくたちの結婚式を!!
ぐ……ぐおおおお! イヤだ……イヤだ……。花嫁を失うのはもうイヤだ! みんな消えてしまえばいい! そうすればぼくとダーリアを……。ふたりをジャマする者はいなくなる!! 黒いチカラよっ ぼくの願いを聞け! 嵐を呼べ! すべてを吹き飛ばせぇぇぇっ!! あはははっ。ひゃははははあははははっっっ!! なんだ? 何かが来る……。 - レグ:よかった。ケガはないような。ぼくの名前はレグ。あなたにあやまらなくては……。……ようやく目が覚めた。ぼくはあなたをむりやり自分の花嫁にしようとしていたのか……。
- キール:……ごめんなさい。私はあなたの花嫁ではありません……。
- レグ:……すまない。自分を止められなかった。ぼくの心は黒い闇に包まれていたんだ……。君を死んでしまったダーリアの代わりにしようとしていたなんて……ぼくは……。
- レグ……。私は ここにいます……。
- レグ:ダ……ダーリア?
- ダーリア:……行きましょう。私たちは私たちの行くべき場所へ……。
- レグ:ああ ダーリア……。もう絶対に離れないよ……。
- ……この広い海の世界
あなたと私 ふたりが出会った。
あなたがくれた 小さな貝がら
日の光の中 美しく輝いて……。
これから ふたり……。
しあ……わせを……。 - バルチャ:返し歌だ。ウェディの古い……な。花嫁が花婿に贈り物の礼として歌う。この貝がらはレグという花婿が花嫁ダーリアに贈ったものなのだ。
- アーシク:ボクはレグさんの怨念に操られてその貝がらを取っちゃったんだね……。お供えものに手を出したことなんかこれまで一度もなかったし……。
- キール:でもそのおかげであの方たちはもう一度出会うことができたとも言えますわ。だからもう気に病まないで。私たちは私たちの幸せをふたりで探していきましょうアーシクさま。
- アーシク:ありがとうキール……。そうだね。ふたりで幸せになろう!
- ヒューザ:おいおい ふたりとも。そこから先は結婚式でやってくれよ……。
- アーシク:だ だいじょうぶヒューザ? ごめんねキールのために……。
- ヒューザ:このくらい大したことねえがまたいいところを○○に持ってかれちまったな。
- バルチャ:くさるなヒューザよ。おぬしが時間をかせいでくれたおかげで○○が間に合ったのだからな。さあ村へ戻るとしよう。結婚式の準備を急がねばならんぞ。
- アーシク:あっ○○! 慰霊の浜ではキールを助けてくれて本当にありがとう!!
- キール:バルチャさまにごあいさつに来ました。私たちの結婚式ができるのもすべて○○さまのおかげですわ。
- アーシク:それじゃボクたちは家に戻ります。新しい貝がらも見つけておかないと。行こうキール。
- キール:はい アーシクさま。
- バルチャ:さて○○よ。そなたには伝えねばならぬことがいくつもあるのだが……。それはふたりの結婚式がつつがなく終わってからだ。シェルナーの役目はまだ続いている。わしたちも明日にそなえて準備をするとしよう!
- ラージャ神父:花婿アーシク……。花嫁キール……。ふたりの愛は永遠のものとここに誓うか?
- アーシク:誓います!
- キール:誓います。
- ラージャ神父:……母なる海の神よ。アーシクとキール。このふたりが夫婦となることを認めたまえ。願わくばふたりに大いなる海の恵みを。そして祝福を与えたまえーい。花嫁キールの返し歌の詠じによりふたりの婚姻の儀を結ぶものとする。
- キール:はい。ウェディの古きしきたりにより返し歌をここに詠じさせていただきます。
……この広い海の世界
あなたと私 ふたりが出会った。
あなたがくれた 小さな貝がら
日の光の中 美しく輝いている。
これから ふたりは 永遠に。
その手をたずさえ 永遠に。
幸せとともに 歩んでいこう。
- セトリー村長:やれやれ……。無事に終わってホッとしたぞ。○○よシェルナーとしてのお前のはたらきも見事だったぞ。誰もがこの一人前の証を受けるにふさわしいと思うことだろう。ほれ。冒険の書を出せ。これでより。お前は一人前の証を得た。大きな町へ行ったとしてもひとりでちゃんとやっていけるはずだ。バルチャ老が○○を呼んでいたぞ。今後についての助言でもあるのだろう。すぐに行くがいい。ほれほれ。
- バルチャ:よい結婚式だったな……。アーシクとキールは新しい道をふたりで歩みだしたのだ。○○よ。次はおぬしの番だな。……おぬしは幼いころにわしに拾われこのフィーヤ孤児院で暮らしながら両親を探すことをずっと望んでいた。だがな……。○○よ。何も言わずにこの鏡をのぞいてみるのだ。この鏡は真実を映すラーの鏡。やはり……な。おぬしは人間の○○であってウェディの○○ではないのだな。他の地でも他人の身体を得て生き返った者がおると聞いたことがある。その理由はわかっておらんが……。この世界を照らした白き光……。あれは勇者が覚醒を迎えたときに放たれる光だと言われておる。その白き光が世界を照らしたこの時におぬしという存在が生き返りこの村に居合わせたのは何かの運命だろう。ならばその光が発せられた場所へ向かうことがおぬしの進むべき道にちがいないとわしは思う。旅立て○○よ。おぬしの運命を見定めるのだ。これを持っていくがいい。5つの大陸を結ぶ鉄道に乗ることができる。おぬしの旅に役立つだろう。多くの国で活躍し名を上げるのだ。さすればキーエンブレムというカギの形をした勲章を与えられるだろう。キーエンブレムはおぬしのチカラの証。おぬしを導くまさにカギとなるはずだ。……○○よ。わしはこれまで○○というウェディの若者の親代わりをしてきた。おぬしにはウェディの○○の本当の両親をどうか見つけだしてほしい。それこそがやつの念願だったのだ。手がかりはふたつ……。かすかに記憶にあった大きな城の姿と両親が何かの研究者であるらしいこと……。もちろんおぬし自身が運命を見定めることもここで祈っておるぞ。おぬしも今はわしの子なのだから。別れの言葉はいらぬ。まずは北西へと向かいとなりのジュレー島にあるジュレットの町まで行くがよい。だがその道はひとりで遠くけわしい。サポート仲間という協力者を3人ほどおぬしの旅に同行するようにしておいた。ジュレットの町まで着けば酒場で新しい仲間を紹介してもらえる。自由に選んで連れていけるようになるからな。
- ルベカ:○○~~~! ○○行っちゃうの? みんなと一緒にこの村で暮らそうよ。これまでみたいに……。
- アーシク:ルベカ。○○は両親を探しにいくんだ。本当の親がいるなら誰だって会いたいって思うよ。だから止めちゃいけない。ボクたちは笑って○○を見送ってあげなきゃ。
- キール:ルベカさんだいじょうぶですよ。○○さまはきっとこの村に帰ってきます。うん……。もう会えないわけじゃないよね。このレーンは○○の育った村だもん。いつでも帰ってきていいんだからね!
- アーシク:ボクたちはずっと待ってるよ。○○が帰ってくる日を。ねっ キール?
- キール:はい アーシクさま。旅先でジュレットの町に立ち寄りましたらぜひ私の実家をおたずねください。○○さまのことは伝えてありますわ。
- ルベカ:○○! おみやげ待ってるから!!
- アーシク:ルベカ泣いちゃったかな? やれやれ……。それじゃ○○元気でね! いってらっしゃいっ。
- ヒューザ:相変わらずだな あいつらは。よう○○。オレも村を出ることにしたぜ。一人前の証なんかもういらねえ。オレはオレ自身のチカラでデカい町でのしあがってやる。お前とはいつかどこかで会うこともあるだろうさ。もしかしたら会っても気づかねえほどお互い変わっているかもしれないがな。じゃあな○○!
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