偽りのココラタの浜辺の 民家にいる
ファビエルが 何か 頼みごとがあるようだ。
受注場所と条件
受注場所 | 偽りのココラタの浜辺 ファビエル |
受注条件 | ・クエスト635「滅びの予兆」クリア |
初回報酬 | ・身代わりのコイン:3こ ・経験値:75400 P、特訓スタンプ:151こ |
リプレイ報酬 | ・まほうのせいすい:5こ ・経験値:12500 P、特訓スタンプ:25こ |
クエストの流れ
- 偽りのココラタの浜辺にいる「ファビエル(F-2)」からクエストを受ける
・メガルーラストーン「偽りのレンダーシア→偽りのココラタの浜辺」から移動 - 「偽りのメルン水車郷」に行き、「クレル(D-4)」と話す
・メガルーラストーン「偽りのレンダーシア→偽りのメルサンディ村」から竜で移動 - 「偽メルサンディ穀倉帯」にいる「バサラーナ」を倒して、「極上麦」を手に入れる
・バサラーナはE-7付近にいます - 「偽りのメルン水車郷」に戻ると、イベント発生
- 「偽りのセレドの町」に行き、「高台の教会(G-2)」へ行く
・メガルーラストーン「偽りのレンダーシア→偽りのセレドの町」から移動 - 2階の奥の部屋にいる「リゼロッタ(D-4)」と話す
- 「真のセレドの町」の「施療院(C-3)」に行き、2階の「セリク」と話す
- 「偽りのセレドの町」に戻り、「リゼロッタ」と話す
- 「偽アラハギーロ王国」に行き、3階の「玉座の間」に行く
- 「レザール兵士長」と話す
- 「王の部屋(C-5)」の「積まれた本」を調べる
- 「偽りのジャイロ密林」の「大樹の根元(F-1)」に行く
・竜で北西に移動 - 「セラフィ」と話す
- 周囲より一段小高くなってる場所(D-4付近)で、しぐさ「かかげる」をする
- 「偽りのココラタの浜辺」の「ファビエル」の元に戻ると、クエストクリア
Ver5.2追加クエスト等
- Ver5.2「王の戴冠」
- クエスト627「星辰武王の最終試練」(レベル112→114解放)
- クエスト628「まごころ駅弁を君に」 (ご当地便せん)
- クエスト629「バルディスタの為政者」(ご当地便せん)
- クエスト630「想いを針にこめて」」
- クエスト631「甘い言葉をささやいて」」
- クエスト632「強クモ優しクモ」
- クエスト633「カワイ子ちゃんにご注意を」
- クエスト634「思い出を描きに」(イルーシャのスケッチブック解放クエ)
- クエスト635「滅びの予兆」(破界篇・しぐさ「かかげる」)
- クエスト636「世界を肯定するもの」(破界篇)
- クエスト637「破魂の審判」(破界篇・バシっ娘の真と偽のレンダーシア回数制限解放)
クエストメモ(ネタバレ)
- ファビエル:よく来てくださいました。今 あなたに頼みごとをするための準備がととのったところです。ん……イスで寝ている人は誰かって? 彼女のことはのちほど……。眠ってるので今はそっとしておきましょう。さて 依頼に関してですが ある目的のためにどうしても欠かせない道具がありましてね。ところがそれは未完成でして……。私ひとりのチカラでは作れそうにない。そこであなたに協力してもらいたいのです。この依頼 引き受けてくださいますか?
・うける
・やめる
フフ……ありがとうございます。あなたなら引き受けてくださると信じてましたよ。
おや? そこの寝坊助さんがようやく目を覚ましそうですね……。 - さわがしいな……誰か来ているのか?
- ファビエル:ちょうどよかった。あなたに紹介したい人がいるんです。
- 待ってくれ……。起き抜けでアタマがさえないんだ。くそ カラっぽか……。しょうがない もうひと眠りしよう。
- ファビエル:まったくあなたという人は……紹介したい人がいると言ったばかりでしょう! さあ しゃきっとしてください!
ファビエルは 寝ボケまなこの女性に○○のことを紹介した。 - クマリス:あー なんだ……私のことは そうだなぁ……クマリスと呼んでくれ。趣味は食っちゃ寝だ。
- ファビエル:フ……この無気力な女性は今後あなたと行動を共にする……言うなれば相棒。なかよくしてくださいね。
- クマリス:無気力ね……。それよりも相棒とはどういうことだ?
- ファビエル:言ったとおりです。私は このお方に あるお仕事を依頼してましてね。今後ますます忙しくなるでしょうから手伝ってあげてほしいのです。退屈しのぎにうってつけでしょう?
- クマリス:ふん まあ いいだろう。ヒマつぶしくらいにはなりそうだ。よろしくな 相棒とやら。
- ファビエル:では お仕事の話に入りましょう。あなたはこちらの石……無垢なる原石をご存知ですよね? この石……じつは未完成でしてね。完成させるには これを偽りの世界への愛で満たさなければならないのです。偽りの世界への愛……それは言うなれば この世界に生きる者たちの偽りの世界を肯定する心です。
- クマリス:愛だの心だの……正気か? そんな目に見えないものをどうやって。
- ファビエル:フフ……あなたに眠る この世界への愛を意識してみてください。
- ファビエル:感じませんか? 心をゆさぶる さざなみを……それがどこから届くのか。感覚をとぎすませ意識を集中するのです。
- クマリス:………………。み 南……い いや 南東かもしれない。その方角から何かを感じる。おそらくメルン水車郷の辺りか……。
- ファビエル:フム……そこで何かが起こるのでしょう。ふたりで行って確かめてくるのです。
- クマリス:バカな。ただの気の迷いに過ぎない。行っても……ムダ足になるだけだ。
- ファビエル:ムダ足に終わってもいいじゃないですか。どうせヒマつぶしなのでしょう? こちらは冒険者さんに預けておきましょう。
まず 偽りのメルン水車郷へ行ってください。そしてこの偽りの世界をめぐり 無垢なる原石を愛で満たしてください。 - クマリス:うっかりメルン水車郷の辺りに何かを感じるとか言ってしまったが……ペテンにでもかけられたような気分だ。ファビエルに見つめられたときはたしかにそう感じたんだがな。……自分で自分が信じられないよ。まっ お前が行くというなら私もメルン水車郷までついてくさ。
- オーレ:愛が! 愛が 吸い取られるぅ。愛する心がからっぽで もう……誰も……愛せない。
- ミド:しっかりするんだッ! ゲロマブなチャンネーがこっち見てっぞ。
- オーレ:おお いとしい人♥
- クマリス:やかましい!!
- ラスカ:おっ ○○。こんなとこで会うなんて意外だな。ちょうどいいやクレルの話を聞いてやってくれ。な~んかひとりでぐじぐじ悩んでるみたいなんだよ。
- クレル:ザンクローネが残してくれたこの命……。一生をかけてメルサンディ村の人々へのつぐないに使わせていただきます。
え!? 今日はそういう話をしにきたんじゃない ですって? では……いったいどんなご用で……。
○○はクレルに愛を集めるためにここに来たと伝えた。
あ 愛を……集めている……? 集められるものなら私も集めたいです。というのも愛が足りないせいで今行きづまっているところだから……。村のみんなに最高のパンをふるまおうと愛情を込めて何度も焼いたのですが どうしてもうまくいかなくて……。それもこれも私の愛が足りないせいだわ。だから納得のいく味にならないのよ……。 - クマリス:あまり自分を責めるな。料理の出来 不出来は食材の良し悪しに左右されることもある。極上の食材で 極上のパンを焼きあげればお前がパンに込めた愛とやらも しっかり伝わるんじゃないのか?
- クレル:極上のパンなら愛が伝わる……。でも極上の食材なんて……。
そうだわ! メルサンディ穀倉帯の南にいるバサラーナはこの時期 畑から良質な麦だけを盗み取っていると聞いたことがあります! バサラーナが盗み取った良質の麦……極上麦さえあれば私でも極上のパンを焼きあげることができるはず! 私のパンを食べた人はあまりのおいしさに愛情につつまれることでしょう。お願いです! どうか極上麦を持ってきて! - ラスカ:おっ! もう帰ってきたか。思ったより早かったな。
- クレル:あのぉ……頼んでいた極上麦は手に入れてくださいましたか?
○○は極上麦をクレルに渡した。
まあ! ありがとうございます! さっそく粉をひかなくちゃ。なんといっても新鮮さが命ですから!
クレルは 水車小屋に 粉をひきにいった。
そして 戻ってくると ひきたての小麦粉で パン生地を こねはじめた。
クレルは 生地を こね終えると 今度は かまどに火をいれて……ほどなくして パンを焼きあげた。 - ラスカ:おおー いい匂いがしてきたぞぉ。今度こそイケるんじゃないのか!
- クレル:よろしければどうぞ。
- ラスカ:うまい! うまいよ クレル! これまでのも充分うまかったけど今度のパンは極上だよ!!
- クレル:………………。こんな味ではとても村のみんなに食べてもらえない。気に入ってもらえない。
- ラスカ:あーあ ま~た始まったよ……。クレルは気にしすぎだってば。
- うおーい ジャマするぜえ クレルさん。今日のパンはまだ焼きあがんねえのか?
- ふおーん! 焼きあがってるでねえか! 今すぐ分けてくれろ。待ちわびすぎて おなかと背中がくっつきそうだーよ。
- クレル:え!? どういうこと?
- どうもこうも ねえだ。ラスカがお試しだって あんたのパンを村で配ってただよ。
- クレル:ナイショでそんなことを!? どれもこれも失敗作なのに……。
- ラスカ:へへっ。ひとりじゃ食べきれなかったから 村のみんなに分けてあげたんだ。すっごい評判だったよ。
- クマリス:それなら持っていくがいい。たった今 焼きあがったばかりだしな。
- クレル:そんな……。まだまだ村のみなさんにお出しできるほどの味ではないわ!
- クマリス:ウソだな。他者の評価を怖れ 味を追求することに逃げてるだけだろ。……あんたも気づいてるはずだ。
- クレル:でもこの程度じゃダメなんです。私は村のみなさんにひどいことを……。だから とびっきりの味でつぐわなければ!
- 魔女グレイツェルが村にしたことは忘れない。でもそれとこれとは別。だって私はあなたのパンの大ファンなんだもの。
- そうそう! ほかにも待ってる人間がいるんだ。毎日じゃんじゃん焼いてくんな!
- あんたはメルサンディ村の一員だ。足りない物があったら言ってくれ。パンのお礼がしたいんだーよ。
- クレル:あ ありがとうございます! どうぞ お好きなだけ召し上がってください。
- クマリス:よいものだな。たがいが たがいを許し 受け入れる光景というものは……。こういう民草を護りたいと思ったものだ。ん? 私は何を言ってるんだ……。
よもや 愛が集まったというのか!?これがファビエルの言っていたこと……。次は南東……セレドの町だ。あちらの方角から愛のさざなみを感じる。行ってみるとしようか 相棒。 - リゼロッタ:セリクはちゃんと前向きにがんばっているようですわね。もう会えないけれど うれしいですわ。セリクは私やこの町の子供たちが歩んだかもしれない未来そのものですから。……ところで○○さん。なにやらソワソワしてますわね。私に聞きたいことでもあるのかしら?
○○はリゼロッタに愛を集めるためにここに来たと伝えた。
○○さん…………。お疲れなのね……だから愛を集めるとかおかしなことを急に言いだして……。ただちに休息をとったほうがよろしくてよ。えっ? この世界を肯定する気持ちが愛になるですって? ……要はみんなが今の暮らしに感謝するような場面を見たいってことかしら? そういうことでしたら……もしセリクのメッセージが聞けたなら 大きな感謝に心が包まれると思うわ。それは手紙でもいいし伝言でもいい。私たちを思っての言葉ならなんでもいいの。よかったら向こうのセレドの町にいるセリクに頼んでみてくださいな。 - セリク:……身体の石化は治ったけれど 以前と同じようにトゥーラが弾けるほど元通りというわけにはいかないようだね。手を動かす訓練は なかなか苦しいけど リゼロッタからもらったロザリオを見れば 弱音をはく気にはならないよ。向こうで一緒だったキミのカオを見ると なぜだかほっとする……。ただ ほかのみんなと会えないのは残念だけど。
○○はリゼロッタがセリクのメッセージを聞きたがっていると伝えた。
リゼロッタがそんなことを……。手紙くらいお安い御用だよ。でも かなうなら僕のトゥーラを聞かせてあげたいな。言葉よりも多くを伝えられるはずだから。でも そんなことできっこないか……。 - ティード:そんなことないよ セリク。この結晶に音を吹き込むといい。これは音色の結晶といってね……声や演奏を記録するための道具なんだ。これなら遠方の友達にも音声を届けられる。ただし年代物の品だから慎重に扱うんだよ……。
- セリク:父さんがそんな物を持っていたなんて……。今すぐみんなへのメッセージを記録しよう!
セリクは父親から借りた 音色の結晶に 自身の言葉と演奏を記録した。
○○は音色の結晶を手に入れた。
向こうの世界にいる リゼロッタたちに僕のメッセージを届けておくれよ。頼んだからね。キミがどういう手段を使って向こう側とこちら側を行き来してるのかわからないけれど たぶん僕にはできないんだろうね……。 - リゼロッタ:あら ○○さん。もしかして向こうのセレドの町のセリクと会ってきてくださいましたの? 手紙を預かったの? それとも伝言? どちらにしても楽しみですわ。
○○は 音色の結晶をリゼロッタに渡した。
えっ これでセリクの声が聞けますの? その上 演奏まで聴けるなんて……すごい! ありがとう ○○さん! せっかくですから みんなに声をかけてティールームで聞くとしましょう……。 - リゼロッタ:みんな よく集まってくれたわね。聞いてのとおり 私たちの名誉子供があちら側に戻ったセリクの声をがんばって届けてくれたわ。
- やるじゃん 名誉子供!
- すごいや! セリクとお話できるの?
- リゼロッタ:残念だけれど お話まではムリね。でも これに記録されたセリクの伝言をみんなで聞くことができるのよ。それじゃ始めるわ。終わるまで静かにすること。いいわね?
- セリク:……ひさしぶりだね みんな。あれから無事 石化の病を治せたんだけど手足が思うように動かなくてね……。それでもどうにかトゥーラを弾けるようになったんだ。聞き苦しいかもしれないけど ぜひみんなに聞いてほしい。これが今の僕だから。じゃ弾くよ……。
くやしいけど これが精一杯なんだ。でもいつか必ず みんなに聞かせたあの音を出せるようになってみせるから。その時がきたらまた演奏を届けるよ。名残惜しいけどこのへんにしておこう。元気でね みんな。それじゃあ また……。 - フィーロ:ねえ リズ。もう1回聞こうよ。
- リゼロッタ:いいわね。私も聞きたいし……。あれ? おかしいわね 音が出ないわ。
- え~ 壊れちゃったの!!
- やだやだ! もう1回聞きたいよ!
- フィーロ:みんな。壊れてしまったのは残念だけど セリクはこうも言っていたよ。上達したらまた演奏を届けてくれるって。
- リゼロッタ:そうね。私たちにできるのは時がくるまで助けあいながらここで待っていること……。いいわね みんな?
- はーい!!
- クマリス:……わかっているのか? いたずらに生者の世界と交流しようとすれば絶望が増すだけだと。イヤでも己の死を意識させられる。
- リゼロッタ:短い間だけど ここで共に過ごした仲間が向こうで元気にやっていると知れたのよ? きっと私たちの支えになるわ。
- クマリス:私なら……嫉妬で狂いそうになる。
- リゼロッタ:セリクはね……最初向こうに戻るのを拒否していたのよ。元のようにトゥーラを弾けるようになれるかわからないから。でも彼は戻ったわ。困難に立ちむかい 夢をつかもうとするセリクが……大人になれない私たちに希望を与えてくれるのよ。
- クマリス:気高いな 貴公は。
- リゼロッタ:だって私はセレドの女王だもの。
- クマリス:ここでも愛が集まったか……。子供たちは偽りなく ここでの暮らしを肯定しているようだな。
ン? 今度はアラハギーロ王国の方から愛のさざなみを感じるぞ……。相棒。この辺でおいとまするとしよう。ではな 気高き女王よ。 - レザール兵士長:セラフィに会いにきたのかな? あいにく城を留守にしててな。我々も居場所を把握していないのだ。出かける直前まで王の部屋のイスに寝転がって本を読みふけっていたようだが……。ん? 王の部屋はどこかだと? この玉座の間の西側の部屋がそうだ。
- 読みかけと思われる本が 積まれている。
○○は 一番 上に積まれた本 『砂漠の秘宝 シャイニーメロン』 という本に めを通した。
シャイニーメロン……それは 豊富な栄養素と 美味なる果汁を合わせ持つ 砂漠の秘宝と呼ぶに ふさわしい 奇跡の果実である。
言い伝えによると シャイニーメロンは いにしえの時代に起こった 灼熱の災厄により 絶滅してしまったと されているが……
じつは ジャイラ密林の 大樹の根元で ひっそりと 群生しているのである。 - セラフィ:こんな所で○○さんと会うなんて思いもしなかったよ。いったい どうしたの? ひょっとして○○さんもシャイニーメロンを探しにきたとか? えっ! 探していたのは私? 私に何か用事でもあるの?
○○はセラフィに 愛を集めるためにここに来たと伝えた。
う~ん 愛……愛かぁ…………。心当たりがないなぁ。私の探し物も愛じゃなくてシャイニーメロンだしなぁ……。そのメロンなんだけどね いくら探しても見つからないんだよ。文献には大樹の根元に群生してるって書いてあったのに。中央の小高くなってるところなんか いかにもメロンが群生してそうって思ったんだけど な~んにもないんだぁ。地面の下に埋まってるとか? まさか! シャイニーメロンってじつは透明で目に映らない果物だったり……う~ん。 - クマリス:なあ 相棒よ。お前なら無垢なる原石で目に映らない物を……隠された物を暴きだすことができるんじゃないのか?
- クマリス:相棒……これを見ろ。『大魔王印のシャイニーメロン』とあるぞ。わざわざ隠していたのは作りかけだからか……?
- セラフィ:今のなに~? ぴかーって光ってなかった? わぁ これ これー。私が探してたシャイニーメロン! ……変だよねぇ。さっき探したときはなーんにもなかったのに……。ま いっか。さっそく お城に持ち帰って みんなで味見しなきゃ。あれれ!? あれあれ……どうしてかな?
- クマリス:かつての大魔王が作りかけのまま放置したものを無理に暴きだしただけだ。言うなれば幻のようなモノだな。
- セラフィ:そんなぁ……。ねえ なんとかならない?
- クマリス:あきらめろ。うまいモノなら ほかに いくらでもあるだろう。
- セラフィ:ありふれた おいしさじゃ ダメだよ。誰も味わったことのない びっくりするような おいしさじゃないと!
- クマリス:うまかろうが まずかろうが この世界にあるものはみんな偽物だ。
- セラフィ:偽物とか本物とか そんなの関係ないと思う。おいしいものを食べたら誰だって笑顔になるよ。私はアラハギーロのリーダーだからみんなを笑顔にするの! みんなの笑顔が見たいのーっ!! えへへ 見て見て~! シャイニーメロン 採れちゃったよ!
- クマリス:そんなバカな……まやかしだ。
- セラフィ:ほら 本物だよ。ちゃんと触れるよ。
こっちのアラハギーロを守るって カレヴァンさんに約束したんだ。でも守るってどういうことなんだろうってずっと悩んでた……。それでね 私が出した答えがコレ! アラハギーロを盛りあげるための特産品。これでみんなが笑顔になれるはずだよ! アラハギーロを守るっていうのはきっと……みんなの笑顔を守ることなんだ。 - クマリス:なかなかどうして……貴公は指導者の器だな。
ファビエル:ふたりとも よく やりましたね。無垢なる原石は 愛で 満たされたようです。
ココラタの浜辺に お戻りください。今こそ 破魂の審判について 話しましょう。 - セラフィ:……えっ ふたりともどうしたの? ぼけーっとしちゃって……。
- クマリス:今のが聞こえなかったのか? ……いや いい。ココラタに戻るぞ 相棒。
- セラフィ:私も帰るよ。はやくみんなにメロンを見せなきゃ。
- ファビエル:ああ お帰りなさい。さっそくですが無垢なる原石をこちらに。
○○はファビエルに無垢なる原石を渡した。
これだけの愛が込められていれば ヒズミを中和する 護りの手のチカラを発現させられるでしょう。 - クマリス:ヒズミ? 護りの手? 何を言っているんだ……。
- ファビエル:……もろもろの疑問に答えるため いよいよ かの破魂の審判について ご説明いたしましょう。破魂の審判とは……言うなれば この偽りの世界の存亡をかけた戦いの儀式です。
世界を護る意志を持つ者……護りの手。滅ぼさんとする意志を持つ者……滅びの手。ふたてに別れ 相争います。滅びの手は破壊神を召喚するために世界にヒズミを散りばめ 対する護りの手はヒズミを消していく。闘争の末 破壊神が召喚されれば世界は滅び 召喚を食い止められれば この世界は護られ滅びをまぬがれるでしょう。 - クマリス:滅ぶだと? そんな危険な儀式をする理由がどこにあるというんだ。今すぐ中止しろ!
- ファビエル:ご存知でしょうが この偽りの世界は創造主も消え 未完成の場所も多い……。存在そのものがきわめて不安定なのです。このまま放置すれば隣接する他の世界にも様々な悪影響をおよぼしかねない……。だからこそ審判を経て 偽りの世界を残すべきか否か 決めなければならないのです。
- クマリス:……理不尽きわまりないな。聞きたくなかったよ そんな話。
- ファビエル:滅びの手が散りばめるヒズミは 世界のほころびを加速させるばかりか それ自体が破壊神を召喚する引き金となる。対する護りの手はこの護り手の秘石を使い ヒズミを消していく……。おふたりの協力でいよいよ準備がととのいました。護りの手の選定者たる私は こたびの破魂の審判の護りの手として あなたを選びます。またそのパートナーたる護りの盾はクマリスさん あなたにお願いしたい。
- クマリス:私を巻き込まないでくれ。面倒はごめんだ。
- ファビエル:拒否もひとつの選択でしょう。その場合 護りの手がたったひとりで滅びの手とそのパートナーである滅びの剣に挑まなくてはなりません……。
- クマリス:フン。人の罪悪感につけこむか……。ずいぶんな態度じゃないか。だが私とて見知った人間が滅びに巻き込まれるサマなど想像したくもない。いいだろう……護りの盾 引き受けてやる。
- ファビエル:さて……前にあなたが会ったメドナムですが 彼は滅びの手の選定者。言動からして選定は終わっているはず。破魂の審判の開幕は間近です。偽りの世界の行く末はあなたがたの双肩にかかっている。言わばこの世界に生きる者すべての代表なのです。健闘を期待します。そうそう。こちらは今回のお礼です。どうぞ お受け取りを……。
新たなヒズミの発生が破魂の審判 開幕の合図です。時が来たら お知らせしましょう。
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