【ドラクエ10】クエスト565「調査任務・第774号」(パクレ警部の事件簿)




【ドラクエ10】クエスト565「調査任務・第774号」(パクレ警部の事件簿)

オルフェアの町の 裏通りに置かれた木箱に
パクレ警部と ゆかりのある冒険者に充てた
メッセージが 記されているようだ。

受注場所と条件

受注場所 オルフェアの町 裏通りの木箱
受注条件 ・クエスト564「回収任務・第291号」 のクリア
初回報酬 ・宵闇のジェル:1こ
・経験値:70000 P、特訓スタンプ:140こ
リプレイ報酬 ・まりょくの土:1こ
・経験値:8500 P、特訓スタンプ:17こ

 

クエストの流れ

  1. オルフェアの町の裏通りの「木箱」を調べて、クエストを受ける
    ・占いの館の向かいにある青い木箱
  2. イベント発生
  3. ドルワーム王国の「民家(C-1)」にいる「マクリマ」にバァツェの様子を聞く
  4. ドルワーム水晶宮の2階の「武器庫(D-7)」に行くと、イベント発生
    ・ドルワーム水晶宮1階の南側(訓練場)の階段をのぼる
  5. ゴブル砂漠東のオアシス隊商宿に行き、「宿屋ミルル(E-5)」にバァツェについて聞く
  6. ゴブル砂漠東の「熱砂洞(D-4)」に行き、扉越しに声をかけるとイベント発生
  7. バザックスを何度も倒して、「ケムケム玉」を手に入れる
    ・バザックスはメガルーラストーン→プクランド大陸→「荒野の休息所」が近いです
  8. 武器・防具・道具鍛冶ギルド、旅人バザーで「ようせいのひだね」を手に入れる
  9. ゴブル砂漠東の「熱砂洞(D-4)」に戻り、扉をしらべて発煙筒をつくる
  10. 熱砂洞へ入ると、イベント発生
  11. 変異ケダモンとボス戦
    ・強さを選べます
  12. 勝つとイベント発生
  13. オルフェアの町の裏通りの「木箱」を調べると、クエストクリア

 

 

クエストメモ(ネタバレ)

  • いくつかの木箱に無造作に置かれている。〇〇は木箱を調べてみた。なんと木箱のひとつに小さな文字で文章が記されているのを見つけた!
    〇〇殿へ。
    パクレ警部より貴殿の活躍は聞いている。貴殿ならばこのメッセージを見逃さないはずだ。貴殿の冒険者としてのウデを見込んである事件の調査とその解決を依頼したい。やってもらえるだろうか?
    〇〇は何者かが近づいてくる気配を感じた……。
  • パッキュレ:……はじめまして〇〇さん。私の名はパッキュレ。見てのとおり神父をしております。人目につかぬよう密かに記した私のメッセージをたやすく気づくとは。その観察眼おそろしいものがありますな。それゆえか我が友人であるパクレはあなたのことを危険人物と判断して排除するつもりだと申しておりました。ですが私の考えは異なります。あなたほどのチカラの持ち主ならばぜひとも味方に引き込むべきであると。そこであなたのことを試したく依頼を果たしてもらいたい……というわけです。
  • へルーペ:あれれー? あんたパクレのオヤジじゃないのー? 最近店に来ないと思ったら神父に転職しちゃってたみたいな? ぜんぜん似合ってなくてマジウケるー。
  • パッキュレ:なんですかあなたは。私はパッキュレ神父と申す者。断じてパクレ警部などでは……
  • へルーペ:あはははーっ。なにそのしゃべり? パクレのくせにナマイキだぞー。
  • ボンドル:なになに? この神父さんって本当はパクレ警部なの!? あっもしかして変装しての捜査中? うわあすっごいや!!
  • へルーペ:ええー変装なのー? こんなヘタクソな変装ってアリ?
  • パッキュレ:……ええいっ! 私はパッキュレ神父なのだっ。パクレ警部ではないったらなーいっ!! お前たちなど知らん! とっととここから立ち去れーっ!!
  • へルーペ:きゃーこっわーい。ほらほらぼうや! お姉さんといっしょにこわいオジサンから逃げましょー!!
  • ボンドル:……えっえっ? ちょっと待ってよ。ボクはパクレ警部ともっと……
  • パッキュレ:ふう……。思わぬ邪魔が入ってしまいましたが話の続きとまいりましょうか。ドルワーム王国にて発生しているとある事件の調査と解決……。それがあなたへの依頼の内容です。城下町の民家にマクリマという女性が住んでいるのですがその夫バァツェ氏が突然人が変わったようになったとのこと。何者かがバァツェ氏と入れ替わっているのか はたまた新たな人格が芽生えたものか……。いずれにしてもこのまま放置しておけば彼とその家族だけの問題では収まらず世界をも危険に巻き込む予感がするのです。至急ドルワーム王国へ向かいマクリマさんのもとを訪れてください。この依頼を果たせば我が友人パクレもあなたの処遇を考え直すことでしょう。命が惜しくばがんばりなさい。今後私からの連絡があるときはこの木箱に記すことにします。調査に行きづまったら見るとよいでしょう。では私はこれにて……。
  • ツェデク:この家にはバァツェとマクリマっちゅう夫婦が住んどるんじゃが そりゃもうふたりはラブラブだったらしいんじゃ。ところが最近旦那のバァツェのほうが仕事の帰りが遅かったり休みの日も妻を置いて家を空けることが多いらしい。そんで夫婦の仲が険悪になっとるとか……。いやあくまでウワサじゃがな。
  • マクリマ:ん~何かしら? あなたってば私にご用があるみたい?
    ……えっ。バァツェの様子がおかしくないかって? バァツェは私のダーリンの名前だけど。どうしてそんなことを聞くの? もしかしてダーリンと私のこと町でウワサになっちゃってるのかな……。……あのね。私のダーリンは王立騎士団でラミザ王子をお守りする仕事をしてたんだけど最近配置転換されたらしいの。そのせいなのかな……。急に人が変わったみたいになって私にもすごく冷たいのよ……。ずっとラブラブだったのに! なんで? どうして……!? まさか私以外に女が!? そんなの絶対ゆるせないわっ!! でももしそうだったらって考えるとこわくってとても私からは聞けないわ……。……ねえ。よくわからないけどあなたはダーリンのことを調べに来たのよね? それなら私からお願いがあるの。ダーリンが浮気してないか調べて! 彼はドルワーム水晶宮の2階で武器庫の番をしているはずだからっ。
  • バァツェ:……武器の数に異常なし。品質チェックなんかやってられるか……。よし……。もう仕事は終わりだ。ああ。はやく行かなきゃ。あいつもオレに会いたいはずだ……。……なんだあんたは。ここは立ち入り禁止だぞ。今すぐに出ていってくれ……。はやく砂漠のオアシスに行かなきゃ。あいつにいやしてもらうんだ……。
  • 宿屋ミルル:あなたどうかしたの? さっきから何か探してるみたいだけど。
    バァツェさん……? その人かどうかわからないけど最近王国の騎士さんをよく見かけるわね。でもここに泊まっていったことはないから話をしたことはないのよねえ。そう言えばさっきオアシスで水を汲んだり落ちてるフルーツを拾ったりした後西にある熱砂洞へ向かうのを見たかも。……ところであなた宿は決まってる? よければぜひ泊まっていって!
  • 扉は開かない。内側から何かで押さえられているようだ。扉の中からはかすかにつぶやくような男の声が聞こえてくる……。
    ああ……。なんてかわいらしいんだ。キミといるととてもいやされるよ……。
  • パッキュレ:おやおや……。ここに来て捜査が行きづまった……という感じですかな。……なるほど。たとえあなたでもこれを外から開けることはむずかしいと言わざるを得ませんね。いたしかたありません。ここは特別に私の知恵をお貸ししましょう。外にいる者に開けられない扉……それを開けるにはどうすればよいのか? 答えはひとつしかありません。中にいる者に開けてもらえばよいのです。……ふむ。アレでいきましょう。あなたは次の材料を集めてください。
    まずはここより北デマトード高地などにいるバザックスがよく落としていくというケムケム玉を手に入れるのです。それとようせいのひだねをひとつ。これは武器鍛冶や防具鍛冶ギルドの素材屋で手に入るでしょう。そのふたつの材料があれば煙を大量に発生させる発煙筒を作ることができるのですよ。……もうおわかりですね。大量の煙をこの扉のスキマから送り込み中にいる者をいぶりだすのです。発煙筒の作り方もお教えしておきましょう。材料さえあれば簡単なものです。
    あとはあなたの手でおやりなさい。忘れているかもしれませんがこれはあなたに課した試練なのですから。では私はこれにて……。
  • バァツェ:うわっなんだこの煙は!? まっまさかどこかで火事か!? こりゃ大変だあっ!! キミはここで待ってるんだ。火事なんかオレがすぐに消してやるからな!
    男はやはりバァツェだった! しかし彼は〇〇に気づくことなくオアシスのほうへ走り去っていった。
  • ぴっきゅ? ぴきゅるるるぅ~。
    バァツェがいっしょにいたのはこのケダモンのようだ。しかし明らかにゴブル砂漠東にいる普通のケダモンとは様子が異なっている……。ぴっぴっぴっ……。きゃっきゃっきゃっ…………。ぴギャーーーーーッ! ギャギャギャギャーンッ!!
    ギャッギャッギャー! ギャッ!?
  • パッキュレ神父:おやおや。様子を見にきてみればやっかいなモノがこちらに来ていましたな。そやつにはそんじょそこらの攻撃では致命傷を与えることはできないのですよ。……ふむ。この姿ではすこしばかり恰好がつきませんかな。おどろいたかね? パッキュレ神父は世を忍ぶ仮の姿。その正体はワガハイの変装だったのだよ。キミを試したくてね。このような趣向を用意させてもらった。……お前の出番はもう終わりだ。
  • バァツェ:……ああっケダ子!? こんなにキズだらけになって…………。あんたたちがケダ子をいじめたのか……。ケダ子はかわいそうなヤツなんだぞ。なのになんでこんなことを……。許さないぞあんたたち!!
  • マクリマ:ダーリンこれはどういうこと!? このおぞましい魔物はなんなの? こんな毛玉みたいのがいいって言うの? 私のことはもう愛していないの!? ダーリンのバカ~~~っ!! 
  • バァツェ:わーっ待ってくれ! そんなんじゃないんだ!! オレが愛しているのはお前だけだ! だがこいつはかわいそうなヤツなんだよ。こいつとは砂漠で会った……。他のケダモンにおそわれていたんだ。見た目がこんなだからだろう。きっと仲間はずれにされちまったんだな。ひどいケガをしていたから助けてそれからずっとここで面倒を見てたんだ。お前は毛むくじゃらの魔物がいるとクシャミが止まらないだろう? だからこいつのこと言えなくて……。このところお前のことをないがしろにしてしまったのは悪かった。オレを許してくれないか…………? ダーリンったらやっさしーい! いいの。もうぜーんぶゆるしちゃうっ!! 
  • バァツェ:ありがとうマクリマ……。だがオレは結局こいつを守れなかった……。
  • ぴっぴきゅ!
  • バァツェ:ケダ子……死んじまったとばかり…………。キズがぜんぶ治ってるぞ。どういうことだ……? そうか……。あんたたちはこいつを退治しに来たんじゃなかったのか。
  • ぴきゅーーーーーーっ!!
  • バァツェ:おっ おい……!!
  • パクレ警部:……ここまでだ。追うのはやめておきたまえ。もうアレに関わらぬのが身のためだ。そう……。キミは夢を見ていたのだよ。真に守らなければならぬ者のもとへ戻りたまえ。
  • バァツェ:……ああそのとおりだ。あんたたちにも迷惑をかけてしまったな。帰ろうマクリマ。
  • マクリマ:うん ダーリン!
  • パクレ警部:事件は解決といったところか。ご苦労だったな〇〇君。……ワガハイはもうひと任務あるのでこれで失礼しよう。ああ。キミはこの後オルフェアの裏通りの例の木箱を確認したまえ。ではさらばだ。
  • 貴殿の調査により事件は無事解決。今回の活躍で貴殿には見込みがあると確信した。改めて貴殿に連絡をすることになるだろう。それまでしばし待っていてほしい。報酬はそばの木箱に入れておいた。持っていってくれたまえ。パクレ
    追伸 なおこの文字は貴殿が確認後 消滅するので悪しからず。
    そこまで読み終わると文字はス~ッと消えていってしまった……。
  • どこからともなく不気味な声が聞こえてきた。これ以上パクレに関わるな……。〇〇は辺りを見回したが声の主はみつからなかった……。