ヴェリナード城で 王立魔法戦士団
副団長ユナティが 待っているようだ。
魔法戦士となり 新たな任務を 受けにいこう。
受注場所と条件
受注場所 | ヴェリナード城 ユナティ |
受注条件 | ・魔法戦士レベル50以上 ・クエスト149「剣をかかげて」をクリアしている |
初回報酬 | ・魔法戦士の証 :1こ ・経験値の古文書・魔戦:6こ ・経験値:7900 P、特訓スタンプ:16こ |
リプレイ報酬 | ・ウルベア金貨 :1こ ・経験値:3950 P、特訓スタンプ:8こ |
クエストの流れ
- 「ヴェリナード城」の2階の「ユナティ(G-4)」から、クエストを受ける
- 「ドルワーム王国」の「空き家(A-6)」に行くと、イベント発生
- 「ゴブル砂漠西」にある「砂岩の洞くつ(C-1)」に行く
- 最深部の「砂だまりの間(E-1)」に行くと、イベント発生
- 「最強商品」とボス戦
- 勝つと、イベント発生
- 「ヴェリナード城」に戻り、「ユナティ(G-4)」に報告すると、クエストクリア
クエストメモ(ネタバレ)
- ユナティ:よくぞ来た ○○。事態はいよいよ大詰めを迎えている。じつは先ほど国外で捜索に当たっている魔法戦士団の者からノーランが潜伏していると思われる場所の報告があった。潜入任務となるため私とアーベルク団長に貴公を加えた3名の精鋭で行く。前回のような失敗はもう許されないからな。場所はドルワーム王国。その空き家にザルギスとノーランが隠れているらしいのだ。行ってくれるか?
・うける
・やめる
○○は我ら魔法戦士団の中でもいまや筆頭とも言える実力の持ち主となった。貴公が来てくれれば心強い。ではすぐにドルワーム王国へ行き 城下町の南西にある空き家に向かってくれ。 - アーベルク:突入は待ちたまえ ○○。なにやら仲が騒がしいようだ。様子をみてくれ ユナティ。
- ノーラン:理由を答えろと言っているんだ! なぜ魔法戦士団をキズつけた!! ウソの取り引き情報で魔法戦士団を引きつけている間にあんたがドルワーム王国でさわぎを起こす……。そうやっての魔法戦士団の信用を落とすのが目的だったはずだろう! なのに彼らを攻撃するとはどういうつもりだ!
- ザルギス:キッヒッヒ。わしの商売をジャマするヤツは許さねえってそんだけのことよ。
- ノーラン:そういうことか……。つまりあんたの妻が魔法戦士で任務で死んだっていうのもウソなんだな?
- ザルギス:魔法戦士ってのは殉職が多いからな。そうやって同情させりゃあんたが乗ってくるって思っただけのことよ。わしゃあ 花の独身貴族だ。キヒヒヒ。嫁なんかいたらこの仕事はできん。……あんたはもう用済みだ。ちょうど迎えが来てるぜえ?
待ってたぜ 魔法戦士団! 裏切り者のノーランはここにいらぁ。タダでいいから持ってけドロボー! - アーベルク:ノーランだけではない。貴様も連れていくぞ 魔物商人ザルギス。
- ザルギス:おーっとっと。そいつは困る。仕事が立て込んでるからなあ。キヒヒヒヒ……あばよ!
- アーベルク:おのれ! 逃げるか!?
- ユナティ:衛士ノーラン! 貴公を国家反逆の罪で捕縛する!
- アーベルク:ノーラン。ザルギスのことを教えよ。あやつはどこへ逃げた? 居所がわかるか?
- ノーラン:……ゴブル砂漠西。砂岩の洞くつの奥に魔物を集めて取り引きの準備をしていました。おそらくそこへ逃げこんだのでしょう。
- アーベルク:貴公の言うことをうのみにはできんが……。今はその真偽を確かめている時間はないな。
- ユナティ:このまま向かいましょう。衛士ノーランは私が監視します。
○○ 追跡任務である。目標はゴブル砂漠西。砂岩の洞くつの奥だ。今度こそザルギスを捕らえるのだ! - ユナティ:○○ 遅いぞ。魔物商人ザルギスを追いつめたところだ。
- アーベルク:魔物商人ザルギス! 今度こそ逃がさぬ。我が王国をゆるがさんとした悪事の数々断じて許しがたい!!
- ザルギス:ちっ……。こりゃあ まずいな。商品の在庫が心もとねえんだよなあ。だがここであんたらだけでも消しておかないと あとあと面倒なことになっちまいそうだな。しかたねえ大盤振るまいといくか。赤字覚悟でプレミア付き逸品! 最強の商品を見せてやらあ!!
- アーベルク:むう! こんな大物を隠していたか……。
- ユナティ:○○。いつもの作戦だ。貴公が大物の相手をしている間に雑魚はこちらで全滅させる。いいな?
- ザルギス:キヒヒ……。作戦など無意味よ。最強の名に恥じぬパワーを味わうがいい!
- 最強商品:ギャォォォォン!!
- ザルギス:キヒヒ……。最強商品がやられるとはな。だが まだ終わりじゃねえからよ……。
- ユナティ:まだ魔物を隠しているのか?
- ザルギス:ノーラン……てめえ……。
- ノーラン:こいつを捕らえて自首するつもりでした。私が魔法戦士団をおとしいれたことはまぎれもない事実です。しかし……魔法戦士団の壊滅を望んだのではありません。ただ魔法戦士団が信用を失い解散になればいいと思っただけなんです……。
- ユナティ:どうして!? ノーラン兄ちゃん! どうしてそんなことを!?
- ノーラン:ユナティ……。
- アーベルク:ノーランよ。お前が魔法戦士を忌避していたことはわかっている。だが魔法戦士団の解散を願うまでに至った理由はそれだけではあるまい。語るがよい。長話になっても構わんぞ。
- ノーラン:………………。私が生まれた町はウェナ諸島の西のはずれに浮かぶ小さな島の小さな町でした。ヴェリナード王国のような豊かな所ではありませんでしたが一年中違う花が咲き誇る美しい町でした。私の父は誇り高き魔法戦士で……父親同士が親友だったユナティとは幼い頃からずっと一緒にいました。そしてやはり魔法戦士だったユナティの父が任務の最中に遠征地で命を落としたのはユナティがまだ4才のとき……。父は親友の娘であるユナティを引き取り 私とユナティは本当の兄妹になりました。子供のころ魔法戦士として遠い国で活躍する父の話を聞くのが何よりも好きでした。私にとって父はまさに英雄だった……。そんなある日…………。あの忌まわしい事件がおきたのです。魔物の大群が町中に現れ 私とユナティは何もできず家のすみで母に抱かれていました。父は任務で遠征していて私たちはただふるえながら父の助けを待つよりありませんでした。そのとき私は心の中で何度も思いました。父は必ず来てくれる。母と私とユナティを助けるために……と。しかし……父は…………。魔法戦士の誇りである任務の完了を優先しそのまま遠征地で散りました。私とユナティは衛士に救われましたが母は魔物に殺され……町も無残に消え去りました。だから私は魔法戦士にはなれなかった! 家族より 故郷より 任務を優先させる魔法戦士になどなりたくなかった!
- ユナティ:ノーラン兄ちゃん! それはちがうわ!
- アーベルク:お前のその想いは当然わかっていた。だが衛士となったお前はその呪縛から解き放たれてたいはずではないか。それがなぜ今になって魔法戦士団の解散などを目論んだのだ。
- ノーラン:それは…………。……怖くなったのです。再び愛すべき家族を失ってしまうのではないかと……。魔法戦士は危険すぎる。このままではユナティまでも失ってしまう。死んでいった父と同じように……。だから私は思ったんです。魔法戦士団などなくなってしまえばいいと。そうすればユナティも死なずに済む……。
- ユナティ:ちがう……。ちがうよ ノーラン兄ちゃん。魔法戦士が遠くの地で戦うのはこのウェナ諸島を守りたいっていう強い想いがあるからなのよ。その想いのためなら私は死ぬことなんて怖くないの……。
- ノーラン:母さんは最期にオレに言った。お父さんはきっと今頃遠くの場所で誰かを助けるために戦っている。そんな勇ましく優しい父親を持ててお前は幸せだと……。……だがその言葉はオレの心を楽にしてはくれなかった。……オレは今もわからない! 父さんも母さんも本当に幸せだったのか! オレなら……オレなら生きて愛する人を守りたい。そのためならどんな卑怯なことでもしてみせる……。
- アーベルク:衛士ノーラン。吾輩は多くは語れぬがあの任務はウェナ諸島を守るため決して失敗の許されぬ任務だったのだ。だがな……。そのような任務の中でも貴公の父上は家族を忘れたりしなかったぞ。……貴公の父上は最期に部下であった吾輩にこの証を託したのだ。貴公が一人前の魔法戦士になったとき渡してほしいと頼まれていた。今渡すべきではないかもしれぬが……。
- ノーラン:魔法戦士の証……。
- ユナティ:お父さんたちは私とノーラン兄ちゃんが立派な魔法戦士になると思っていたのよ。だから危険な任務に命をかけることも恐れなかった。私たちがお父さんの願いを受け継いでくれると信じていたから……。
- ノーラン:ううっ……うっ……。
- アーベルク:……○○。今回の任務は終わった。衛士ノーランと魔物商人ザルギスは我々がヴェリナード城へ連行する。貴公も魔法戦士団サロンへ来てくれ。任務ご苦労であった!
- ユナティ:○○。今回の任務 本当にご苦労であったな。魔物商人ザルギスはすでに断罪され極刑が決まっている。衛士ノーランへの処罰は女王ディオーレ様が下すことになっている。貴公にも列席を願おう。
- ヴェリナード城 女王の間で
女王ディオーレによって
衛士ノーランの裁きが 開始された……。 - 女王ディオーレ:……話はわかった。衛士ノーランは我が魔法戦士団を危機におとしいれたということだな。その罪まことに許しがたいがノーランは魔物商人ザルギスの巧言により利用されたことも事実である。ならば情状酌量の余地はある。いたずらに優秀な衛士を失うことはわらわの本意ではない。魔法戦士団 副団長ユナティよ。
- ユナティ:はっ!
- 女王ディオーレ:ノーランとは兄妹として育ったと聞く。この裁き。お前にゆだねよう。
- ユナティ:……かしこまりました。
衛士ノーラン! 貴公は魔物商人ザルギスと結託し魔法戦士団を壊滅の危機に追い込んだ! しかし! 魔物商人ザルギスによる巧言。また不幸な過去により父母を亡くしたという生い立ちには情状酌量の余地がある。なにより衛士として残した功績の大きさ。優秀な衛士を失うことを避けたいという女王のお言葉はまことに正しきご判断である。……しかし! 一時とはいえ国家を危機におとしいれ魔法戦士団をキズつけるに至ったその行い断じて許しがたし! よって衛士ノーランを重罪人と裁定し永久に罪を償わせるべく国外追放に処す! 生涯このウェナ諸島に足を踏み入れることは許さぬ!! - 女王ディオーレ:……それでよいのか ユナティ。
- ユナティ:はい。魔法戦士の誇りにかけて。
- 女王ディオーレ:衛士ノーランの処遇は決まった。これはわらわの裁定として受け取るがいい。心せよ 皆の者。魔法戦士団は我が左手であり 衛士団は我が右手であることを。今後このようなことは起こらぬとわらわは信じている。以上だ。
- ザイナー衛士団長:魔法戦士の誇り見せてもらった。
- アーベルク:フッ……。吾輩から言うことはない。
- ユナティ:○○。貴公の活躍で大きな事件を解決することができた。貴公は優れた魔法戦士となった。私が教えた者たちの中でもっとも優秀と言えるだろう。ゆえに私はヴェリナード王立魔法戦士団 副団長の権限により貴公にこれを授けたい。真に優れた魔法戦士のみ与えることを許された魔法戦士の証だ。さあ受け取ってくれ。
アーベルク団長と話したことを伝えよう。貴公は本日をもって魔法戦士団の団員としての任を解かれることになった。貴公は魔法戦士というひとつの組織に収まる器ではない。その目はもっと遠くを見ているのだろう? 今後貴公は自身の判断で行動し世界を守るためにはたらいてほしい。期待しているぞ 魔法戦士○○!
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