アラハギーロ王国へ行く
- 「セレドの町」を出る
- 「セレドット山道」の北東にある「リャナ荒涼地帯(F-2)」へ行く
- 北の「アラハギーロ地方(E-1)」に行く
- 「アラハギーロ王国(C-3)」に行く
アラハギーロ王国
- 「階段(D-4)」をのぼって、3階の「玉座の間」に行くと、イベント発生
- 北にある「モンスター格闘場(D-2)」に行く
- 格闘場の「階段(F-5)」をのぼると、イベント発生
- アラハギーロ地方にある「ムルードの岩山(B-4)」に行く
・Xボタンから「行き先を見る→ルーラで移動する」と、ムルードの岩山に移動する
ムルードの岩山
- 「ムルードの岩山」の中腹まで進むと、イベント発生
- 「石碑(C-1)」に進むと、イベント発生
- 北にある「デフェル荒野(D-1)」に行く
- デフェル荒野の「扉(A-4)」に行くと、戦闘
- 勝って、通り抜ける
ジャイラ密林
- 「ジャイラ密林」を少し進むと、イベント発生
- 北の「川(E-2)」をのぼって、「大樹の根元(F-1)」に行く
- 「大樹の根元」に入ると、イベント発生
- 「アラハギーロ王国」に戻る
・Xボタンから「行き先を見る→ルーラで移動する」と、アラハギーロ王国に移動する - 「アラハギーロ王国」に入ると、イベント発生
- 王国を出て、「魔物専用の通用口(D-2)」に行く
モンスター格闘場
- 「魔物専用の通用口」から中に入ると、イベント発生
- 奥の「階段(G-4)」に進むと、イベント発生
- 「エレベータ(D-4)」に乗って、「格闘場・闘いの広間」に行くと、イベント発生
- 戦闘
・敵の強さを「強い、ふつう、弱い」から選べます - 勝つと、イベント発生
- アラハギーロ地方にある「ムルードの岩山(B-4)」に行く
・Xボタンから「行き先を見る→ルーラで移動する」と、ムルードの岩山に移動する - 「石碑(C-1)」のところへ行くと、イベント発生
- 「パピヨンブレス」を受け取る
- コニウェア平原の「三門の関所」へ戻る
・Xボタンから「行き先を見る→ルーラで移動する」と、三門の関所に移動する
グランゼドーラ王国へ進む
Ver2.0追加クエスト等
- Ver2.0「Ver2.0「眠れる勇者と導きの盟友」の進め方」
- クエスト259「黄金の小麦」 (ご当地便せんクエ)
- クエスト260「お菓子よりも甘いモノ」(ご当地便せんクエ)
- クエスト261「砂漠に眠る秘石」 (ご当地便せんクエ)
- クエスト262「至高の名水を求めて」(ご当地便せんクエ)
- クエスト263「黄金の秘宝を探して」(ピラミッド解放クエ)
- クエスト264「タイタス号の羅針盤」
- クエスト265「デニーの帽子」
- クエスト266「お花畑に行きたい!」
- クエスト267「砂漠の民は肉がお好き?」
- クエスト268「オレの料理を食えばいい」
- クエスト270「トモガラのお願い」
- クエスト271「娯楽に飢える砂漠の民」
- クエスト272「ぬい合わせた願い」
- クエスト274~279「まもの使い 転職&職業クエスト」
本棚
- 『メタりんの願い事 第3話』という本だ。
やっぱり ムリなのかもしれない……。
メタりんが 弱気になっていた ある日
バブやんというバブルスライムに 出会いました。
□
わらにも すがる思いだった メタりんは
バブやんに 自分の願いを打ち明けました。
すると バブやんは言いました。
□
そういうことなら わしに ええ考えがある!
とっておきの作戦や!
きっと あんさんも気に入るで? ついてき?
□
メタりんは半信半疑に 思いながらも
その言葉を 信じることにしました。
~つづく~
(アラハギーロ王国 民家 C-6) - 『お肉をおいしくする方法』という本だ。
しかし ページが破れていて 読めない。
歯形が残っていることから どうやら
何者かが 食べてしまったようだ。
(アラハギーロ王国 民家 F-5)
- 『アラハギーロ軍の鉄則』という本だ。
アラハギーロ軍に所属した 新米兵士よ。
我が軍のルールは カンタンだ。
以下のことだけ守って 行動すればいい。
□
その1 息をするヒマがあったら 剣を振れ。
その2 勝つためには 手段を選ぶな。
その3 死ぬときは 必ず 敵を道連れにしろ。
□
私が伝えたいことは 以上だ。
新米兵士よ。諸君の活躍に 期待している。
ゴリウス兵士長より
(アラハギーロ王国 2階会議室 E-7) - 『戦争の指南書』という本だ。
弱者が 強者と戦わねばならぬ時 弱者には
考えることが求められる。なんの策もなく
正面から挑むのは 愚か者の所業であろう。
□
戦争もまた 個人の戦いと同じである。
圧倒的な兵力を持つ強国と 戦う場合
あえて退いてみせるのも 合理的な一手だ。
□
被害を最小限におさえ 次の一手を考える時間を
確保することが なによりも重要である。
極端な話 最後の一手で勝てばいいのだ。
(アラハギーロ王国 2階会議室 D-6) - 『アラハギーロの歴史』という本だ。
しかし 落書きがひどく 読むことができない。
(アラハギーロ王国 2階兵士詰所 C-6)
クエストメモ(ネタばれあり)
- クイーラ:ここは偉大なる王ベルムド様が治める 砂漠の宝石 アラハギーロ王国だよ。砂漠を越えてくるのは大変だったろ? ゆっくり休んだあとでいいから お城の玉座の間へ向かうといいよ。よそから来た人でもベルムド様は あたたかく迎えてくれるはずさ。
- ではバスラー殿。グランゼドーラ王国のアンルシア姫に なにとぞよろしくお伝えください。
- バスラー隊長:はっ。承知いたしました。私めはこれにて失礼いたします。
- ベルムド王:おや……旅人か? 私は国王ベムルドだ。旅人よ。よくぞ砂漠を越えて このアラハギーロ王国まで参られた。ところでひとつ つかぬことを聞くが ここへ来るまで国民の様子に不自然なところは感じなかっただろうか?
・はい
・いいえ
じつはこの国の民たちは少し前に起こったある戦争をきっかけに自分の名前も記憶も……すべての過去を失ってしまってな……。そのため国は混乱を極め 民は希望を失った。途方に暮れた私は すがる思いで ただ神に祈りを捧げたのだ。そして……私は神から啓示を受けた。絶望している民に名前と使命を与え 正しき未来へと導くように……と。かくしてこの国は復興の途上にある。もしわが国民に何か不手際があったらどうか大目に見てやってほしい。 - 王様! お話し中に申し訳ありません。もう間もなく試合が始まるお時間です。そろそろご準備を……。
- ベルムド王:おぉ もうそんな時間か。そなたも一度観戦していかれてはどうだ? 我が国の名物を。城の北にあるモンスター格闘場に足を運んでみてくれたまえ。おもしろいものをお見せしよう。
- あら アンタ。見慣れない顔だわね。今 来たの?
- ハハハハ。遅かったな! この国の名物 モンスターバトルなら たった今終わっちまったところだ。
- いやいや 本当のお楽しみは これからさ! 見ろよ。ショーが始まるぜ!
- ベールームド! ベールームド!
- ベルムド王:弱者には制裁を!
- うおおおおおお!!
- やめてっ!! こんなこと もう やめて! 正々堂々と戦ったじゃない! どうして こんなひどい仕打ちをするの?
- ベルムド王:弱い魔物など こうやって観客を楽しませることぐらいにしか役に立たぬ。
- そんな……。命を使い捨てにするなんて あんまりだわ! それに試合でキズついた無抵抗の魔物に剣を向けるなんて王様のすることじゃない! あなたなんか ただの ひきょう者よ! この ひきょう者っ!!
- ベルムド王:……フッ。ひきょう者…か。いいだろう。ショーは中止だ。その魔物はオリに放り込んでおけ。
ヤツめ……。また私のジャマをするのか……。 - ……さっきのはなんのマネだ 小娘!? まったく余計なことしやがって!
- そうだ! テメーのせいでショーが台無しだ! よくもオレたちの楽しみを 奪ってくれたなぁ!! あぁん?
- あの王様に盾つくなんて……アナタ 何様のつもりなのよ!?
- わ 私はただ……かわいそうで 見ていられなかったから……。
- あぁ? 魔物がかわいそうだと!? 人間を襲う おぞましい魔物をこらしめて何がかわいそうだってんだよ!!
- あ……。すみません! た 助けてください!
- んあ? なんだ アンタ。よそもんだろ? よそもんが首つっこむんじゃねえよ。引っ込んでろっ!
- ちょ ちょっと……。やめておいたほうがいいんじゃない? アンタが勝てる相手じゃなさそうだし……。
- ……チッ! 二度とあんなマネするなよ 小娘!
- セラフィ:あの……ありがとう! あなたのおかげで助かったわ。えっと旅人さんよね? ……へぇー ○○さんっていうんだ。私はセラフィ! えへへ……。セラフィって名前も本名かどうかわからないんだけどね。みんな自分のこと忘れちゃってるから。○○さんはどうしてこんな砂漠の国へやってきたの? えっ蝶を探してる? ……うーん。こんな砂漠の真ん中に蝶なんているのかなぁ。あれ……ちょっと待って。蝶!? 蝶 ちょう チョウ……。なんだか チョー気になるわ。うーん……。気になる……んだけど思いだせないや。でも こんなに引っかかるってことは私のなくした過去に蝶が何か関係してるのかも……。そうだ! 旅人の○○さんにお願いしたいことがあるの。この町を出て西にあるムルードの岩山って所に見てもらいたいものがあるんだ。そこまで来てほしいんだけどお願いできる?
・はい
・いいえ
やったー! じゃ 私 先に行って待ってるから よろしくね ○○さん! - セラフィ:あっ ○○さん! 来てくれたんだね。ありがとう! ここ誰かのお墓みたいなんだけど……ひとりでお城の周りを探検してるときに見つけたんだ。じつはね……そのとき 王様もひとりでここへ来てたの。ビックリして物陰に隠れたから私のことは気づいてないと思うけど 兵士さんも連れてないなんて すこし変だよね。だから意味がある場所なのかなって ずっと気になってたの。でも 私 文字が読めないから何もわからなくて……。それでね。旅人のあなたならお墓の文字が読めるかもって思って来てもらったんだ。ねぇ○○さん。このお墓になんて書いてあるかわかる?
- ○○は 暮石に刻まれた文字を見た。ごくありふれた文字が 書かれているようだ。
爆走竜ドランゴ 安らかに眠る
- セラフィ:よかった! やっぱり読めるんだね! へー ドランゴさんの墓なのか。……って爆走竜ドランゴ!? まさかドランゴって魔物の名前なのかしら。じゃあ 次はこのお墓の文字読んでくれる?
- ○○は暮石に刻まれた文字を読んだ。
第3回 モンスター格闘大会チャンピオン ピエールの墓
- セラフィ:モンスター格闘大会ってなんだろう? ……魔物同士が戦う大会? そのチャンピオン……。○○さん こっちのお墓もお願い!
- ○○は暮石に刻まれた文字を読んだ。
まもの使い グスコフの相棒
シーザー ここに眠る - セラフィ:まもの使い……。モンスター格闘大会で魔物を使って戦う人のことかな? もしかして……ここにあるのは みんなまもの使いが自分の魔物のために作ったお墓じゃない? しかも魔物のことを相棒と呼んでるってことは まもの使いって人と魔物が対等な関係だったってこと……? じゃあ あれって……。○○さん! この奥にある大きな石碑を見てもらいたいの! 来てっ!
- セラフィ:○○さん 見て見て! ずっと気になってたんだけど これって人間と魔物……よね? ねぇ ここ。なんて書いてあるの?
- ○○はレリーフの下に刻まれている文字を読んだ。
偉大なる まもの使いの肖像
いかなる凶悪な魔物でも
受け入れ 許す心がなければ
真の まもの使いには なれない - セラフィ:やっぱり! こんなふうに魔物を従えてる人をまもの使いっていうのね。……ねぇ ○○さん 見て。このまもの使いさんと となりの魔物 おそろいの腕輪をつけてるでしょう? 私 なんとなく……なんとなくだけど 過去をなくす前の自分は まもの使いだったんじゃないかなって思うんだ。……あのね。前に格闘場のオリから 左目に十字キズのあるキラーパンサーが逃げだすっていう事件があったの。私 そのキラーパンサーに襲われかけたんだ。急に目の前に現れて その大きなキバを見たとき 私の人生 ここで終わりか……って思ったわ。でも 私と目が合うと急におとなしくなって そのまま町から出ていっちゃったんだ。そのとき気づいたの。私がしてる この腕輪とまったく同じものを そのキラーパンサーもつけていたことに……。私 もう一度 あの子に会ってみたい。そうすれば なくした過去を取り戻せるような気がするの……。ねえ ○○さん。一緒にあのキラーパンサーを探すの手伝ってもらえないかな? 町の人がジャイラ密林で十字キズのあるキラーパンサーを見たって言ってたの。きっとあの子よ。ジャイラ密林はアラハギーロ地方の北にあるデフェル荒野をずっと西に行った所にあるわ。じゃあ 私は先に行って密林の入り口辺りで待ってるね。
……あれ? あんな所にもお墓があったんだ。あ! こんなことしてる場合じゃなかった! 急がなきゃ! - ○○は墓石に刻まれた文字を読んだ。
最後まで 勇敢に戦った
我が教え子たちよ……
どうか 安らかに 眠りたまえ - これなるは 試練の門……。
この門を通らんとする者よ
試練の魔物に挑み 汝のチカラを示せ。 - セラフィ:○○さん 来てくれたんだね。ありがとう! この辺りに出る魔物 すごく強いらしいの。まだ一度も探検したことなかったから ひとりじゃ心細いなって思ったんだ。いい? ○○さん。探してるのは左目に十字キズのあるキラーパンサーだよ? キラーパンサーは警戒心が強いんだって。だからきっと密林の奥深くにひそんでいるんじゃないかな? じゃあ 行こっか!
- ガルルルルル!
- セラフィ:○○さん 待って! 大丈夫。あの子は襲ってきたりしない。私が説得してみせるから。いかなる凶悪な魔物でも……受け入れ 許す心がなければ 真のまもの使いにはなれない……。ほら……私だよ。覚えてない?
- ガルルルルル……!
- セラフィ:ほら よく見て。だいじょーぶ! 怖くないよ……。
- ガルル…ル……。
- セラフィ:よしよし いい子ね。
- ……ゴロゴロ。
- セラフィ:○○さん 見て。ほら 同じ腕輪でしょう? やっぱり この子は私の相棒だったのよ。……ねぇ そうでしょ? あなたと私 相棒だったんだよね?
- ガルッ!
- セラフィ:でも あなたの名前までは思いだせないや。……ごめんね。だから もう一度 名前をつけてあげる! うーんと……。…………チョメ。うん! 今日からあなたはチョメよ! いーい? チョメ。
- チョメ:ガ……ガルッ!
- セラフィ:えへへへ。……ねぇ ○○さん。確かに魔物は 私たち人間を襲う敵かもしれないけど……。中にはこんなふうに心を通わせられる 優しい子もいるんだよね。格闘場にいる魔物たちだって きっと……。そうだ! まもの使いの存在をみんなに教えれば 魔物と人間も心を通わせられるって わかってもらえるかも。チョメ。怖いかもしれないけど 私と一緒にアラハギーロに来てくれる?
- チョメ:ガルッ!
- セラフィ:よしっ! ○○さんも一緒にアラハギーロへ帰ろう!
- セラフィ:○○さん お待たせ! チョメならこの近くで待っててもらってるよ。いきなり連れていったら 町のみんなビックリしちゃうもんね。
- おいっ 聞いたか!?
- もうすぐモンスター格闘場で すんげえイベントが開催されるんだってよ! なんつったっけ? サブイボデブマッチョ?
- サバイバルデスマッチ な!!
- セラフィ:……サバイバルデスマッチ?
- もう みんな知ってるわよ~! 格闘場にいる魔物たちを最後の1匹になるまで戦わせるなんて さすがはベルムド様ね♥
- 魔物どもが ぶっ倒れるまで戦い抜く……。クーッ! 考えただけでゾクゾクするぜ! こいつぁ 今までのショーなんか目じゃねえぞ!
- セラフィ:……○○さん。今の話 聞いた? ひどすぎるよっ! 死ぬまで 魔物たちを戦わせようだなんて! そんなバカなイベント どうにかして中止させなきゃ……。そうだ……いいこと 思いついた! ○○さんがいれば魔物たちを助けてあげられるかもしれないわ! 格闘場の魔物って アラハギーロの東側にある魔物専用の通用口を通って地下のオリに入れられてるの。とりあえず その通用口まで来てくれる? くわしい話はそこでするから。町の中からは魔物専用の通用口へ行けないよ。一度 外へ出て 城壁を東側に回ってみて。それじゃ お願いね!
- セラフィ:○○さん お待たせ! チョメも連れてきたよ。……それじゃ いーい? 格闘場につかまってる魔物たちを助けるために 私が考えた作戦を説明するね。この先に格闘場の地下へ降りる階段があるわ。その階段を降りて すぐ右の部屋に 魔物たちを入れるオリがいくつもあるの。あれっ? はじめて行く場所なのに なんで私 そんなことまで知ってるんだろ? ……まあ いっか。でね その地下へ降りる階段の前に 見張りの兵士さんがいるのよ。そこで○○さんの出番ってわけ! その兵士さんにチョメを見せて キラーパンサーを捕まえてきたって言えば 地下のオリまで通してくれるはずよ。私は王様に目をつけられてるから 兵士さんたちにも顔を知られてるだろうけど あなたが交渉してくれれば きっと大丈夫。オリの前まで来たら あとは私にまかせて。華麗に捕まってる魔物たちを逃がしてみせるわっ! それまで 私とチョメはあなたの後ろにひっそりついていくから。じゃあ お願いね ○○さん!
- 誰だ お前?
- んん? そのキラーパンサーはなんだ!?
- なにっ! 逃げたキラーパンサーを捕獲した? おお でかしたぞ!
- よし 俺がオリまで案内してやる。ついてこいっ。 さあ そいつをここにブチ込め!
- セラフィ:今よ チョメ!
- チョメ:ガルルルル!!
- ひぃっ!
- セラフィ:ちょっと カギ 借りるねー。今 逃がしてあげるからね! えっと……これだ! もうここにいなくていいんだよ。一緒に逃げよっ!
セラフィは つぎつぎとカギを開けて 魔物たちを逃がしていった。
この子で 最後ね。チョメ! この子たちを外まで先導してあげて。 - チョメ:ガルッ。
- ……すまない みんな。
- セラフィ:今のは……なに? 私……前にも この場所に来たことある……。あのとき……戦争に行くときだ。往生際が悪いぞ ベルムド!! この戦争に手を貸すと約束したはずだ。早く魔物たちをオリから出せ! ですが 兵士長……。我らに協力できないと言うならこやつらなど この場で始末してやってもいいのだぞ。ん~? いいか。この魔物たちは我々の盾となるのだ。魔物ごときがこんな名誉ある仕事を与えてもらえるなんて ありがたく思えよ。
- ベルムド:……すまない みんな。
- セラフィ:ベルムドさん……。…………。○○さん……。私 思いだしたよ。……ベルムドさんを止めなきゃ! この部屋を出て 右に行った所に扉を開けると 闘いの広間に出るエレベーターがあるんだ。ベルムドさんは今そこにいるはずよ……。もしかしたら命がけになるかもしれない。でも 思いだした以上 放っておけないから……私 行ってくるね!
- セラフィ:ベルムドさん! サバイバルデスマッチは中止よ! 魔物はみんな逃がしてしまったもの!
- ベルムド王:なんだと……? 今すぐ逃げた魔物を追え! 抵抗するようなら殺しても構わん。
- セラフィ:もう そんなマネは やめて。あなたは この国の王様なんかじゃないでしょ! あなたはっ…… あなたは まもの使いのベルムドさんでしょう!? 岩山のレリーフに描かれている偉大な まもの使いって……ベルムドさんのことなんでしょ? ……私 思いだしたの。あなたのことも 自分が何者なのかも。魔物たちを深く愛していたあなたが どうして格闘場の魔物たちに あんな むごい仕打ちを……?
- ベルムド王:……やつらは 死んで当然の存在だ。私のかわいい教え子たちを 戦争の盾に使って 醜く生き延びた 卑劣で罪深いやつらなのだ!
- セラフィ:戦争の盾? それって……。もしかして あのオリにいた魔物たちは一緒に戦争へ向かった兵士さん……?
- ベルムド王:…………。
- セラフィ:……ベルムドさん。もう終わりにしよう? そうだとしても あの人たちだって きっと充分苦しい思いをしたわ。
- ベルムド王:セラフィッ! なぜ お前は過去を取り戻してなお あんな鬼畜どもに肩入れする!? ……もう よい!! その者たちを捕らえよ!
- チョメ:ガルルル……。
- ベルムド王:な…なぜ 戻ってきた!? まさか セラフィを……? ……いや むしろ好都合よ! あの方から たまわったチカラで今こそ 教え子たちの復讐を遂げてやる! …………グルァァァァァァァ!!
- 破戒王ベルムド:我が復讐をジャマする者は 皆 排除してくれるわ!!
- セラフィ:○○さんっ! お願い ベルムドさんを止めて!!
(戦闘) - 破戒王ベルムド:やつらを皆殺しにするまで 私は死ねぬ……。
- セラフィ:ベルムドさん もうやめて!
- 破戒王ベルムド:なぜ かばう!? あいつらはお前の仲間たちの命を 物のように扱い 切り捨てた凶悪な奴らだぞ!
- セラフィ:ベルムドさん……。忘れてしまったの? あなたがいつも言ってたのよ。まもの使いにいちばん必要なのは どんな凶悪な魔物でも受け入れ 許す心だ……って!
- 破戒王ベルムド:私は…………
- 大丈夫か? ケガはないか!?
- セラフィ:ベルムドさん!! ……ホイミ!
- 破戒王ベルムド:無駄だ……。もういい セラフィ。
- セラフィ:そんな……。ベルムドさん。なぜ こんなことに……。
- 破戒王ベルムド:フフッ。私の教え子ではない お前だけが ただひとり 過去を取り戻すとはな……。それもこれも……ヤツとの絆のおかげか。私はまもの使いにとって大事なものを いつの間にか失っていたよう…だ……。
- セラフィ:……ベルムドさん? ベルムドさんっ!!
- バスラー隊長:ベルムド王の正体が魔物だったとは……。王になりすまし 国民を扇動していた魔物は 我らグランゼドーラ兵が討ち取った! これよりアラハギーロの民の安全は 我がグランゼドーラ王国が保障しよう。国民にも そのように伝えよ!
- セラフィ:ありがとう ○○さん。ベルムドさんを止めてくれて……。もう わかってるかもしれないけど……私 もともとは魔物なの。コの姿になる前は ある まもの使いに仕えるホイミスライムだったんだ……。ねぇ ○○さん。これからムルードの岩山へ来てくれる? あなたには全部話しておきたいんだ。あのレリーフの所で待ってるね。
- セラフィ:あっ ○○さん。呼びつけちゃって ごめんね。私が 過去を取り戻せたのは○○さんのおかげだよ。いろいろ助けてくれた あなたにはベルムドさんのこと 私が思いだしたこと……全部知っておいてほしいの。
ベルムドさんは有名なまもの使いだったの。昔 アラハギーロの格闘場の管理人もやってて みんなから すごい尊敬されてたんだ。さっき私が人間の姿になる前は ある まもの使いに仕えていたホイミスライムだったって 言ったじゃない? ……このチョメこそ 私が仕えてた まもの使いのカレヴァンさんなの。ベルムドさんとカレヴァンさんは若い頃から同じ師匠のもとで修業を積んだ兄弟みたいな関係だったんだ。驚いた……よね? 人間と魔物が入れ替わってるなんて……。なんで こんなことになっちゃったんだろ? きっとすべてはあの戦争……魔族の大軍隊との戦いが原因ね。戦争が起こったとき この国の軍隊はベルムドさんの魔物たちを戦力……いえ 魔族にぶつける捨て石として駆り出したの。カレヴァンさんは慕っていたベルムドさんに ずっとついていくって決めてて……私もカレヴァンさんと戦争へ向かったわ。そこで何が起こったのかわからないけど 気がついたら私は人間の姿で カレヴァンさんはキラーパンサーに……。一緒に戦争に向かった格闘場の魔物たちは アラハギーロの民に。私たちを戦争に駆り出した兵士さんたちは格闘場の魔物になっていたの。あの戦争のせいで この国の歯車が全部くるっちゃったんだ……。でも ○○さん これだけは言わせて。ベルムドさんは決して悪い人じゃない。魔物を愛する とてもいい人だったのよ? 魔物を……私たちを思いやる心が ベルムドさんをあんなふうに変えてしまったの……。あっ そうだ! ○○さんを呼びだしたのは もうひとつ用事があったんだった! ○○さん。蝶を探してるって言ってたよね? これのこともさっき一緒に思いだしたんだ。この腕輪ね こうやって ふたつ重ねると蝶に見えるの。あなたの探してた蝶ってコレのことかも……と思って。私たちの大事なものだけど……コレくらいしかお礼できるものがないから ○○さんにあげるねっ!
○○はパピヨンブレスを受け取った!
私はこれからカレヴァンさんと一緒に旅に出ようかなって思ってる。この世界をじっくり見てみたいの。そうすれば なぜ アラハギーロがあんなことになったのか……何かわかるかもしれないしね。それじゃあ ○○さん またどこかで会いましょ。ホントに ホントに ありがとう!! - チョメ:ガルルッ♪
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