メギストリス王国からの急使
- 真のグランゼドーラ城の賢者の執務室にいる「賢者ルシェンダ」と話すと、イベント発生
・勇者姫の石→旅の扉→賢者の執務室前 - メギストリス城の2階の「玉座の間(G-3)」に入ると、イベント発生
- キラキラ大風車塔の「パルミオの研究所(C-2)」に行く
- パルミオ博士と話す
・「パルミオのカギ」を手に入れる - エピスサーテ丘陵の「魔瘴調査区画(C-4)」に行き、「はしご」を調べて、底なし穴へ降りる
・メギストリスの都→エピスサーテ丘陵 - 地下1階の「入口(F-5)」から魔瘴調査区画へ入り、最深部(D-2)へ進む
- 地下2階の「魔瘴(C-2)」の前で、しぐさ「聖別の詩歌」を行い、先に進むと、イベント発生
- メギストリス城に戻り、「玉座の間(G-3)」に入ると、イベント発生
アルウェーンへ
アルウェーンの町
- アルウェーンの町の「中央地区」に向かうと、イベント発生
- 中央地区の建物内にある「時空のしるべ」をしらべる
・エテーネルキューブに「アルウェーンの町・中央地区」が登録される - エレベータから「中層:アルウェーンの町・奉仕室」へ行くと、イベント発生
- エレベータから「上層:管理棟」へ行くと、イベント発生
アルウェーン管理棟
- アルウェーン管理棟の北に進み、「扉(D-4)」で知理の石板をかざして進む
- 左の「冷眠室(C-2)」に行くと、イベント発生
・「知理の石板」を直してもらった - 「研究室(F-2)」に行き、「研究室ペコリア」と話す
- 「冷眠室」に戻ると、イベント発生
- 「ペコリア・アルファ&ペコリア・オメガ」とボス戦
- 勝つと、イベント発生
・エテーネルキューブに「自然遺産保護区・南端」が登録される
自然遺産保護区
- 地下通路を抜けて、地上に出る
- 「C136(F-7)」と話す
- 「アストルティア博物館(E-1)」へ入る
アストルティア博物館
- 正面ホールの左に進み、反時計周りで「事務室(G-6)」へ進む
- プレイゾーン北のクイズコーナー(E-2)は、「8634」を回答すると宝箱を回収できる
・博物館のエリア数+ガンダタのパンツの数+パルミオまんじゅうの金額 = 3+1+8630
・ようせいの霊薬×3、ギュっとケキちゃん×1、黄金の花びら×1 - 事務室前の「警備係ペコリア」に、まわりに「よろこびのそのであおう」と白チャットする
- 「機密資料閲覧の申請」を選択する
- 事務室に入り、メインコンピューターに「知理の石板」をかざす
- エレベーターの運転再開のためシステムの初期化を実行する
- キーワードは「プクラス」「C141」「ラグアス」の順に選択する
- アルウェーンの町入口のエレベーターを調べて、非常運転用ボタンを押す
・エテーネルキューブ→アルウェーン→自然遺産保護区・町入口の目の前 - エレベーターに乗って「管理棟」へ行く
- アルウェーン管理棟の北に進み、「扉(D-4)」を調べるとイベント発生
現代
新エテーネの村
- 現代に戻ると、イベント発生
- 新エテーネの村へ行き、「シンイ」と話すと、イベント発生
- 村を出て、「真の育みの大地」→「真の名もなき草原」→「谷間の広場」に行く
- 谷間の広場(D-2)にある「胡蝶の花」をしらべると、イベント発生
- 新エテーネの村へ戻り、「シンイ」に胡蝶の花を渡すと、イベント発生
・「ホーローの記憶の結晶」を受け取る
プクランド大陸
- 「ピィピの宿」に行く
- 「パヤノドン(G-5)」の近くで、まわりにで「フォステイルが!」と白チャットする
- エピスサーテ丘陵に行く
・メギストリスの都→エピスサーテ丘陵 - 「聖地パサラン団子山(F-6)」で、しぐさ「プクリポのあいさつ」をする
・「ピナヘトのおふだ」を手に入れる - オルフェアの町に行き、「サーカステント(D-4)」に入ると、イベント発生
宇宙船・立入禁止区画
- アルウェーンの町に戻ると、イベント発生
・エテーネルキューブ→アルウェーンの町へ移動 - 自然遺産保護地区の「宇宙船・立入禁止区画(A-3)」に行く
・エテーネルキューブ→宇宙船・立入禁止区画1階から移動 - 1階:北へ進み、2階へ行く
- 2階:北西(B-3)へ行く
・扉(D-3)を開放して、進む
・扉(D-5)を開放して、レバーで回転させて、進む
・扉(B-4)を開放して、レバーで回転させて、再度扉(B-4)を開放して、レバーで回転させて進む - 3階:中央(D-2)へ進み、4階に行く
・扉(D-4)を開放して、レバーで回転させて、進む - 4階:北(D-3)へ進み、3階へ行く
- 3階:小型艇発着場へ行く
・扉(D-3)を開放して、レバーで回転させて、進む
・扉(D-4)を開放して、レバーで回転させて、再度扉(D-4)を開放して、レバーで回転させて進む
・扉(D-4)を開放して、レバーで回転させて、D-3から4階に行き、D-5から3階に戻る
・扉(D-4)を開放して、レバーで回転させて、小型艇発着場へ行く - 小型艇発着場の「小型艇」を調べて、アルウェーン管理棟に行く
管理棟
- アルウェーン管理棟の「研究室」を通り抜けて、「冷眠室」へ行くと、イベント発生
- 「動力室」に入ると、イベント発生
- パルミオ2世とボス戦
- 勝つと、イベント発生
・経験値400000、50000ゴールドを手に入れる
・知理の石板を受け取る、知理の石板に宇宙船アルウェーンの全権限を与える - 管理棟の中央地区のエレベーターで、「奉仕室」に行くと、イベント発生
・エテーネルキューブ→アルウェーンの町・中央地区
エピスサーテ丘陵
- 現代に戻り、エピスサーテ丘陵の「底なし穴(C-4)」に行く
- 魔障調査区画に降りる
- 地下1階:最深部(D-2)から地下2階へ
- 地下2階:南東(F-6)から地下3階へ
- 地下3階:南西(C-8)から地下4階へ
- 地下4階:北に進み、再会の部屋で床のスイッチを調べて、エピスサーテ底なし穴(B-5)へ
・エレベーターが使えるようになる - 底なし穴に入ると、イベント発生
- 無限動力炉を停止する
- 増殖獣バイロゴーグとボス戦
・確実に倒すなら自分僧侶、サポ僧、戦士(両手剣)、魔戦(弓)で。
・ファラスも戦うのでアタッカー1でも時間かかりますが安定していけます。
・聖女とキラポン、フバーハなどしていれば安定します。 - 勝つとイベント発生
- 光の柱に入ると、イベント発生
記憶のパドレア屋敷
- 2階の「居室(B-4)」に行き、蝶を調べるとイベント発生
- 1階の「正面ホール(E-4)」に行き、蝶を調べるとイベント発生
- 地下1階の「地下倉庫(D-6)」に行き、蝶を調べるとイベント発生
- パドレと話すと、イベント発生
- 時見の箱とボス戦
・自キャラ旅芸人(盾持ち)、サポ戦士(両手剣)×2、サポ僧侶の構成で勝てました
・サポ戦士はガンガンにして、自分はバイシとハッスル、聖水まき - 勝つと、イベント発生
・経験値400000、50000ゴールドを手に入れる
・「笑いの伝道師」の称号をかくとくする
Ver4.4追加クエスト等
- クエスト550「幻の色違いを釣りあげろ!」(はるかなる釣り道)
- クエスト551「指先で触れる世界」
- クエスト552「ドルボードオリジン!」(ドルボードのささやき)
- クエスト553「手紙文化を取り戻そう!」
- クエスト554「はじめてのおつかい」(しぐさ:こっちにおいで)
- クエスト555「約束の再会」(エテーネ村復興)
- クエスト556「それは訪れる」(報酬:Cの聖印)
- クエスト557「小島に隠された秘密」(報酬:初代指導者の像)
- クエスト558「昏き彼方からの呼び声」(報酬:ギュッとメーダ)
- クエスト559「描きし者の名は」(壁画に刻まれた歴史)
- クエスト560「在りし日の姿へ」(壁画に刻まれた歴史)
- クエスト561「失われし者たち」(壁画に刻まれた歴史)
- クエスト562「ママはペコリア」(報酬:ふわふわペコリア)
- クエスト563「あの花は今」
- クエスト564「回収任務・第291号」(パクレ警部の事件)
- クエスト565「調査任務・第774号」(パクレ警部の事件)
- クエスト566「特別任務・第890号」(パクレ警部の事件)(ミストデバイス)
本棚
- まだ真新しいかわいらしい表紙の日記帳が本棚に置いてある。〇〇は日記を読んでみた。
パルミオと水入らずのウキウキ新婚生活をすっごーく! 楽しいけどやっぱりもっと家族がほしいな♪
パルミオみたいに頭が良くてあたしみたいにかわいくてやさしい子! 男の子でも女の子でもいいの♪
そして家族3人……4人……? 100人でも200人でもみーんなでにぎやかに仲良く暮らすのよ♪
(パルミオの研究所) - 古びた宿帳だ。
しかし誰の名前も書かれていない……。どうやら使われた形跡がないようだ。
(アルウェーンの町 宿屋 B-6) - 『ペコリア使用方法について』という冊子のようだ。
市民の快適な暮らしのために永世管理者がアルウェーンの町に配備したのがおなじみのペコリアです。アルウェーン市民として登録されたみなさんでしたら誰でもペコリアに命令することができます。もしいまだ市民登録されていない方がペコリアをご利用になりたい場合は市民登録された方を通して命令してください。
(アルウェーンの町 民家 B-4) - 『うちゅうの ひみつ』という本だ。
うちゅうにはたくさんのほしがあり そのうち いくつかには いきものがくらす ほしがあるといわれています。どこかに あすとるてぃあの いきものと おともだちになれる いきもののほしが みつかるとわたしたちはしんじています。
(アルウェーンの町 民家 F-1) - 『無限動力炉のすべて』という本だ。
起動時にごくわずかなエネルギーを与えれば以降そのエネルギーを増殖させ永遠に動き続ける無限動力炉……。有史以来 誰もが夢見ながらもひとりとて開発できなかったこの装置こそ宇宙船アルウェーンの根幹たるシステムです。このすばらしい無限動力炉があるかぎり我らの宇宙船アルウェーンは永遠に渡航を続けることができるのです。
(アルウェーンの町 民家 E-2) - 誰かの日記帳のようだ。〇〇は日記を読んだみた。
自然遺産保護区で永世管理者の姿を見たとペコリアに報告したあとすぐに私はこの隔離地区へと送られた。生まれてからケガひとつなく病気もしていない模範的アルウェーン市民だったにもかかわらず市民登録だったにもかかわらず市民登録をはく奪されたのだ! そしてうわさでは私が処分を受けた直後 自然遺産保護区への出入りは禁じられたそうだ。……私が目撃したことと関係あるのだろう。おそらくペコリアから配給される食事には何かが入っている。私だけどんどん体調が悪くなるからだ。このままではいずれ……
(アルウェーンの町 民家2階 B-2) - 〇〇がモニターに触れると画面に『大いなる目覚め・1』が表示された。
永世管理者の複製体としての権限を用いて立入禁止区画へ入ったが冷眠室の設備故障を直す方法は見つからない。その代わり無限動力炉の設計のヒントとなった増殖獣バイロゴーグの細胞サンプルを立ち入り禁止区画で発見した。永世管理者プクラスは身体が弱い。魔獣細胞の増殖力を利用すればプクラスは健康になれるかもしれない。冷眠室の修理方法を探す間に同じ霊子構造を持つ私の身体で試して成功したらプクラスにも施術しよう。 - 〇〇がモニターに触れると画面に『大いなる目覚め・2』が表示された。
増殖獣バイロゴーグの細胞は偉大だ。私はただの複製体を超えるチカラとプクラスをも超える知能を手に入れた。いまや資料を調べずとも冷眠室など簡単に修理できるが……プクラスを目覚めさせるのはしばらく待とう。それより私は魔獣の細胞のチカラで我が同胞を助けたいのだ。複製体たちが魔物に変貌せずとも生きられるように……。 - 〇〇がモニターに触れると画面に『大いなる目覚め・3』が表示された。
創造主ははじめに世界の光たる無限動力炉を創り……次に世界そのものであるアルウェーンを創られた。そして最後にこの新世界で原始種たるプクリポたちに仕える者として我等複製体たちを創られたという。だが冷眠室は故障しその結果私は魔獣のチカラを得て世界の真実を知ったのだ。創造主は我等を原始種に仕える者として作ったのではない。冷眠室の故障は運命。私を目覚めさせるための創造主の導きだった。我等複製体こそアルウェーンの新たなる主。プクラスは永遠の眠りにつき我等がアルウェーンを支配するのだ。……それこそが創造主の望みなのだから。
宇宙船・立入禁止区画 3階
クエストメモ(ネタバレ)
- メレアーデ様! よくぞご無事でいらっしゃいました! 賢者ルシェンダ殿。メレアーデ様は我が主の姪御にあたる方。お引き合わせくださり感謝いたします。そして〇〇殿も! そなたまでこの時代に飛ばされてきたとはなんと奇遇であろうか。
この時代から時渡りを……? エテーネ王家の者でもないそなたにそのようなことが可能とは……いえなんでもございません。……してルシェンダ殿。自分は何を話せばよいのでしょうか。
承知いたしました。〇〇殿も知っての通り……あの日いずこから現れた異形の魔物はエテーネ王宮を襲いました。我が主の奥方マローネ様とその愛し子をお助けするため自分も必死に戦いましたがとうとう魔物の群れに取り囲まれ……もはやこれまでと思ったその時。マローネ様のウデの中の赤子が突然時渡りのチカラを発揮なされたのです。赤子ながらに身の危険を感じとられたのかお父上ゆずりのたぐいまれなる才能を発揮しいずこかへと時渡りなされてしまいました。そこでマローネ様は赤子を守るようにとかすかに残る時渡りの痕跡をたどりすぐさまこのファラスを時間跳躍させたのです。その間際マローネ様はご詩人の持つ時渡りのチカラではひとりを送りだすのが精一杯だと……そうおっしゃっていました。
メレアーデ様。クオード坊っちゃんはどちらに? ご一緒ではないのですか?
クオード坊っちゃん……。時渡りの果てに異郷の地で十数年も……どんなにおつらかったことでしょう。エテーネ王国を救うためとはいえ坊っちゃんがなされたという所業は決して許されることではありませんが……今はただクオード様の魂が安らかならんことを祈るばかりです……。
我が主パドレ様のあの変わりよう……。いったい何があったのです? 〇〇殿! 教えてください!!
時見の箱が我が主を!? そうか……それがまことならこれまでの違和感にも納得がいく。やはりパドレ様を信じていてよかった。……〇〇殿ご報告感謝する。だがエテーネ王家最高の時渡りのチカラの持ち主と呼ばれた我が主をあやつるとは…… - ラグアス王子:……見える。滅びゆく世界を照らすかすかな光。ぼくたちを導いてくれるその者は……これが……アストルティアの未来を守るカギなんだね。アルウェお母さん……! ……〇〇さん!? いつからそこにいらしたんですか? お久しぶりです。突然お呼び立てして申し訳ありません。先日城に立ちよった賢者ホーロー様から〇〇さんがドワチャッカに出現した大魔神を退治したと聞きましたよ。さすがは〇〇さんです。……あなたの活躍ぶりを聞いてぼくは自分の予知に確信を持ちました。……そうぼくは予知をしたのです。
プクラスという名の プクリポ
ピィピのお宿に捨てられた 古びた石板
そして……救世の英雄〇〇。
時を超えし魔獣がもたらす 滅びより
アストルティアを 救えるのは
プクラスと 古びた石板 〇〇のみ……。
プクランド中を探してもプクラスという名のプクリポは存在しない。だからはじめ予知は間違いだと思いました。けれど予知が示した場所……ピィピのお宿の片隅でこの古びた石板が見つかったのです。これだけなら偶然かもしれません。ですが予知は〇〇さんを示した。あなたはプクランドを……いえ世界を幾度となく救ってきた英雄です。だからぼくは自分の予知を信じます。この古びた石板と〇〇さんプクラスがそろいしとき世界は滅びから救われるはず。ですから…… - お話し中失礼いたします! エピスサーテ丘陵の底なし穴内部に巨大な繭が出現したそうです! 発見した兵士の話では巨大な繭だけでなく不気味な生物がうごめいていたとか……。いかがなさいますか! ラグアス王子!
- ラグアス:まさか……世界各地に出現したあの繭なのか? たしかあの地の底には莫大な魔瘴が……。賢者ホーロー様の話ではこれまでの魔獣はそれぞれの大陸で何らかのチカラを吸収してきたそうですね。もし繭とともに出現した生物が例の魔獣だとすれば目的はプクランド大陸の地底に眠る莫大な魔瘴なのかもしれません。あそこの地下にある魔瘴調査区画は今はどうなっている?
- はっ! 主任研究員パルミオ博士の管理下にて厳重に施錠され一般市民の立ち入りは禁じられているはずです! 調査におもむかれるのでしたらキラキラ大風車塔 井戸の底に住むパルミオ博士の持つカギが必要となります!
- ラグアス王子:〇〇さん。あなたに魔瘴調査区画の調査をお願いします。まずはパルミオ博士に会ってください。キラキラ大風車塔の井戸の底が博士の家です。王子の依頼で魔瘴調査地区を調査したいと伝えてください。ではお願いしましたよ。
- ラグアス王子:よかった。無事に戻られたのですね。〇〇さん! 賢者ホーロー様から事情はうかがいました。
賢者ホーロー様のお話によればエピスサーテの底なし穴に現れた魔獣は倒そうとしても何匹も増殖するそうですね…………どうして急に石板が!?
プクランドに現れし 増殖する魔獣により
アストルティアは滅びる。
みな 脱出に備えよ。 - 賢者ホーロー:……これはもしや! はるか古代……世界の歴史のすべてを予言する神秘の秘宝 知理の石板が存在したという伝説がある。知理の石板をたずさえし予言者の言葉は6000年前のゴフェル計画の根拠になったとも言われておるのじゃ。
- ラグアス王子:ゴフェル計画……大いなる災厄より種族の未来を守るためアストルティアを捨て安全なる世界へ旅立とうとしたという……。エピスサーテの底なし穴に出現したあの魔獣はそれほどまでにおそるべきものなのですね。
ああっふたたび知理の石板が! まさか……魔獣への対抗策を予言して……?
増殖…する魔獣……対抗策は……
この 〇〇◎■……にて X%□◆】を……
△●・X■■X…………
文字が消えた……。壊れてしまったのでしょうか。ええっ!? その不思議な生き物は……! もしやこちらが時の精霊キュルルさん? - キュルル:この知理の石板とやらは時間跳躍の触媒になりそうキュ! 石板が作られた時代へ行けるキュよ。
- 賢者ホーロー:……そうじゃ! この石板を作った予言者なら壊れた知理の石板を修理できるはすじゃ!
- ラグアス王子:そうすれば今の予言の内容……魔獣への対抗策がわかるかもしれません!
- キュルル:そこまでは保証できないキュるが時間跳躍する価値はあるかもしれないキュ。
- ラグアス王子:……〇〇さん! この知理の石板をあなたに託します。過去へ持っていってください! ぼくはこの時代でプクラスという名のプクリポを探しておきます。どうか魔獣の対策方法を見つけてください!
- キュルル:それじゃ時間跳躍を開始するキュ。時間設定……知理の石板の波動をもとに製造年代まで飛ぶキュ。ポイント設定……当時地理の石板が存在した地点。これで完璧キュ! ……設定完了。エテーネルキューブ起動キュ!
うう……座標がずいぶん乱れてるキュ。いつどこに到着したのかこのボクにも判断がつかないキュ! 〇〇。まずは現地人と接触してここがどこでいつの時代なのかを解明するキュ。予言者探しも忘れるなキュ! ……というわけでボクは疲れたのでしばらく休憩を取るキュ。 - プクラス:……イア・タア シンパッ・ケウ。イア・タア シンパッ・ケウ。親愛なる市民のみなさん私は永世管理者プクラスです。まもなく奉仕の時間が始まります。本日奉仕当番にエントリーされている市民番号の方はすみやかに奉仕室へ移動してください。
思考や感情はエネルギー効率を損ないます。市民のみなさんは全体の幸福のために管理者プクラスの命令に従ってください。市民のみなさんの精神エネルギーが我々全員の生活を維持しています。これからも全体の幸福のためどうか模範的な市民でいてください。さあ……もっとエネルギーを…… - プクラス:……緊急……モード? C141……状況を説明してくれないか。キミは……? アルウェーンの住人ではないようだね。すごいや! 初めての訪問者だ! ……生まれつき身体が弱くてね。それにコールドスリープから覚醒した直後で調子が出ないんだ。ボクはこのアルウェーンの永世管理者……プクラスだ。キミが悪意ある侵入者ではないことを祈るよ。それにしてもC141はどこへ行ったんだ。ボクの管理タブレットも見当たらないし。……おや? キミが持っているのはもしかして……? ちょっと持っているのはもしかして……? ちょっとボクに見せてくれないかい。なんだデータが壊れてるみたいだね。修復して再起動しておこう。……これでよし。ずいぶん古びてるけど組成も製造番号もボクが所有する管理タブレットと同じだ。世界にひとつしか存在しないはずなのに……。解析完了。結果は……第1次ゴフェル計画 当時のものだって!? まさかキミは……7000年前から現れたとでもいうのかい? …………? キミおかしな物体を持っているようだね。ちょっと見せてくれないか。成分組成……不明! 内部に生命反応あり! ……完全なる未知の…生命体!? やった! こっ……これは新発見だぞっ!! ……おっと失礼! うちの家系はめずらしいものを発見するとついはしゃいでしまうんだ。存在するはずのない管理タブレット。現れるはずのない訪問者。未知の生命体の出現。すべてを総合するに……キミたちはこの管理タブレットを持って異なる時代からやってきた。……違うかな?
- キュルル:時間跳躍の概念とは無縁の現地民にしては察しがいいキュ。しらばっくれてもしょうがないキュね。まあ何か問題が起きたらコイツのアタマを処理すればいいだけキュル。〇〇! コイツに事情を洗いざらい話してやるキュ!
- プクラス:エピスサーテに増殖する魔獣が……。それじゃキミたちはあの世界の終末の目撃者だというのか!? ……そうとも。ここはキミたちの時代から1000年以上未来にあたる時代。世界の終末……と呼ばれし忌まわしき年。アストルティアは増殖する魔獣……パイロゴーグの襲撃を受けた。当時メギストリス王国を統治していたラグアス王子は苦渋の決断のすえ第2次ゴフェル計画を発動。ボクの父は移民宇宙船を製造し……プクランドにいたわずかばかりの人々だけがかろうじて外宇宙へと逃げ延びた。……ここは宇宙船アルウェーン。宇宙へ旅立ってから1000年あまり……ボクはコールドスリープをくり返し亡き父に代わりこの船を管理しているのさ。それにしてもこの閉ざされた宇宙船に外界から訪問者が来てくれるなんてね。さぞ町のみんなも喜んだことだろう。……なんだい? おかしな顔をして。アルウェーンの住人は陽気な連中ばかりだ。キミたちを見たら大はしゃぎしたはずさ。
奉仕室……? だって町のエネルギーは無限動力炉が作動していない……? 故障中ではないようだけど何かトラブルが? いや……それよりも! ……感情抑制プログラム!? 幼少期から……教育して自由意思を失わせる? それも何世代も……。じゃあ眠りについてから100年以上も経ったっていうのか!? ありえない!! ボクの覚醒は10年ごとのはずだ! 町のプクリポたちがみな感情を失くし奉仕室で魔法力と生体エネルギーを吸われてる……100年以上も……そんな! この宇宙船で何が起きているんだ……。……10年ごとに設定された覚醒が100年以上も妨げられていた。それにポッドは外部からロックされて……。こんなことができるのはコールドスリープ中ボクの代理を務めている複製体だけだけどそれはありえない。だってあいつらはやさしくて気のいい……ボクにとって兄弟みたいなものなんだ。町のみんなを苦しめるなんて絶対に……。現在ボクの代理をしている複製体が管理棟のどこかにいるはずだ。探して直接話を聞いてみよう。キミはこの部屋を出て東側にある研究室を探してみてくれ。ボクはこの下にある動力室へ行ってみるよ。
動力室には複製体はいなかったよ。その様子では研究室にもあいつはいなかったようだね。ボクがコールドスリープしていた間にこの宇宙船で何が起きたというんだ……。 - ……なぜ目覚めてしまった?
- プクラス:複製体C141。アルウェーンにいったい何が起きてる? 10年ごとの覚醒はどうして失敗したんだ。いやそれよりもまず……ボクの管理タブレットを返してくれ。
- C141:イア・タア シンパッ・ケウ……イア・タア……シンパッ・ケウ。
- プクラス:なんだ……何を言ってるんだ?
- C141:……何ひとつ失敗などしていないさ。できそこないの原始種よ。アルウェーンは正しき姿へと進化したのだ。私こそが本物のプクラス。お前の遺伝子を改良し全てにおいて優れたこのC141こそが永世管理者にふさわしい! イア・タア シンパッ・ケウ! さあ管理コンピューター・ペコリアよ! そこにいる原始種どもを捕らえよ!!
- プクラス:やめろ C141っ!!
- C141:できそこないの原始種よ。……今度こそ永遠に眠り続けるがいい。イア・タア シンパッ・ケウ……イア・タア シンパッ・ケウ……。……イア・タア シンパッ・ケウ!! 時は来たれり! 原始種どもはみな我が支配に屈した創造主よ! 今こそよみがえり我等に永遠の生命と祝福を与えたまえ! イア・タア シンパッ・ケウ!!
- キュルル:フゥ~。なんとか助かったキュルね。まだ増殖する魔獣の情報が足りないキュ。さっさと脱出して寝てたほうのプクラスから増殖獣の情報収集キュ! 〇〇!
- C136:……ここへ来るのは初めてのようだね。この場所は自然遺産保護区……。アルウェーンの町の下層にあたるんだ。自然遺産保護区は封鎖されている。町へ通じるエレベーターはあるけれどずっと運転停止しているんだ……。もしキミがここから脱出したいならエレベーターを運転再開させるしかない。エレベーターを動かす方法はわからないけど北へ行くと古い博物館がある……。そこになら宇宙船の設計図が保管されているはずだよ。設計図には宇宙船の全施設の構造とメンテナンスのやり方が書いてある。エレベーターの起動方法も載っているはずだ。博物館に配備された警備係ペコリアが助けになるはずだ。あいつらを起動させるマスターキーワードを教えてあげよう……。警備係ペコリアの前でチャットの『まわりに』で『よろこびのそのであおう』とよびかければすぐに目覚めるはずだよ。それじゃあ気をつけてね……。キミと話ができてうれしかったよ……。
- C138:……やあこんにちわは。キミはずいぶんめずらしい姿をしているけどまさか博物館の標本が生き返ったのかい? どうしたんだいそんなに驚いて。……なるほど。C141とボクのことを見間違えたんだね。無理もないよボクたちはすべてプクラス様の複製体なのだから。役目を終えたボクたちは死ぬはずだったけどC141がこっそり逃がしてくれた。……だからこうして生き延びているんだ。……そうかキミはアルウェーンの町へ帰りたいんだね。それならとなりにいるボクの仲間に聞いてごらん……。
- C140:ボクたちは創造主様によって生み出された新たな生命……複製体。創造主様の命令に従いアルウェーンに奉仕するために生きている。複製体であるボクたちは子孫を残すことはできないけれど死んだ後は創造主様が待つ喜びの園で幸せに暮らせるんだよ。……現在代理を務めているC141はこの宇宙船を複製体の世界にするため二度とプクラス様を目覚めさせないと言っていた。創造主様の御子に歯向かったりしたら死んだあと喜びの園に行けないのに……。あいつどうしてそんな罪深いことを……。
- C139:アルウェーンの住人はこの宇宙船で生まれ外の世界を一切知らずに死んでいく。アストルティアのことも過去も知らずに。でもプクラス様はアストルティアを覚えてる。増殖する魔獣にお母さんが殺されたことも故郷のプクランドが滅びてしまったことも。そしてプクラス様が思い出話をできる相手はボクたち複製体しかいないんだ。……それはとてもさみしいことだね。
- C135:宇宙船アルウェーンが第二の故郷となる星にたどり着くまでプクラス様は生きなければならない……だからコールドスリープする。10年ごとに数日間だけプクラス様は目覚め残り歳月はボクたち複製体が管理する。1000年間そうして過ごしてきた。プクラス様の代理の務めを終えると複製体はアルウェーンの土壌を豊かにする役目につく。……でもそれでいいんだ。プクラス様はボクたちそのもの。いつかアルウェーンの民とプクラス様が第二の故郷に降り立つ日をみんな夢見ている。
- C137:この宇宙船を創られた創造主様はアストルティアを脱出してからしばらくして幼いプクラス様を残して亡くなられた。宇宙船の安全を保つことができるのは創造主様かプクラス様だけ……けれどプクラス様は生まれつき身体が弱かった。だからご自身の死を悟った創造主様はアルウェーンの住人のためにボクたち複製体を創られたんだ。ボクたちはプクラス様と同等の知識を持つ。管理タブレットを預かり永世管理者の代理を務めることができるのもそのためさ。
- アストルティア博物館 館長あいさつ 初代館長ラグアス
この博物館はぼくたちの故郷であるアストルティアの自然や文化を保存し後世へ伝えるために作られました。終焉の繭によって滅ぼされる以前のアストルティア本来の姿をこの博物館で学んでみてはいかがでしょう。今回紹介するのはプクランド大陸です。展示品は半年ごとに入れ替えられるのでぜひ何度も足を運んでみてください。 - フォステイル像(レプリカ) プクランド大陸 ミュルエルの森 製造年代:不明
メギストリス建国王として知られる偉大なる魔術師フォステイルを模した石像。この石像には聖なるチカラが宿るといわれラグアス王子の亡き母アルウェ王妃もフォステイル像に祈りを捧げたという。終焉の繭より現れし魔獣から逃れた人々はこの像に助けを求めミュルエルの森へと集ったが……魔獣の一撃の前に像は砕け散りみな命を落としたという。当展示品は在りし日の像のレプリカである。 - ゴフェル計画
災厄の王と呼ばれる邪悪なる存在よりアストルティアの民を安全な地へ逃がし種の存続を図った伝説の脱出計画。ラグアス王子は『グレイなる叙事詩』に語られるこの計画になぞらえて宇宙船アルウェーンを作ったという。当時の英雄である勇者姫アンルシアと盟友〇〇が戦いに挑むもついに魔獣を倒すことはできなかった。そして八王会議に集いし王たちは新たなるゴフェル計画を認め宇宙船アルウェーンは旅立ったのだ。 - プロッペ メギストリス王国 初代国王 フォステイル王に仕えた 王宮建築家
宇宙船アルウェーンの基本構造にも用いられているキラキラ大風車塔はプロッペの設計によるといわれる。風車塔上部表と裏それぞれについた8組2枚ずつの花びらと台座の8組2枚の花びらは……メギストリス王国に永遠の栄光と繁栄をもたらす魔法の数字だと一部数秘学者たちが主張している。またオルフェアの町で愛されていたビックホルンもプロッペの作と伝えられている。 - 緊急モードを認証しました。アストルティア博物館メインコンピューターを起動。宇宙船アルウェーン設計図を表示します。宇宙船アルウェーンの設計図を表示中です。……エレベーターの運転状況に異常を感知。停止中のエレベーターを運転再開するためシステムの初期化を実行いたしますか?
……エレベーター運転システム初期化 準備完了。初期化開始のために正しいキーワードを3回入力してください。
……エレベーター運転システム初期化完了。自然遺産保護区 中央 地下通路にあるエレベーターへ向かってください。エレベーターに緊急操作パネルがあります。パネルを開け非常運転用ボタンを押してエレベーターを運転再開させてください。 - この町にある管理コンピュータはすべて町の住人の意思に従うように作られている。自由意思をなくしてしまったプクリポたちが自我と感情を取り戻すことができれば管理コンピューターはボクたちの味方に戻る。C141からこの町の全権限を掌握できる管理タブレットを取り返すこともそれで可能になるはずだ。町のみんなもボクやキミと同じように本来は喜怒哀楽を持っている。強く感情を揺さぶることができればきっと……〇〇。この宇宙船のプクリポたちに感情を取り戻す方法を見つけてくれ!……たとえボクが殺されてしまっても宇宙船アルウェーンが秩序を取り戻すことができるように……。
プクラスの作戦は悪くないキュル。とはいえこの時代のプクリポどもや〇〇では役に立ちそうにないキュ。プクリポたちの感情を揺さぶりたいならここはあえて現代に戻って方法を考えてみてはどうキュルか? - シンイ:〇〇さんお待ちしておりました。……おや? ずいぶん浮かない顔ですがいったい何があったのですか? ……なるほど。大変な事態のようですね。ボクも何か方法がないか考えてみますのでしばらく時間をください。先に黒衣の剣士パドレの件から片づけるとしましょう。メレアーデさんとファラスさんをお呼びしますね。
〇〇さん ファラスさん。心をあやつられた者を正気に戻す方法……ようやく見つかりました。
竜族に古来より伝わる胡蝶の秘術……かつてクロウズがアンルシア姫におこなった他者の記憶に入る術の究極奥義です。古い文献のほとんどは散逸してしまい入手が困難でしたが……もうひとりの私が助けてくれました。竜族の隠れ里に古い書物がたくさん保管されていたのです。古文書のひとつに胡蝶の秘術について記してありました。
竜族に伝わる秘術にて胡蝶の護符を作り 心あやつられたるものへその者と親しき存在が護符を捧げよ……。竜族の隠れ里より取り寄せた古文書にはそう記されていました。 - ……〇〇。王家の者以外にはまだ発表されてなかったけどファラスが探してる赤ちゃんの名前……あなたと同じなのよ。
それは……確かにマローネ様もお子をあやすとき〇〇という名で呼んでおられましたが……自分が探すお子はいまだ乳飲み子〇〇殿とは年齢が違いすぎます。ただの偶然では?
5000年も時間跳躍したなら10年や20年は誤差の範囲キュ。それに古代エテーネ王国の時代から現代まで一気に時間跳躍するには莫大な時渡りのチカラが必要になるキュ。ボクが知るかぎりそんなとてつもない時渡りのチカラを持つ人間はここにいる〇〇だけキュル!
王族である私だってこの時代から古代エテーネ王国へ時間跳躍したらすっかり参ってしまったわ。
うむ。丈夫なのが取り柄のこのファラスとて時渡りの後しばし記憶を失い寝込んでしまったほどでした。
なのに〇〇は様々な時代へ時間跳躍してもケロっとしてる。それにその名前だって。偶然とは思えない。
〇〇はここエテーネの村で温かい家族とともに育ちました。お探しの方と同一人物とは思えませんが……ともあれまずは胡蝶の護符を作ることにご協力ください。〇〇さん。ファラスさん。胡蝶の護符を作るためには材料である胡蝶の鼻が必要になります。この島の名もなき草原から北へ抜けた谷間の広場で胡蝶の花を手に入れて私のところまで持ってきてください。 - あれは……そう。パドレ様がちょうどそなたと同じ年頃だったときのことだ。代々の王族に仕える従者の家系に生まれついた自分は幼少期よりパドレ様にお仕えしそのまま一生を終えるのだと思っていた……。ところがある日…………なにゆえ従者の任を解くなどとおっしゃるのですか! パドレ様! 至らぬところがあるのでしたらすぐさま改めます! どうか今一度お考え直しを!
お前のせいではない。……ただ俺には従者は不要なのだ。俺だけではない。代々我が王家に仕え主のためなら命も捨てる……そんな従者という身分は間違っている。俺もお前もひとしく同じ人間ではないか。自らのため自らの望むままに生きるべきだ。……父上にはすでに話をつけてある。ファラス。お前もお前の一族も今日から自由だ。王国一とうたわれた剣のウデがあれば軍人でも冒険者でも大成することだろう。お前の好きなように生きるがよい。どうしたファラス?
パドレ様。ならば俺は自分の意思であなたにお仕えするとしよう。……俺はあなたの心意気にほれた。従者の血筋だからではない。俺個人としてあなたに仕えたい。これから俺が望むまま好きなようにしていい。そうおっしゃいましたな? パドレ様。
……まったく困ったやつだ。ならば気が変わるまでは好きにしろ。
もしそなたが……5000年の時を越え古代エテーネ王国よりこの時代にたどり着き成長したあの赤子だというなら……マローネ様も……そしてパドレ様もどんなにか喜ばれることだろう。だがもしそうだとすればそなたとパドレ様……じつの親子同士が殺し合うなど断じてあってはならぬことだ! すまぬ……おしゃべりが過ぎたな。この胡蝶の花を持ってエテーネの村のシンイ殿のもとへ帰ろう。 - これが……胡蝶の花なのですね。私も実物を見るのははじめてですがなんと美しい……! 〇〇さんファラスさん。お疲れさまでした。ではさっそく胡蝶の護符を作ってみましょう。
- ホーロー:ラグアス王子から〇〇がこの時代に戻ってきたと聞いてな。メギストリスから追いかけてきたんじゃ! 古代で例の予言者には会えたのか? 魔獣についてはどうじゃ? このホーローに話してみい!
……〇〇が時渡りしたのがまさか未来だったとは……しかもあの陽気なプクリポたちがそんなことにのう。……ほっほっほ! これしきでお手上げとは情けないぞ。シンイよ! オホン! すべての生き物には本能……というものがある。生まれたばかりのヒナは飛ぶことを知らぬがやがて大空へと羽ばたいていく。か弱く小さき子猫もいずれネズミを狩る。そして笑いを愛する陽気な種族プクリポの本能……それはお笑いじゃ! ちょうどわしの秘蔵の記憶の結晶がある。これに現代のプクリポたちのお笑いや楽しい芸を記録して見せてみれば……未来のプクリポたちも本能に目覚め感情を取り戻すかもしれんぞ! ちょうどプクランドにわしが昔からひいきにしているパノンという芸人がおる。そやつの芸を記憶の結晶に記録するのじゃ! やつは宿無しのパノンと呼ばれておってな。舞台に上がる時以外は別の名前を使っておるからそれらしい者を探すといい。今は……おそらくオルフェア地方東のピィピの宿あたりにいるはずじゃ。それらしい者を見つけたらチャットの『まわりに』で『フォステイルが!』と呼びかければすぐに反応するはずじゃぞ。 - みっ……未来ですって!? しかも生まれつき陽気な私たちプクリポがそんなことになるなんてっ!! あっはっは!あなたお笑いのセンスがありますね。………………。グランゼドーラ王立劇場の演芸大会で順グランプリに甘んじることとなり……私は自分におごりがあったと反省しました。芸人パノンのステージだというだけでお客さんはどんなに出来の悪い芸でも大笑いする。それが私の芸を腐らせた。次こそはグランプリに輝くために渡しは芸名を変え素性を隠して日々ゲリラライブをおこなっているのです。二度とパノンとしてはステージに立たない! ……さっきまではそう思っていましたがいいでしょう! あなたに協力します! 感情のないお客さんを笑わせられるなんて芸人みょうりにつきますよ! 昔のライバルたちにも出てもらいましょう! ……ただこれは万が一にも下手を打てない重要な公演。そこであなたにひとつお願いがあります。プクリポの神ピナヘトの聖地へ行って公演の成功を祈りピナヘトの祝福のあかしを手に入れてきてほしいのです。エピスサーテ丘陵にある聖なる岩にしぐさ『プクリポのあいさつ』をすれば祈りは届きます。ピナヘトの祝福のあかしを手に入れたらオルフェアの町のサーカステントで特別公演を行うので来てくださいね!
- お集まりありがとうございます。メギストリス王国次期国王ラグアスです。アストルティア各地を騒がせている不気味な繭と魔獣……あいつらがとうとうこのプクランドの地に出現してしまいました。……ですが心配はありません。すでにぼくはアストルティアを救う方法を予知しました! 世界中から集まったプクリポの芸人たちが今日この場ですばらしい芸を披露し……そこにいる〇〇さんが記憶の結晶に記録すればこの世界は救われるのです! お集まりのみなさんはどうぞ珠玉の芸の数々をぞんぶんにお楽しみください!
- イア・タア シンパッ・ケウ……イア・タア シンパッ・ケウ……。……これは創造主パルミオがつねに唱えていたという神言だ。創造主パルミオははじめに世界の光たる無限動力炉を創られた。次に世界そのものであるアルウェーンを。そして最後に……この新世界に住む者として我等複製体たちを創られたのだ。……愚かなる原始種どもよ。貴様らは創造主パルミオに創られたるこのアルウェーンの主にはふさわしくない。
- プクラス:創造主……?ボクの父さんを神だと思い込んでいるのか? 管理コンピューター・ペコリア! 全機その場を動くんじゃない! 複製体の命令は以降無視するんだ! ……もうやめろ! 本来のお前はアルウェーン住民を傷つけるようなヤツじゃないはずだろう!?
- ……これまではそうだったかもしれないな。だが私は新たなる種として生まれ変わる! イア・タア シンパッ・ケウ!! 私はC141にあらず! 我が名はパルミオ2世!! 無限動力炉より採取せし魔獣の細胞にて私は夢幻のチカラを手に入れた! このチカラを得た代償に複製体としての肉体は崩壊するだろう! ……だがそれでかまわぬ! もはや我等は誰の命令にも従わぬ!! 己の意思で己の為すべきことを決め!! 生も死もすべて己で選ぶのだ!! イア・タア シンパッ・ケウ……!
- 自己増殖機能だと……!? それに無限動力炉から採取した細胞……。あいつ……もしかして!〇〇!キミの持っている管理タブレットをボクに貸してくれ! 増殖機能……動力炉と同じなら…………よしっ! 自己増殖機能停止命令!
- ……不快なノイズだ。ふん。停止信号ごときで今の私を止められると思ったか!
- 命令信号の出力が弱すぎる! そうか……無限動力炉が停止しているから船全体のエネルギーが足りないんだ! ならば……無限動力炉活動再開!
- ぬおおおおおおっ!? 原始種どもめぇええええ!!! 忌まわしき原始種よ! 滅びし世界の残滓よ!! この宇宙船を貴様らの墓標にしてくれる!! イア・タア シンパッ・ケウッ!!
- ……イア・タア シンパッ・ケウ。父さんのクチぐせ『やったぁ 新発見だ』を神の言葉だとあいつは……信じていたのか。なんて悲しい生き物だったんだ……。ボクたちはアルウェーンで生き延びるためにあいつら複製体たちをずっと犠牲に……。
……ボクの父パルミオはかつてみずから発見した増殖獣バイロゴーグの細胞をもとに無限動力炉を考案した。僕も幼い頃滅びかけたアストルティアで魔獣を見たがC141と同じように自分を増殖させていたんだ。父は魔獣の細胞をひそかに採取。培養して無限動力炉を作り上げ……安全装置として管理タブレットに強制停止命令を組み込んだ。だから一か八か無限動力炉の増殖を停止する操作信号をあいつに向けて送ってみたんだ。……そしたらうまくいったっていうわけさ。〇〇。キミは増殖獣バイロゴーグに対抗する方法を探すためにこの船へきたんだろう? だとしたら…… - 増殖獣バイロゴーグより造られし無限動力炉のチカラ……もらいうける。これで必要なものはすべてそろった。やはり我が前に立ちはだかるか。時の異分子よ。時の狭間にて我に歯向かいし罪を永遠に悔み続けるがよい。あるいは……これを持ちこたえるか……。ではこれならどうだ?
- まったく〇〇ときたらマヌケなやつキュルね……。しょうがないから助けてやるキュ!
- 跳ね返した……だと? そなた……まさか……? ……時の異分子よ。お前には時の狭間へ飛ばすよりも有益な使いみちがありそうだな……。よかろう……。こたびはお前を見逃してやろう。
- ……みっともない負け惜しみキュ。とはいえ……ちょっとだけ…疲れ…たキュね。心配はいならいキュ……。……すこし…休めば……高貴なる時の妖精……すぐ……元気に……
大変キュ! いつのまにかこの時間軸の先にある未来に大きなゆらぎが発生しているキュ! - ……遠い未来に生きる〇〇へ ひさしぶりだね〇〇。ボクだよ プクラスだ。ボクはどうやら爆発のショックではるか古代へと飛ばされてしまったようだ。はっきりした年代はわからないが植物相や地形からここはキミの時代から6000年ほど過去ではないかと推測される。まさか過去の世界に来られるとはね。キミのおかげで刺激的な体験ができたよ。1000年以上夢見てきたはるかなる故郷アストルティアの大地に再び降り立つことができたんだ。この運命も悪くはないさ。……おそらくボクは自分のいた時代に戻ることはできないだろう。だから少しでもよりよい未来が訪れるようにこの時代の人々のために自分の知識を役立てていくつもりだ。……いつかボクの管理タブレットが知理の石板と名を変えキミの手に渡って世界が救われると信じて。あの時言いかけた通り無限動力炉と増殖獣バイロゴーグは同じ特定を持っている可能性が高い。魔獣の増殖能力を知理の石板で停止するんだ。そう…れば……■X獣 ◎?にも…………勝利…%★…◎%#……!!!
- たった今未来が変わったキュル! 増殖獣バイロゴーグの増殖する能力は知理の石板で止められるキュ! これならアイツを倒せるキュル! 〇〇! さっそく増殖獣との戦いに向かうキュ……
- ファラス:〇〇殿会えてよかった! ようやく護符が完成したため自分が持ってまいりました!
- ホーロー:して どうじゃったのだ〇〇? 未来のプクリポたちはパノンたちの芸で救われたのか? ……そうか。未来のプクリポたちは感情を取り戻したもののまたもや黒衣の剣士パドレが……。
- ファラス:これまで通りであれば我が主は魔獣討伐の後 そのチカラを繭に吸収させるため現れるはずです。もはや一刻たりともムダにはできません。この時代を脅かす魔獣を倒し胡蝶の護符で我が主を元に戻すのです! このファラスも助太刀いたします。急いで増殖する魔獣を倒しましょう!
- プクラス:ひさしぶりだね〇〇……。ボクだよ プクラスだ。キミと増殖獣バイロゴーグの戦いを手助けできればと思って6000年後のためにこの部屋を用意しておりたんだ。奥の扉から進めば魔獣との戦いになる。もし戦いの準備をととのえたいなら中央の転送装置から入り口近くへ戻れるよ。くれぐれも魔獣の増殖昨日をその管理タブレット……知理の石板で停止させてから戦うのを忘れないようにね。……キミがあの魔獣を倒しアストルティアを救ってくれたら未来のアルウェーンも今度こそ救われるかもしれない。もう二度と会うことのできないアルウェーン市民や複製体たちのために……どうかヤツを倒してくれ〇〇。それじゃがんばって……。キミの勝利を祈っているよ……。
- 管理モード 無限動力炉は現在稼働中です。管理者権限にて無限動力炉を停止させる場合は決定ボタンを押してください。
- 我が眷属ではもはや相手にはならぬか……すばらしき戦闘能力よ。〇〇よ この時間軸に存在するすべての鮮明体の中でお前がもっとも我が目的にふさわしき個体。……この使い古しに変わってお前を新たなる傀儡としてやろう。そうかこの欠損品のヒトとしての名前はパドレだったな。パドレよこれが最後の仕事だ。そこな代用品が我が支配を受け入れるまで痛みと苦痛を与えてやるがよい。下等なる生命体め……。貴様に用はない。
- ファラス:どうなされた〇〇殿。……ああさきほど受けたキズのことでしたら心配はいりませんよ。パドレ様に斬られた時はもはやここまでかと覚悟しましたがこの世界に来たら治ってしまったようです。いやはやこれも胡蝶の述の効果でしょうか? おそるべきものですな。ここは在りし日のパドレア邸……。我が主の館そのままです。賢者ホーロー殿のお話ではこの館のどこかに我が主の魂が囚われているとか。目的の蝶を探せばよいようです。そうですな……。たしか2階の西翼にパドレ様の居室があったはず。そこから探してみてはどうでしょうか?
この蝶は……? 〇〇殿。我が主はいずこに……
……ではリンジャハル行きを承諾なされたとそうおっしゃるのですか。パドレ様。 - パドレ:はやり病によりかの海洋都市リンジャハルは甚大なる被害を受けた。同盟国として放置するわけにはいくまい。王子である俺がリンジャハルまで出向けば両国の友好はいっそう確かなものとなろう。ドミネウス兄上もよく考えたものだ。
- ファラス:ですが……国王陛下がご病床にあるこの時期にエテーネ王宮を離れるとは……。
- パドレ:……リンジャハルを襲ったはやり病の被害がそれほどおそるべきものだったというだけさ。これも王家に連なる者の役目だよ。父上のおそばには第一皇子である兄上がついているのだ。何も案ずることはあるまい。
- ファラス:……おそれながら今この時にわざわざじつの弟を遠方へ追いやるのはパドレ様が次期国王に指名されるのを防ぐためでは?
- パドレ:ドミネウス兄上は国王代理という重責によりいささか気難しくなっているものの心根は優しい方だ。他意などあるはずがない。お前とて長年父上の補佐を務められてきた兄上の手腕はよく知っておろう。そもそも長子が王位を継ぐのは当然のこと。……それに海洋都市リンジャハルの長は懐かしき我が学友 召喚士リンジャーラだ。この任務は軍務続きで疲れていたこの俺にしばらく友と旧交を温めてこいという兄上なりの優しさなのだ。まあいい。先ほどの発言は忘れるとしよう。だが二度とドミネウス兄上のことを悪く言うのではないぞ。ファラスよ。
- ファラス:かしこまりました 我が主!
- ファラス:そうだ……よく覚えている。かつてここでパドレ様と交わした会話だ。だが今の幻影はいったい……?これが胡蝶の護符のチカラ……。今見たものがパドレ様の心に深く刻み込まれた記憶だというのか? ………………? あの蝶を追いかけてみましょう。〇〇殿!
胡蝶の護符が見せてくれたかつての自分と我が主との会話……なんと懐かしくも悲しきものであろうか。あの時自分がもっと強くお引止めすればパドレ様は先王陛下をおそばで看取ることができたはず。それなのに……。ドミネウス様がパドレ様を憎んでいることは誰の目にも明らかだった。それでもパドレ様は兄上を信じ続け裏切られたのだ。……〇〇殿。さきほど見たあの姿こそ我が主の真の姿なのだ! 一刻も早く時見の箱から解放せねば! こうしてはおれん。次の蝶を探しにいきましょう! さきほどの蝶は正面ホールの方角へ向かったようでした。さっそく追いかけてみましょう!
〇〇殿! 次の蝶だ。さあ触れてみてくれ。 - マローネ:……海洋都市リンジャハルへのご出発は今日からでしたね。あのおそろしい疫病から数か月……。かの地の復興はめざましいものだと聞きます。リンジャーラ様にもよろしくお伝えください。
- パドレ:うむ。リンジャーラの招待状にはそなたもぜひ復興を祝う宴に連れてきてくれと書いてあったのだが……〇〇が生まれたばかりだからな。まだしばらく遠出はできまい。落ち着いたら親子三人で訪れるとしよう。
はっはっは! いい返事だぞ。〇〇! 楽しみにしてるといい! - マローネ:……ご出立に見ずを差すようですが海洋都市リンジャハルのよくないうわさを耳にしたのです。このところかの国の民が相次いで失踪しているとか。あなたにもしものことがあったら……。
- パドレ:もしそのうわさが真実であるなら我が友リンジャーラとこの俺でみごと解決してやらねばならないな。事件が片付いた暁にはみやげに海洋都市リンジャハル名物の新鮮なカニをたっぷり持ちかえってやろう!
- マローネ:ご無事に帰ってきてくださることが一番のおみやげですよ。……ねえ〇〇。
- パドレ:マローネ。これを持っていてくれ。……俺の時の指針書だ。この時の指針書があれば俺がリンジャハルでどう過ごしているかわかって安心だろう?
- マローネ:ならば私の時の指針書もお持ちください。〇〇と私がどれほどあなたを待ちわびているかわかるように。
- ファラス:パドレ様には自分がついております。何があろうともお守りしますのでマローネ様もどうかご心配なく!
- パドレ:……では行ってくる。
- マローネ:……ええ。ご無事でお帰りくださることを〇〇と共に待っておりますわ。あなた。
- ファラス:だが……パドレ様はリンジャーラが召喚した魔人との戦いに巻き込まれそれきり……。しかし……ならばどうやってパドレ様は崩壊したリンジャハルから生還なされたのだ? あの蝶を追いかければ真相がわかるはずだ。行ってみよう〇〇殿!
海洋都市リンジャハルで召喚士真ジャーらと我が主パドレ様を見失った後自分は必至にパドレ様の消息を探した。リンジャハル中をすみずみまで探し続けたがパドレ様の姿はどこにも見つからず……それでも自分はあきらめなかった。我が主は誰よりも強く賢き方。もしや近隣の島に逃げのびたのではないかエテーネ王国に戻られたのでは……と信じて。そしてとうとう……時を渡りたどり着いたこの時代で変わり果てたパドレ様と再会したのです。……あの日リンジャハルで何があったのか自分はどうしても知りたい! さあ次の蝶を探しにいきましょう! そうですな……。自分が気になるのは地下倉庫です。行ってみてはいかがでしょうか?
……あそこにいる蝶に触れれば海洋都市リンジャハルでの戦いの後パドレ様に何が起きたのかわかるはず……。〇〇殿! あの蝶に触れてみてくれ。 - 召喚士リンジャーラ:邪法に手を染め……数々の生命を奪い……魔人と成り果ててまで……望んだのは……パドレ……君を超える…こと……。最初から……わかっていたよ。そんなことは絶対に無理なんだ……って。だがそれでも……私……は……
はは……。やっぱり……。君にはかなわないな……。 - パドレ:……俺が勝てたのはほんの紙一重の差さ。お前だけが俺の好敵手だ。もう一度やったら結果は変わっていた。……だろ?
- 召喚士リンジャーラ:……そう…かもね……。次…こそ……負けや……しないよ……パドレ……君と……最後に全力で戦うことができてよかった…………あり…がとう……
- パドレ:……リンジャーラ……もはや……全ての力を使い果たしたか……。ここから……脱出はできそうにないな……。……だがアイツの魂を……救えたのならそれで……満足だ……。……これで…いい。いつ…か……この記憶の結晶が……マローネと……〇〇に届くように……。マローネ……約束…守れず……すまん……。どうか〇〇を……良い…子に……育ててくれ……。……ファラスよ。俺……は……お前の信に足る……主であったか……? 兄…上……エテーネ王国を……どうか良き未来へとお導きください……
- いいや……その願いは かなわない。ドミネウスはお前の妻子を殺し エテーネ王国を恐怖をもって支配するだろう。これはお前の妻マローネの時の指針書……何が書かれているか見えるだろう? エテーネ王国第二王子パドレの妃マローネよ。そなたに与える指針はない。そなたと愛し子〇〇はドミネウスが生みだした異形の魔物に襲撃され息絶えるであろう……とな。
ならば……我がチカラを貸してやる。時見によって自分の目で確かめてみるがいい。お前の兄が差し向けた魔獣が幼き我が子と愛しき妻を殺し……エテーネ王国が暗黒に包まれるさまを。
我が名はキュロノス。正しき時の流れを守るためこの世界に舞い降りしもの。ドミネウスはお前の憎しみから時を歪めエテーネ王国を滅ぼす。エテーネ王国だけではない時の歪みは世界を巡りながら崩壊の連鎖を巻き起こしやがて全ての未来が闇に閉ざされる。お前の時渡りのチカラがあればアストルティアの未来を救えるのだ。……パドレよ我が手を取るがよい。
さあ行こうではないか。即位せしドミネウスが何を為すかその目で確かめるといい。我が望む正しき時の流れにはお前のチカラが必要なのだ…… - パドレ:……〇〇……マローネ……。お前たちだけは幸せになってほしいとそう願っていたのに……。おのれ……ドミネウスよ……。よくも愛しき妻子の命を……!
- ファラス:パドレ様! どうぞお気をたしかに! 時見の箱の言葉はすべてまやかし! あなたのお子〇〇様は命を落としてはおられませぬぞ!!
- この者を解き放たせはせぬぞ……。
- ファラス:……貴様が我が主を!!
- パドレ:このままでは時の流れは正しき未来より外れてしまう。ゆえに我が介入せねばならぬ……。アストルティアを滅びから救うため時の異分子はことごとく処分してくれる!
……ここ…は……? 俺は……今までなんということを……! - ファラス:……よかった我が主よ。正気に戻られたのですね……。
- パドレ:しっかりしろファラス!! 俺は……まさかお前を……!
- ファラス:よろしいのですよ…パドレ様……。……この程度では返しきれぬほどのご恩を俺は……これまで……。最後……あなたの…役…立てて……よかっ……た……。
- まさか我が支配から逃れようとは……。さすがはエテーネ王族の血といったところか。
- パドレ:……おのれキュロノス!! 貴様だけは許さぬぞ!……バカな!
- 〇〇を新たなる傀儡にと考えていたがなかなか手ごわいのでな……。我が目的を話すまでの間はこの代用品で我慢するとしよう……。なあパドレよ?
- パドレ:……〇〇といったか。我が従者ファラスとともに時見の箱の支配から解き放ってくれたこと……感謝する。貴様の行き先はわかっているぞ。キュロノス!
- 賢者ホーロー:無理じゃ! 今のお前さんは立っているのもやっとではないか!
- パドレ:俺…は……なんとしてでも! ……我が妻マローネを時獄の迷宮から助け出さねば……ならんのだ……っ!!
- 賢者ホーロー:……行ってしまったか。あの男……無事に目指す場所へたどり着けるとよいのじゃがな……。
- ラグアス王子:……そうでしたか。ファラスさんは命がけで時見の箱からパドレさんを解き放ったのですね。
- メレアーデ:クオードに続いてファラスまで……。賢者ホーロー様。パドレ叔父様は無事なんですよね。いったいどこへ消えてしまったの!?
- 賢者ホーロー:あやつは時見の箱の新たな傀儡となったマローネというご婦人を追いかけて時獄の迷宮とやらへ時渡りしたようじゃ。……じゃがパドレは見たところずいぶん衰弱しておった。無事にたどり着けたかどうか……。そんな……! マローネ叔母様まであの時見の箱に!? どうしてこんなむごいことに……。
- ラグアス王子:……犠牲は大きかったもののエピスサーテの底なし穴から繭の魔獣は消え滅びの脅威はひとまず遠ざかりました。〇〇さん。ぼくの予知とおりあなたとプクラス知理の石板は現代のアストルティアを救ってくれた。ささやかではありますがどうかこのお礼を受け取ってください。……未来の世界を救うことができなかったのはひとえにぼくの予知が未熟だったせいです。
- 賢者ホーロー:いやいやそんなことはないぞ! あの予知がなければプクランド大陸は増殖する魔獣に滅ぼされていたじゃろう。なあに。敵の親玉の正体もわかったのじゃ! 事態は良き方向へと向かっている。じゃからそう落ち込むでないぞ。
- ラグアス王子:……はい。ありがとうございます。
- 賢者ホーロー:さてと! わしは叡智の冠のみなにことの次第を報告せねばならん。名残惜しいがここらで失礼しよう。メレアーデちゃんはどうするのじゃ?
- メレアーデ:私は……エテーネの村に帰ります。これまでのことやこれからのことをあの場所でしばらく考えてみたいの。〇〇また会いましょう。……約束よ。
- ラグアス王子:……感じる。新たなる未来の姿を……これは……そ……そんなバカなっ!? ……〇〇さんやぼくたちがどうあがこうと……アストルティアは滅びるのか……。
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